【リレー小説】推しが好きになるまで
入学式が終わり、いよいよクラス確認。
「私は二組の8番…」
雫川空なのに8番は中々ないな。別に嬉しくともなんともないが。
みんながクラスを確認して教室に入っていく中、私はずっとクラス表を眺めていた。
「南……え!南千夜?」
南千夜ー私の推しの南ちゃんの本名である。
「さすがに、同姓同名だよね、、、
おいおい嘘だろ?
なんで隣の席に南ちゃんが座ってるんだ。
同姓同名じゃぁ無かったのか?
同一人物なのか?
声も、ビジュアルも、全く同じ。
そっくりそのまま切り抜いたみたいだ。
夢だろ?これは夢だろう?
覚めてくれ。覚めてほしくないが。
「雫川さん?」
「え…」
「顔が赤いけど、大丈夫?熱でもある?」
私はあの、あの南ちゃんに額を撫でられた。
夢みたいだ。
でもこれは現実だ。
「あ、だ、大丈夫だ、よ」
「そう、良かった」
南ちゃんに、心配された。
あの南ちゃんに?
これは、現実だ
「私は二組の8番…」
雫川空なのに8番は中々ないな。別に嬉しくともなんともないが。
みんながクラスを確認して教室に入っていく中、私はずっとクラス表を眺めていた。
「南……え!南千夜?」
南千夜ー私の推しの南ちゃんの本名である。
「さすがに、同姓同名だよね、、、
おいおい嘘だろ?
なんで隣の席に南ちゃんが座ってるんだ。
同姓同名じゃぁ無かったのか?
同一人物なのか?
声も、ビジュアルも、全く同じ。
そっくりそのまま切り抜いたみたいだ。
夢だろ?これは夢だろう?
覚めてくれ。覚めてほしくないが。
「雫川さん?」
「え…」
「顔が赤いけど、大丈夫?熱でもある?」
私はあの、あの南ちゃんに額を撫でられた。
夢みたいだ。
でもこれは現実だ。
「あ、だ、大丈夫だ、よ」
「そう、良かった」
南ちゃんに、心配された。
あの南ちゃんに?
これは、現実だ