「ここですよ、ほら」
少年が指差す建物
『（、、デカくね？）』

仮にも神憑とは四神に従うもの
「ほら、他の3人は集まってますから」
目線の先には色とりどりな3人の姿

『、、失礼いたします』
かたりと扉をスライドさせ頭を下げる
『四神の皆様お初にお目にかかります』

[大文字][明朝体]『第2代目、神憑が失礼いたします』[/明朝体][/大文字]

「おー…硬くない？」
「せやね」
頭上から聞こえる声に耳を傾ける

「挨拶しないと、私達も」
「誰が誰だかわかんないかもですね」

[明朝体][大文字]「緑を司る東の龍、青龍です、これからよろしく」[/大文字][/明朝体]

[明朝体][大文字]「地を司る西の虎、白虎です、よろしくお願いします」[/大文字][/明朝体]

[明朝体][大文字]「にゃはっ、火を司る南の鳥、朱雀や、よろしく〜」[/大文字][/明朝体]

[大文字][明朝体]「風を司る北の亀、玄武です、よろしくね」[/明朝体][/大文字]

四神、、、噂には聞いていたが若いな

「まぁ硬いのはここまで」
パンッと青龍が手を叩く

「僕はさっきも言ったけど剣持刀也」
「白虎の私は加賀美ハヤトです」
「朱雀の俺は不破湊やで〜」
「玄武の僕は甲斐田晴です」

『（、、、情報量、！！！）』

『神憑の役職を承り、2代目神憑、●●と申します』
全体的に金箔がのった袖を動かす
『以後よろしくお願いいたします』