スカトル「なら、10万モラはどうだ？」

キィニチ「少し多い。」

スカトル「なら、8万5千モラだ。」

キィニチ「それくらいが丁度いい。取引成立だ。」

スカトル「よし、頼んだぞ。キィニチ」

アハウ「なんだなんだ？俺様は偉大なる聖竜クフル・アハウだぞ！吾輩に対して・・・」

キィニチ「お前は少し黙ってろ。」

ﾍﾞｼｯ

アハウ「キィニチこの野郎！ここから出たら絶対後悔させてやる！！」

ｷﾗﾝｯ✦

[水平線]キィニチは、スカトルからもらった地図を広げる。

キィニチ「場所は『流泉の衆』。ここからだと少し遠いが、カギ縄を使えば、1時間ほどか。往復で2時間、討伐に5分ほど。・・・『流泉の衆』か・・・事情を説明すれば、ムアラニにも手伝ってもらえるかもしれない。となると、討伐時間は・・・・」

キィニチ「アハウ。聞いてるか？」

アハウ「ﾊﾟﾁﾝｯお、俺様はしっかり聞いてたぜ？別に寝てねーし！」

キィニチ「あとで、説明は絶対しないからな。泣きついて頼み込まれたって知らない。」

アハウ「なっ！キィニチこの野郎！この偉大なる聖竜クフル・アハウがテメェに泣きついて頼み込むなんて絶対ありえないからな！！」

キィニチ「知るか。」