天の神様の言う通り
『速報です。昨日起こった異能は、[太字]殲滅異能、アナイアレイトアビリティ[/太字]ということが判明しました。』
スクランブル交差点に映し出される、ニュースキャスターと内容。
「殲滅異能じゃないのにな。…神とか知られたらまずいからだろうけど」
「……楸さん」
楸「どした?陰陽師」
「神と俺たちの間には物凄い差がある。――これで本当に勝てるのでしょうか」
俺は隣を歩いていた楸さんに話しかけた。
茶色の髪は、紅葉しているように綺麗な色だ。
楸「そうだよ。差がありすぎるんだ。でもね、」
「でも?」
楸「神は完全に殺さなくていい。…情報が、確信できる情報が一つだけでも手に入ればいいんだ。」
信号が青に変わる。
それと同時、風がなびいた。
楸「この大地も、空気も、空も風も何もかもが神様の言う通りなんだよ」
楸「そう言えば、なんで神を殺すか言ってなかったけど、こんな怪しい連中についてきて大丈夫?」
「いいんですよ。…俺は、今死んでもいいです」
楸「………そう。」
[水平線]
「おはようございます。あ、おはよ、[太字]太一[/太字]!」
太一「はよ、[太字]澪[/太字]。隅田川花火大会に向けて頑張ろうな」
澪「おう、頑張ろうな!」
「おはよう、二人共。朝早くからごめんね」
太一「いえいえ、僕は好きなことできて嬉しいんで!」
澪「俺もです!俺も好きな職に就けて嬉しいです」
「それは良かった。―――[太字]花火師[/太字]として頑張ってくれよ」
「「はい!」」
『今年も、この季節がやって来ました。夏と言えば、なんですか?夏羽さん』
夏羽(キャスター)『夏と言えば?うーん…夏祭りとか?』
『あ、近い!その夏祭りにあるものです』
夏羽『夏祭りにあるもの?かき氷とか?』
『遠ざかった!代表的なものがあるでしょ!風物詩ですよ!』
夏羽『風物詩?あ、花火ですか!?』
『そう、花火ですよ夏羽さん!今日の特集は花火について!私森もね、花火師さんに会ってきました!ではVTRどうぞ!』
適当に付けたニュースの特集が花火。
「そう言えば、最近行ってないな…」
すぐそこにあったスマホを手に取り、『花火 おすすめ』と調べる。
「今年暇だし…行くか」
私は一番上に出てきた、『隅田川花火大会 公式Webサイト』を指でタップした。
スクランブル交差点に映し出される、ニュースキャスターと内容。
「殲滅異能じゃないのにな。…神とか知られたらまずいからだろうけど」
「……楸さん」
楸「どした?陰陽師」
「神と俺たちの間には物凄い差がある。――これで本当に勝てるのでしょうか」
俺は隣を歩いていた楸さんに話しかけた。
茶色の髪は、紅葉しているように綺麗な色だ。
楸「そうだよ。差がありすぎるんだ。でもね、」
「でも?」
楸「神は完全に殺さなくていい。…情報が、確信できる情報が一つだけでも手に入ればいいんだ。」
信号が青に変わる。
それと同時、風がなびいた。
楸「この大地も、空気も、空も風も何もかもが神様の言う通りなんだよ」
楸「そう言えば、なんで神を殺すか言ってなかったけど、こんな怪しい連中についてきて大丈夫?」
「いいんですよ。…俺は、今死んでもいいです」
楸「………そう。」
[水平線]
「おはようございます。あ、おはよ、[太字]太一[/太字]!」
太一「はよ、[太字]澪[/太字]。隅田川花火大会に向けて頑張ろうな」
澪「おう、頑張ろうな!」
「おはよう、二人共。朝早くからごめんね」
太一「いえいえ、僕は好きなことできて嬉しいんで!」
澪「俺もです!俺も好きな職に就けて嬉しいです」
「それは良かった。―――[太字]花火師[/太字]として頑張ってくれよ」
「「はい!」」
『今年も、この季節がやって来ました。夏と言えば、なんですか?夏羽さん』
夏羽(キャスター)『夏と言えば?うーん…夏祭りとか?』
『あ、近い!その夏祭りにあるものです』
夏羽『夏祭りにあるもの?かき氷とか?』
『遠ざかった!代表的なものがあるでしょ!風物詩ですよ!』
夏羽『風物詩?あ、花火ですか!?』
『そう、花火ですよ夏羽さん!今日の特集は花火について!私森もね、花火師さんに会ってきました!ではVTRどうぞ!』
適当に付けたニュースの特集が花火。
「そう言えば、最近行ってないな…」
すぐそこにあったスマホを手に取り、『花火 おすすめ』と調べる。
「今年暇だし…行くか」
私は一番上に出てきた、『隅田川花火大会 公式Webサイト』を指でタップした。
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