after heaven
「それでは、第154回市立アルテミア学園入学式を開式する!」
学園長の声が体育館に、学園中に響く。入学式が始まった。
「まぁ初等部からの進級で『久しぶり』の人も居るかもしれないけど、改めて言います。初めまして!アルテミア学園学園長です!本日はお日柄も良く、最高の入学式日和ですね!」
「主ー、学園長の話つまんな〜い。」
テンは早速だらけ始めている。
「学園長の話くらいちゃんと聞けよ……」
「それでは、1年ブレイズハート寮代表、レイラン・ミカゲ!スピーチをお願いします。」
ザワ……ザワザワ……
辺りが突然騒がしくなる。
「レイラン……って、あのゲッコウ様のご子息か!?」
耳を澄ましてみたが、どうやらアイツは有名な政治家の息子らしい。
「静粛に!!」
それを見かねた教頭が厳格な声で指示した。
「教頭先生、ありがとうございます。そして、皆さんおはようございます。ブレイズハート寮中等部1年代表、寮内治安維持会【獅子の爪】幹部、特待生候補のレイラン・ミカゲです。校則をしっかり守り、充実した学園生活にしましょう!」
パチパチパチパチ……
会場に拍手が響いた。
「では続いて、ルクスノート寮1年代表、鷹津 澪!スピーチをお願いします。」
鷹津 澪。この辺りではあまり聞かない名前の雰囲気だ。極東の国から来たのだろうか。
「……こんにちは、ルクスノート寮中等部1年代表、寮内治安維持会【鯱の牙】幹部の鷹津 澪です。優秀な仲間達と知識を身に付け、有意義な学園生活にしましょう。」
パチパチ……
拍手は先程より少ない。
恐怖すらも覚えるその冷静な瞳は、どこか寂しさを感じさせるようだった。
「うわ、今日も怖いな……まさに【氷の化身】だ。」
【氷の化身】とは恐らく彼女のあだ名だろう。にしてもこんな名前をつけるなんて、酷いやつがいるもんだ。
「では次、ソレイユリンク寮1年代表、ミレイ・カナリア。スピーチをどうぞ。」
「はいっ!!」
大きな声で壇上に上がったのは、意外にも可愛らしい少女だった。
「こんにちはー!!ソレイユリンク寮中等部1年代表、寮内治安維持会【気侭な猫の尾】幹部のミレイ・カナリアでーすっ!沢山の人と話して友達を作って、とっても楽しい学園にしましょう!」
パチパチパチパチパチパチ!
拍手はさっき迄の誰よりも大きかった。
「えーっと……グリードファング寮1年代表、リュシフ・ヴァイル。スピーチをどうぞ。」
「……久しぶりですね、皆様。グリードファング寮中等部1年代表、寮内治安維持会【巻き付く蛇の牙】幹部のリュシフ・ヴァイルです。
……充実した学園生活にしましょう。」
パチパチ……
「はぁ、【蛇の女王】おっかねー。」
疎らな拍手とそんな陰口が聞こえた。
「はい、皆さんスピーチありがとうございました。」
「はぁ……1年代表の皆、話長かったね!」
「テンお前……聞こえてるかもしれないだろ。」
すると、舞台の近くから声が、よく聞くと、それは鷹津 澪率いるソレイユリンク寮とミレイ・カナリア率いるルクスノート寮の寮生同士の話し声だった。
「ソレイユリンクの皆さん、いい加減にしてください。貴方ところのミレイさんの即興ライブで我が寮にも騒音苦情が……」
「えぇーっ!?いいじゃん!即興ライブ!代表、メッチャ歌上手いのに!!」
すると、お互いの肩に手が置かれた。それはお互いの寮の代表の手だった。
「これ以上はやめなさい。我がルクスノート寮の恥です。」
「ちょっとちょっとー!そんなにイライラしないでよ!ほら、これからは私のライブ、音控えめでやるから!!」
「代表も苦労してるんだな……」
と俺は小さな声で呟いた。
〜数分後〜
「では、これから新入寮生の寮分け式を開始する!通学生とは速やかに帰宅するように!」
「はぁ……やっと帰れるね主!」
「あぁ……そうだな……疲れた……」
と会場から出ようとした時、教師に声をかけられた。
「あらー、新入監督生さん!監督生説明会があるからまだ帰っちゃダメって聞かなかったの?」
「「えっ?」」
「貴方達って、天界との二時戦争を食い止めたって子達よね?こっちに来て。」
と女性教師に強引に連れていかれたのであった。
学園長の声が体育館に、学園中に響く。入学式が始まった。
「まぁ初等部からの進級で『久しぶり』の人も居るかもしれないけど、改めて言います。初めまして!アルテミア学園学園長です!本日はお日柄も良く、最高の入学式日和ですね!」
「主ー、学園長の話つまんな〜い。」
テンは早速だらけ始めている。
「学園長の話くらいちゃんと聞けよ……」
「それでは、1年ブレイズハート寮代表、レイラン・ミカゲ!スピーチをお願いします。」
ザワ……ザワザワ……
辺りが突然騒がしくなる。
「レイラン……って、あのゲッコウ様のご子息か!?」
耳を澄ましてみたが、どうやらアイツは有名な政治家の息子らしい。
「静粛に!!」
それを見かねた教頭が厳格な声で指示した。
「教頭先生、ありがとうございます。そして、皆さんおはようございます。ブレイズハート寮中等部1年代表、寮内治安維持会【獅子の爪】幹部、特待生候補のレイラン・ミカゲです。校則をしっかり守り、充実した学園生活にしましょう!」
パチパチパチパチ……
会場に拍手が響いた。
「では続いて、ルクスノート寮1年代表、鷹津 澪!スピーチをお願いします。」
鷹津 澪。この辺りではあまり聞かない名前の雰囲気だ。極東の国から来たのだろうか。
「……こんにちは、ルクスノート寮中等部1年代表、寮内治安維持会【鯱の牙】幹部の鷹津 澪です。優秀な仲間達と知識を身に付け、有意義な学園生活にしましょう。」
パチパチ……
拍手は先程より少ない。
恐怖すらも覚えるその冷静な瞳は、どこか寂しさを感じさせるようだった。
「うわ、今日も怖いな……まさに【氷の化身】だ。」
【氷の化身】とは恐らく彼女のあだ名だろう。にしてもこんな名前をつけるなんて、酷いやつがいるもんだ。
「では次、ソレイユリンク寮1年代表、ミレイ・カナリア。スピーチをどうぞ。」
「はいっ!!」
大きな声で壇上に上がったのは、意外にも可愛らしい少女だった。
「こんにちはー!!ソレイユリンク寮中等部1年代表、寮内治安維持会【気侭な猫の尾】幹部のミレイ・カナリアでーすっ!沢山の人と話して友達を作って、とっても楽しい学園にしましょう!」
パチパチパチパチパチパチ!
拍手はさっき迄の誰よりも大きかった。
「えーっと……グリードファング寮1年代表、リュシフ・ヴァイル。スピーチをどうぞ。」
「……久しぶりですね、皆様。グリードファング寮中等部1年代表、寮内治安維持会【巻き付く蛇の牙】幹部のリュシフ・ヴァイルです。
……充実した学園生活にしましょう。」
パチパチ……
「はぁ、【蛇の女王】おっかねー。」
疎らな拍手とそんな陰口が聞こえた。
「はい、皆さんスピーチありがとうございました。」
「はぁ……1年代表の皆、話長かったね!」
「テンお前……聞こえてるかもしれないだろ。」
すると、舞台の近くから声が、よく聞くと、それは鷹津 澪率いるソレイユリンク寮とミレイ・カナリア率いるルクスノート寮の寮生同士の話し声だった。
「ソレイユリンクの皆さん、いい加減にしてください。貴方ところのミレイさんの即興ライブで我が寮にも騒音苦情が……」
「えぇーっ!?いいじゃん!即興ライブ!代表、メッチャ歌上手いのに!!」
すると、お互いの肩に手が置かれた。それはお互いの寮の代表の手だった。
「これ以上はやめなさい。我がルクスノート寮の恥です。」
「ちょっとちょっとー!そんなにイライラしないでよ!ほら、これからは私のライブ、音控えめでやるから!!」
「代表も苦労してるんだな……」
と俺は小さな声で呟いた。
〜数分後〜
「では、これから新入寮生の寮分け式を開始する!通学生とは速やかに帰宅するように!」
「はぁ……やっと帰れるね主!」
「あぁ……そうだな……疲れた……」
と会場から出ようとした時、教師に声をかけられた。
「あらー、新入監督生さん!監督生説明会があるからまだ帰っちゃダメって聞かなかったの?」
「「えっ?」」
「貴方達って、天界との二時戦争を食い止めたって子達よね?こっちに来て。」
と女性教師に強引に連れていかれたのであった。