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我ら小6、魔法の森へ

#1

当たり前の今日

[下線]今日が、一番"当たり前"だと思えた。[/下線]

「おっはよー!」
「わああ、びっくりした!!ちょ、やめてよ~」
「えっへへ~♪」
今日もいつも通りの朝。当然。当たり前。
親友の真里奈のランドセルにバンと手を置く。
「で、今日はさ?何の日だと思う?」
「え?何の日って……あ!」

     来る日!」
「転校生が
     転入してくる日!」

「………っ……www」
「なーんか……バラバラだった……wwww」
そんなことで笑ってられるのも当たり前だよね。
学校についたら、昇降口で靴を履き替えて階段を上る。ここまでももちろん毎日の出来事。当然。
私たちの教室は3階。6年2組のスローガンは、

        『我ら小6、流れ星』

な 仲良く

が 頑張る

れ 連絡(報連相)

ぼ 防災

し 主役


こんな意味。『流れ星』って案は、私が出した。そっからみんながこんな感じのを考えてくれた。
「転校生、名前なんだっけ」
「たーしーか、駒場 愛臨ちゃんじゃなかったっけ」
「あー!そうそう!愛臨ちゃん!珍しいよね、
愛に臨海の臨って書いて「ありん」って読むんだから」
「ねー。」
階段を上りきると、教室についた。
「おはよーごぜーまーす」
真里奈がてきとうに挨拶して扉を引くと、
「わあああああああああ!!!!」
男子の叫び声が教室に響いた。
「えーなになに×∞」
私は驚きのあまり真里奈にぶつかってしまった。
「わーごめん真里奈!てか祐大今なんで叫んだの!?」
「今日転校生が来るんだとよ!!」
うん。周知の事実。当たり前。当然。これは本当に当然。(呆れ)
「ああああああああああキイエエエエエエエエ」
「うるせえ黙れやァッ!」
バッ ドッ
勢いのあまり腹キックをかましてしまった……
「ふぉへっ」
祐大はそのままふらついてそのまま席に座った。
「普通に痛いんだけど………」
「てめーがいっつも奇声上げてるからだろーが」
「キャ~!暴力反対暴力反対~!」
「女子か!」
こいつマジで……これも当然なんだけどね……
なぜか。うん。うざい。
「うん、だから、転校生が来るっつーのは周知の事実なわけ!!」
「なんだてめー!※☆*▲⑨±※#!!」
「なんて言ってるかさっぱり。」
変な空気になっていると、ガラッと扉が開いて先生が入ってきた。
教室のみんなは一斉に「おはようございます」
と挨拶をする。
「おはようございます。今日はね、皆さんま待ちに待った転校生が来ますからね。早く準備をしておいてください。」
「はーい」
私はぱぱっと支度を済ませ、席に座って図書室で借りた本を開いた。

『放課後ミステリー 小6の煌めき』

「これマジで面白い。小1から小6まであるし、中学生と高校生版もあるんだもん。学生生活12年間ずーっと読めちゃう♪」
しばらく本を読んでいると、朝の会が始まった。
今日の日直は……朝倉 優里。ああ、女の子の方ね!
「起立。おはようございます。着席。」

声はクールだけど、どこか華やかな感じがするのが好き♡
いやいや、そんな妄想膨らませてる場合じゃないし!
「はい、実はもう転校生さんが来ています!」
みんなが一斉にざわざわしだした。
「こーらこら。静かに。」
先生が小さく手招きすると、そこには……、
セミロングの焦げ茶色の髪。夢色のカーディガン。ひらひらと揺れる白色のズボン。
そして顔は……

うつくしいッ………(尊死)

(蘇生)あぶねー。いや、可愛すぎる。なんか、ライバル視とかじゃなくて、推し?見たいな存在かも。これは一刻も早く友達にならなくては!!
「駒場 愛臨です。よろしくお願いします!」
クラス中に拍手が巻き起こった。






不思議なことが始まるのは、ここからのお話。


作者メッセージ

こんにちは、水卜と申します。
ああ、読みは「みうら」ですよ。知ってる方ももしかしたら多い?
ワタクシ実はこんな感じで小説を書いて投稿するっていうの初めてなんですよね。お話には面白ろ要素とかいろんなの埋め込む予定です。
たくさん連載する予定なのでぜひ次のお話も読んでください!
ここまで読んでいただきありがとうございます!

2025/05/31 22:02

水卜 ID:≫ 22nh2xCniuy9I
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