天の神様の言う通り
楸「神が動くとしたらこの日、『隅田川花火大会』が開催される日だ。」
「そこに、俺たちが行くと…」
霙「なぁ、普通に楽しむのは駄目か?(((」
楸「駄目です。」
霙「(´・ω・`)ショボーン」
楸「で、どうやって動くかだけど――」
楸「まぁやっぱり、花火大会だから打ち上がってる時に動くはず。」
盃「今思ったんだが、なんでそんなこと分かるんだ?」
楸「ただの直感。」
盃「へぇ。」
霙「でも普通に動くと思うな。動かないことはない」
「俺も、そう思います」
霙「そこら辺は神様の言う通りだな。」
霙「なぁ?楸。」
[水平線]
「ようやっと終わったー!!!」
「ういおつかれ!ようやっとだな。」
「さんきゅ太一!この後焼肉行こうかな!」
太一「あ、じゃあ俺も連れてって!澪金持ちだろ!!」
澪「金持ちじゃないし!!良いけどさぁ!」
「お疲れ様。…隅田川花火大会を、成功させような」
澪「夜梨さん…!絶対に成功させましょう!」
太一「絶対に成功させる!必ず!!」
夜梨「その心意気だ。当日は縁日も出る。必ずお客さんを笑顔で帰らせよう」
「「任せてください!」」
[水平線]
全部の誘いを断って行く、二子玉川の散歩。
夕焼けが私を照らす。
――この景色が、時間が、平和な人の声が、私の生き甲斐だ。
ふと顔を上げたら、シャボン玉が目の前で割れた。
ふわふわと風に乗って私の方へ向かってくるシャボン玉。
発生先は、河川敷。
小さいものから大きいものまで、そのものを操っているようだ。
その景色は夕焼けと混じり、よく映える。
いつも見ていた景色が帰ってきたみたいで、この時間が一生続けばいいと思う。
今、この場所だけは、壊れてほしくないと心から願った。
「そこに、俺たちが行くと…」
霙「なぁ、普通に楽しむのは駄目か?(((」
楸「駄目です。」
霙「(´・ω・`)ショボーン」
楸「で、どうやって動くかだけど――」
楸「まぁやっぱり、花火大会だから打ち上がってる時に動くはず。」
盃「今思ったんだが、なんでそんなこと分かるんだ?」
楸「ただの直感。」
盃「へぇ。」
霙「でも普通に動くと思うな。動かないことはない」
「俺も、そう思います」
霙「そこら辺は神様の言う通りだな。」
霙「なぁ?楸。」
[水平線]
「ようやっと終わったー!!!」
「ういおつかれ!ようやっとだな。」
「さんきゅ太一!この後焼肉行こうかな!」
太一「あ、じゃあ俺も連れてって!澪金持ちだろ!!」
澪「金持ちじゃないし!!良いけどさぁ!」
「お疲れ様。…隅田川花火大会を、成功させような」
澪「夜梨さん…!絶対に成功させましょう!」
太一「絶対に成功させる!必ず!!」
夜梨「その心意気だ。当日は縁日も出る。必ずお客さんを笑顔で帰らせよう」
「「任せてください!」」
[水平線]
全部の誘いを断って行く、二子玉川の散歩。
夕焼けが私を照らす。
――この景色が、時間が、平和な人の声が、私の生き甲斐だ。
ふと顔を上げたら、シャボン玉が目の前で割れた。
ふわふわと風に乗って私の方へ向かってくるシャボン玉。
発生先は、河川敷。
小さいものから大きいものまで、そのものを操っているようだ。
その景色は夕焼けと混じり、よく映える。
いつも見ていた景色が帰ってきたみたいで、この時間が一生続けばいいと思う。
今、この場所だけは、壊れてほしくないと心から願った。
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