二次創作
デュエル・マスターズWIN IF ウィンとイッサの闇
あるボロボロの廃墟の中で、ある異質な二人組が、ある物騒な会話をしていた。
「アハハ……、全部壊しちゃったね」
ウィンは歪んだ笑みを浮かべる。
「そうだな……、清々する」
イッサはスッキリしたというようなさっぱりとした表情で言った。
まだ人としての姿に戻っていないウィンと、ほとんどニンゲンに戻りかけているイッサが、お互いに言葉をかわす。
「皆、いなくなったな。ザマァ見ろだ」
ウィンはほくそ笑む。
「そうだな……ところで、いつまでそっちの姿でいるんだ? もう、人間たちを、怯えさせる必要はないだろう?」
ウィンは、荘厳とした、闇の王としての姿で壁にもたれかかっている。。
「いいじゃんか、この姿のほうが気に入ってるんだ。クリーチャーみたいだろ?」
「はっ! さっきまで自我を失って暴走していたのに、何を今更。それを言ったら、さっきのほうがよっぽどクリーチャーらしかったんじゃないか? お前の暴走している姿、結構かっこよかったぞ?」
「お前が言えたことか、暴走し始めた俺に、自分から飲み込まれにいったくせに」
そんな他愛もない会話をしている二人の様子は、皮肉と、達成感に満ち溢れていた。
「暇だな、昔の思い絵話でもするか?」
「そうだな、どうせ、命尽きるまで暇なんだ」
「アハハ……、全部壊しちゃったね」
ウィンは歪んだ笑みを浮かべる。
「そうだな……、清々する」
イッサはスッキリしたというようなさっぱりとした表情で言った。
まだ人としての姿に戻っていないウィンと、ほとんどニンゲンに戻りかけているイッサが、お互いに言葉をかわす。
「皆、いなくなったな。ザマァ見ろだ」
ウィンはほくそ笑む。
「そうだな……ところで、いつまでそっちの姿でいるんだ? もう、人間たちを、怯えさせる必要はないだろう?」
ウィンは、荘厳とした、闇の王としての姿で壁にもたれかかっている。。
「いいじゃんか、この姿のほうが気に入ってるんだ。クリーチャーみたいだろ?」
「はっ! さっきまで自我を失って暴走していたのに、何を今更。それを言ったら、さっきのほうがよっぽどクリーチャーらしかったんじゃないか? お前の暴走している姿、結構かっこよかったぞ?」
「お前が言えたことか、暴走し始めた俺に、自分から飲み込まれにいったくせに」
そんな他愛もない会話をしている二人の様子は、皮肉と、達成感に満ち溢れていた。
「暇だな、昔の思い絵話でもするか?」
「そうだな、どうせ、命尽きるまで暇なんだ」