「ほら、海につくよ。起きて？」
「は、はーい...」
元気ないな。海をみて元気を取り戻してくれるといいんだけど。
「しゃ、シャルル！」
「な、なに...?」
「あ、あのさ,,,なんか悩みとかあったら言ってよ！
　話を聞くことぐらいはできると思うからさ...?」
[小文字]「ミツバは優しいね...」[/小文字]
その瞬間、彼女は駆け出して行って...!
「待って！」
気づけば彼女は崖の淵にいた。
「ミツバ。綺麗だね、ここ。もう一回ぐらい来たかったなぁ。」
「な、なんで！」
「もうわかってるでしょ？私、もういやになっちゃった。」
「でも、それでも！僕が君を守るから。」
「私の寿命、あと三週間なの。こんなに長い間病院に行って、外に出れなくっ　て、最後には死んじゃう。こんな病気にかかっちゃんだ、私。
　だからさぁ、もうこれでおしまい。」