Fukazawa main
新学期。ある日その時は訪れた。彼女を見た瞬間一目惚れだった。
彼女と喋りたい。一緒にいたい。そう思うようになるまでそんなに時間はかからなかった。
そしてクラス発表。俺はニ年七組だ。彼女は何組だろうか。てか名前はなんなのだろうか。

「おはよ〜ございまぁす〜！」ふ
俺は教室に入る。

「深澤くんおはよぉー♡」
「今日もかっこいいねー♡」
「結婚してくださぁい♡」
「四葉ちゃんは無理だよー！」
「愛華ちゃんひどぉい(泣)」
俺は[大文字][太字]モテる[/太字][/大文字]！自分で言うのもアレだけどとにかくモテる。
と、クラスの隅の席で本を読んでいる彼女が目に入った。

「ねぇねぇ」ふ
「、、はい？」
喋りかけてくんなって顔してるwかぁいい。
「名前なんていうの？俺、f((」ふ
「深澤辰哉でしょ。知ってる。とにかくモテたい人でしょ？私、[漢字]堕愛[/漢字][ふりがな]おちあい[/ふりがな][漢字]●●[/漢字][ふりがな]○○[/ふりがな]。」
「●●ちゃんね。よろしく。」ふ
「 (꒪⌓꒪;)引」
え？なんか引かれてね？まいっか！

「深澤くん？」美麗
「美麗、、？」ふ
「忠告しにきた。●●のこと。」美麗
「●●ちゃんのこと、、忠告、、？どういうこと？」ふ
「あの子喋りかけない方がいいよ。」美麗
「なんで？それ、美麗の偏見でしょ」ふ
「ちがう！これは●●のためであって！」美麗
「美麗、、？どういうこと、？」ふ
「●●は、、●●は一週間経ったらみんなのこと忘れるの！」美麗
「は？どういうこと？」ふ
「だ、か、ら、、！！」美麗
「、、美麗もういいよ。ありがとね。」
「●●、、」美麗
「だから、自分が傷つきたくないんだったら近寄ってこないで。」美麗
「、、」ふ

家に帰ってから調べた。記憶がなくなる病気「健忘症」だって。
こんな展開アニメで見たことある。主人公がその子の記憶を取り戻していく物語。よっしゃ！！俺が●●ちゃんの記憶を取り戻すぞーー！！