二次創作
曲パロ集
「だから、これでバイバイ!」
はにかむように言った君の言葉に僕はやっぱり反応できなかった。
泣いていた。君も、僕も。
「ねぇ、最期なんだからさ、そんな顔しないで笑お!」
逝かないで。僕を置いてかないで。そんな無責任な言葉は言えなかった。
僕は彼女の苦しみを一番近くで見ていたから。
彼女を世界で一番愛していたから。
「ミツバ、またね。」
落ちていく姿は見なかった、見られなかった。
僕は君の最期までやっぱり無責任でダメだった。
でも君は最期まで我儘で、元気いっぱいで、僕を振り回して。
”君”らしかった。眩しかった。
家に帰った。何もやる気が起きなくて、ぼんやりと携帯を開いた。
何処からか通知が来ていた。君からだった。
[私、ミツバと過ごした間はすっごい楽しかった!
でもさ、だから、君には前を向いて生きてほしい!
だからさ。最期の我儘聞いて?
[大文字][中央寄せ]私のことは、忘れてよ。[/中央寄せ][/大文字]
ミツバ、大好きだよ。だから、バイバイ。]
涙が止まらなかった。懐かしい君の滅茶苦茶な文章。
そして僕への最期の我儘。
僕は呟いた。
[中央寄せ][小文字]「僕も、バイバイ。シャルル」[/小文字][/中央寄せ]
はにかむように言った君の言葉に僕はやっぱり反応できなかった。
泣いていた。君も、僕も。
「ねぇ、最期なんだからさ、そんな顔しないで笑お!」
逝かないで。僕を置いてかないで。そんな無責任な言葉は言えなかった。
僕は彼女の苦しみを一番近くで見ていたから。
彼女を世界で一番愛していたから。
「ミツバ、またね。」
落ちていく姿は見なかった、見られなかった。
僕は君の最期までやっぱり無責任でダメだった。
でも君は最期まで我儘で、元気いっぱいで、僕を振り回して。
”君”らしかった。眩しかった。
家に帰った。何もやる気が起きなくて、ぼんやりと携帯を開いた。
何処からか通知が来ていた。君からだった。
[私、ミツバと過ごした間はすっごい楽しかった!
でもさ、だから、君には前を向いて生きてほしい!
だからさ。最期の我儘聞いて?
[大文字][中央寄せ]私のことは、忘れてよ。[/中央寄せ][/大文字]
ミツバ、大好きだよ。だから、バイバイ。]
涙が止まらなかった。懐かしい君の滅茶苦茶な文章。
そして僕への最期の我儘。
僕は呟いた。
[中央寄せ][小文字]「僕も、バイバイ。シャルル」[/小文字][/中央寄せ]