- 閲覧前にご確認ください -

ずっとテンション高いままだと思うなよ


⚠!WARNING!⚠
この作品はflowerのスピンオフですので、まだ公開されていないネタバレを含んでおります。
ネタバレ(ヾノ・∀・`)ムリムリって方はUターンしてください。
flower見てから見ることをおすすめします。(閲覧稼ぎ)
グロあり。ご注意を。(3話からあるぜ)

文字サイズ変更

傀儡の挽歌

#4

腐敗した感情

意外と釣れるもんだね。
こうやって快感を覚えるのも悪くない。
―――硝子に映る自分の姿が醜いや。
何人も殺した人が今、生きている。
面白いよね。世の中はこれを許してくれる。
生きづらいのに生きやすい。
苦しいのに幸せ。
これは多分、人を殺しているからだろうな。




エルラ「たまには外にでも出るかぁ…」





この時、だったかな。





久しぶりに会うとは思ってなかったよ。忘れてたし。




?「セオ、好きなように」
セオ「りょーかい。んじゃ行ってくるよ」


標的は私だったらしい。
そりゃ、そうだよね。
忘れてたから確認してなかっただけで私のこと見てるだろうし。



エルラ「久しぶりだね、セオくん。」
セオ「…久しぶり。エルラちゃん」



セオ「あの後大変だったよ。色々取り調べさせられてさ。」
エルラ「そう。ごめんね」
セオ「だからこそ、私が殺さなければいけない」

ビュッ……




エルラ「ごめんだけど、私逃げるね。」
セオ「は?」
エルラ「もう大丈夫だから。」








逃げたんだよ。他の獲物を探す為に。
――だって、そうしなきゃ私の心は満たされない。
勝てない相手に挑むほど馬鹿じゃない。
どうせ勝てて殺したとしても満たされないから。

腐りきった心に大切な『もの』ってなんだろ。
愛?
実験台?
力?
幸せ?
償い?
生命?



なんて、わかんねー。





『もう毎日が地獄です』とか、
『死にたくて仕方ありません』とか。
散々聞いてきたけどさ。




私、そういう人を殺しても満たされなかった。
毎日が充実してて、死にたくない人を殺したほうが満たされるってことだよね。







手を伸ばしても取れないんだ。




死にたくないから嫌なんだ。




何が何だかわかんないんだ。




生きる意味が無いんだ。





早く殺したいんだ。






満たされないんだ。ずっと。











枯れ果て腐敗した感情を戻すかのように。
一筋の光が指したんだよ。




『都内で未確認生物と見られる物が発見されました。もし危険だと思いましたら、自分の[漢字]能力[/漢字][ふりがな]スキル[/ふりがな]で対処してください』



殺して、いいのかな?









エルラ「ふふっ……はははははっ!」












人を殺しても心が満たされなくなった。
だから心底嬉しかった。




エルラ「お母さん、ありがとう」




小学校の件から会っていなかった母に、感謝を告げ。








[中央寄せ][太字][大文字]傀儡の[漢字]挽歌[/漢字][ふりがな]エレジー[/ふりがな][/大文字][/太字][/中央寄せ]





笑みを浮かべ、唱えた。

作者メッセージ

とりかご、めっちゃいい曲やないか。()

2025/08/31 20:40

ポン色ポン酢 ID:≫ 10a8Rho2sBdDU
続きを執筆
小説を編集

パスワードをおぼえている場合はご自分で小説を削除してください。(削除方法
自分で削除するのは面倒くさい、忍びない、自分の責任にしたくない、などの理由で削除を依頼するのは絶対におやめください。

→本当に小説のパスワードを忘れてしまった
▼小説の削除を依頼する

小説削除依頼フォーム

お名前 ※必須
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
削除の理由 ※必須

なぜこの小説の削除を依頼したいですか

ご自分で投稿した小説ですか? ※必須

この小説は、あなたが投稿した小説で間違いありませんか?

削除後に復旧はできません※必須

削除したあとに復旧はできません。クレームも受け付けません。

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL
/ 8

この小説はコメントオフに設定されています

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL