- 閲覧前にご確認ください -

ずっとテンション高いままだと思うなよ


⚠!WARNING!⚠
この作品はflowerのスピンオフですので、まだ公開されていないネタバレを含んでおります。
ネタバレ(ヾノ・∀・`)ムリムリって方はUターンしてください。
flower見てから見ることをおすすめします。(閲覧稼ぎ)
グロあり。ご注意を。(3話からあるぜ)

文字サイズ変更

傀儡の挽歌

#6

?「動くか…久しぶりに」
?「ようやっと、ですね」
?「[太字]槐[/太字]さん。[太字]肇[/太字]が先に行ってもよろしいでしょうか」
槐「お前が行きたいなら行け。どうなっても知らんが」





肇「生命を賭けて戦うのが貴方への証明。しっかりと心に刻んであります」






?「――じゃ、頑張れ」





[水平線]







?「―――おい」
?「何?」
?「俺連れ出してどこ行くんだよ」
まぁ、これが普通の反応だよね。
弄んでもいいけど、面倒臭いしなぁ。
?「んー。…まずは自己紹介から始めようか」
?「……なんでだよ」
なんでって…………。ふ、面白いなぁこの魔者…。
殺すのが楽しみ……。
?「私はいつもこうしてるの。………それから――」
?「寒くなるから、気を付けて」


少し面食らった顔をしながらも納得した表情に変わる。



?「…なるほどな」


私は少しだけ笑ったと思う。
だって、これからのこと考えたら笑えてくるでしょ?




[水平線]





?「凄いよね。これは昔の人が掘ってた跡。歴史を感じる。[太字]槐[/太字]もそう思うでしょ?」
堀跡を指差し槐に見せる。
正直私は地層とか堀跡とか興味無い。だけどこれも時間稼ぎの為。怠ってはいけない。
少し考え事をしても、あまり理解できてないのか返事は返ってこない。
槐「………」
?「何か言ってよー。何も思わない単調な人じゃないでしょ?」
堀跡を手でなぞりながら壁の冷たさを感じ取る。
槐「………なんで公開しないんだろうな」



言うと思った。皆同じこと言ってくるんだよね。






?「ふふっ……」
思わず口元が緩み笑いを零す。
槐「なんだ?笑うことはないだろ―――」
?「ははっ――これはね、私が見つけたの」
槐「見つけた……?どうやって?」
その事実が到底信じられないのか食い気味に聞いてくる。
これが興味心かぁ。魔者でもあるんだ。
?「ようやっと……ようやっと興味を持ってくれたんだね。良かった」
槐「興味?」
?「そう、そうだよ。興味を持ってくれたみたいで―――」
壁から手を離して槐の方へ振り返る。
槐「興味なんて持ってない。そもそも俺はこういう場所が――」




?「ふふふっ…………面白いね」

?「私は質問することを興味を持ったことだと思ってるの。それは、自分が物事に対して詳しく知ろうとするから。私はそれが好きなの」



少しだけ理解したのかな。
若干息が詰まってたし多分そうだろうね。
槐「精神操作攻撃じゃないよな?」
?「する理由ないでしょ?」
槐「確かに、そうだな」





[水平線]






?「ここは隙間から入ってくる太陽光に照らされている水溜まり。…実を言うとね、湖だったんだよ」
奥に進んで行くにつれ、空気が冷たくなる。
この感覚も大好き。
人間の体温が低くなり冷たくなったような感覚がしてね。
―――さ、聞いてみようか。









?「ねぇ槐。槐の夢ってある?」
?「………私分かるよ?」
?「残念だけど槐。」









?「君の願いは叶わないよ」










汚れた手なら、なんでもできる。
もっと汚して死なせてやろうと。



私は槐の肩をとんっと突き飛ばした。













エルラ「神秘の更に深くへ。お前は沈むべきだ」













………いやーほんっと、自分が言われるべき言葉なんだけどなぁ。



2025/09/01 21:32

ポン色ポン酢 ID:≫ 11GsR4EM2gvPY
続きを執筆
小説を編集

パスワードをおぼえている場合はご自分で小説を削除してください。(削除方法
自分で削除するのは面倒くさい、忍びない、自分の責任にしたくない、などの理由で削除を依頼するのは絶対におやめください。

→本当に小説のパスワードを忘れてしまった
▼小説の削除を依頼する

小説削除依頼フォーム

お名前 ※必須
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
削除の理由 ※必須

なぜこの小説の削除を依頼したいですか

ご自分で投稿した小説ですか? ※必須

この小説は、あなたが投稿した小説で間違いありませんか?

削除後に復旧はできません※必須

削除したあとに復旧はできません。クレームも受け付けません。

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL
/ 6

この小説はコメントオフに設定されています

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL