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黄金色の記憶

#12


[中央寄せ]危険と関わらないのは不可能[/中央寄せ]

これは瀛さんが私に突きつけた現実だった。
ぶっちゃけ私は危険と関わりたくないし、このまま平和な日常を続けたい。
だけど、


「お前がこのままだったら、お前の家族も友人も巻き込むことになるぞ」


…そんなこと言われて自分を優先させれる程、私もエゴイストじゃないのは瀛さんも分かっているだろう。
そして、私が今から言う問いも。


「どう、したらいいの?」


瀛さんはニヤッと、相変わらず不気味な笑みを深めた。


「簡単だ。お前が強くなって周りを守れ」




そうして、前回冒頭の戦闘訓練に戻る。


[中央寄せ]✂︎- - - - - - - - - - -✂︎[/中央寄せ]


早速始まった修行は、初日は殆ど虐待されて終わり、翌日も虐待されておわった。もちろん、その次の日も。そのまた次の日も大体おんなじで殴られ蹴られて、ボロボロの鼠になった。

だが、家に着く頃には何故か傷が治っているので家族には[漢字]虐待[/漢字][ふりがな]戦闘訓練[/ふりがな]していることがバレていない。

不思議すぎて実はさっきの戦闘訓練って夢だったの……?と、思うが翌日の学校終わりに「如月書房」の後ろにある道場に言って瀛さんにボコボコにされると「嗚呼、現実だぁ…」と謎の実感が湧く。
そして家に帰って傷が治っているので、前文に戻って無限ループしている。

何度か瀛さんに聞いたが、適当にはぐらかされしまうので結局聞けていない。
まじでなんなんですか。

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2024/07/20 18:56

白鯨 ID:≫95W8biv8iH20g
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