二次創作
或る日の太宰
[水平線]
[水平線]
[中央寄せ][大文字][大文字]【幽霊騒動に対する報告書】[/大文字][/大文字][/中央寄せ]
[右寄せ]****年○月○日(●)[/右寄せ]
[右寄せ]担当者:太宰 治[/右寄せ]
[大文字]【報告内容】[/大文字]
・日時:○月□日(◇) 18時〜20時
・依頼者:内務省異能特務課より
・対応先:探偵社から直線距離4km
・目的:幽霊騒動の原因解明と解決
[大文字]【詳細】[/大文字]
・○月□日 特務課より依頼を受注。
したがって早急に解決すべく、私を派遣。
現場へ行くと例の幽霊の存在を確認。
その後その異能を持つ少女と接触。
事情を聞き、別れた。
【少女について】
名:不明。本人[漢字]曰[/漢字][ふりがな]いわ[/ふりがな]く[漢字]霊導師[/漢字][ふりがな]れいどうし[/ふりがな]と呼ばれているよう。
齢:12歳。
装い:赤と白の巫女装束で肩ほどの長さの黒髪。
赤の大きなリボンの髪飾りをつけていた。
異能:"霊を導く"つまりは対象の魂を隠り世から現世へと誘導するもの。
このとき、体現する幽霊は本人であることである。
彼女は霊を導く旅の途中だそうで、その途中でここ、ヨコハマの霊たちの手伝いをしていたそう。
以上、ご報告申し上げます。
今後ともよろしくお願いいたします。
[水平線]
[水平線]
国木田:「…………本当にこれ、お前が書いたのか??????????」
太宰:「あぁ、そうだけど」
国木田:「……そうか。まぁこれ、特務課にも提出するやつだしそれでいいのだが…」
太宰:「[漢字]何時[/漢字][ふりがな]いつ[/ふりがな]も誰かに仕事全振りする私が今回は自分で、しかもほんの数分でこれほどの文書を書き終わってさらに印刷して提出しているのがそこまで信じがたいのだろうか?」
国木田:「俺の内心を代弁するな!」
太宰:「まぁいいや、もう特務課には提出したし」
国木田:「…こいつ、なんなんだ…?」
太宰:「それじゃあ私は入水でもしてくるかな〜」
そう云って社を出ていく私を見つめながら国木田は呆然とこう呟いた。
国木田:「…まじでなんなんだ…?」
[水平線]
[中央寄せ][大文字][大文字]【幽霊騒動に対する報告書】[/大文字][/大文字][/中央寄せ]
[右寄せ]****年○月○日(●)[/右寄せ]
[右寄せ]担当者:太宰 治[/右寄せ]
[大文字]【報告内容】[/大文字]
・日時:○月□日(◇) 18時〜20時
・依頼者:内務省異能特務課より
・対応先:探偵社から直線距離4km
・目的:幽霊騒動の原因解明と解決
[大文字]【詳細】[/大文字]
・○月□日 特務課より依頼を受注。
したがって早急に解決すべく、私を派遣。
現場へ行くと例の幽霊の存在を確認。
その後その異能を持つ少女と接触。
事情を聞き、別れた。
【少女について】
名:不明。本人[漢字]曰[/漢字][ふりがな]いわ[/ふりがな]く[漢字]霊導師[/漢字][ふりがな]れいどうし[/ふりがな]と呼ばれているよう。
齢:12歳。
装い:赤と白の巫女装束で肩ほどの長さの黒髪。
赤の大きなリボンの髪飾りをつけていた。
異能:"霊を導く"つまりは対象の魂を隠り世から現世へと誘導するもの。
このとき、体現する幽霊は本人であることである。
彼女は霊を導く旅の途中だそうで、その途中でここ、ヨコハマの霊たちの手伝いをしていたそう。
以上、ご報告申し上げます。
今後ともよろしくお願いいたします。
[水平線]
[水平線]
国木田:「…………本当にこれ、お前が書いたのか??????????」
太宰:「あぁ、そうだけど」
国木田:「……そうか。まぁこれ、特務課にも提出するやつだしそれでいいのだが…」
太宰:「[漢字]何時[/漢字][ふりがな]いつ[/ふりがな]も誰かに仕事全振りする私が今回は自分で、しかもほんの数分でこれほどの文書を書き終わってさらに印刷して提出しているのがそこまで信じがたいのだろうか?」
国木田:「俺の内心を代弁するな!」
太宰:「まぁいいや、もう特務課には提出したし」
国木田:「…こいつ、なんなんだ…?」
太宰:「それじゃあ私は入水でもしてくるかな〜」
そう云って社を出ていく私を見つめながら国木田は呆然とこう呟いた。
国木田:「…まじでなんなんだ…?」