ある世界を救うまで
体全体が妙な気に包まれている感じだ。
体に力がみなぎる・・・
これなら勝てるかもしれ・・・
「オ゛エ゛エ゛エ゛エ゛!」
そう思った矢先、俺の口から汚物が勢いよく噴き出す。
「ど、どうし・・・オ゛エ゛エ゛!」
汚物は止まることなく俺の口から出続ける。
青年!どうした?!
ブレイブが驚きと心配の混ざった声で俺に聞く。
「わかりま・・・ウ゛エ゛エ゛エ゛ッ!」
駄目だ。喋ることもままならない。
このままではやられてしまう・・・
死に際の姿がこれだなんてごめんだ。
「くっ・・・!」
俺はこの場を離れようとするが、体が鉛のようでまるで言う事を聞かない。
[明朝体]「覚悟・・・」[/明朝体]
まずい!
サンダが俺に走ってくる。
殺される!
動け!動け!
やはり俺の体は言う事を聞かない。
死ぬわけにはいかないんだ・・・
うごけぇぇぇぇ!
「ブッ!」
そう思った途端、俺の体に衝撃が走る。
「ヴォエ゛エ゛エ゛エ゛ッ!!!」
俺の口からさっきのとは比にならない程の勢いと量の汚物が飛び出す。
ビチャビチャッ!
汚物がサンダの鎧にもろにかかる。
[明朝体]「ッ!」[/明朝体]
サンダが動きを止める。
ブレイブはその隙を見逃さなかった。
ガキッ!
ブレイブは先ほどサンダが止血していた場所を思い切り斬りつけた。
サンダの体から金色の液体が噴き出る。
[明朝体]「くっ・・・」[/明朝体]
サンダが傷口に手を当てる。
パチパチ・・・
だが手から出たのは小さい火花。
液体は止まらない。
[明朝体]「・・・」[/明朝体]
まだ立ち上がれるのか・・・
青年、やつはかなり限界に近いようだ。
ここを逃す手はない。
動けるか?
「はい」
どうやらさっきので俺の体の中の汚物は吐けるほど残らなかったらしい。
一気に体が軽くなった。
行くぞ!青年!
「はい!」
俺はブレイブの柄を力強く握り、走り出す。
サンダは立っているのがやっとのようだ。
いける!
俺はそう思って自分を奮い立たせる。
これで終わらせる!
『破斬』!
俺は全力でサンダに剣を振る。
ガシャッ!
その瞬間、サンダが床に倒れこむ。
「!」
俺の目からサンダの姿が消える。
「うおおっ!」
目標を失ったが、攻撃は止まらない。
俺は床に投げ出される。
ズザザザザッ!
このままでは地面に真っ逆さまだ!
「うおおおおお!」
ガシッ!
「ふう・・・」
床に凹みがあったおかげで助かった。。。
ヨロヨロ
俺はふらつきながらも立ち上がる。
サンダは・・・?
俺はサンダに近づく。
「タツヤ!近寄るでない!」
え?
バヂッ!
「うああああっ!」
ジュゥゥゥ。。。
見ると、俺の足が一部、黒焦げになっている。
まだこんな力を持っていたのか・・・
[明朝体]「これで逃げられまい・・・」[/明朝体]
サンダが床に手をつき立ち上がる。
「お前、立ち上がれないはずじゃ・・・」
[明朝体]「愚かだな。私は芝居をうったのだ」[/明朝体]
そうか・・・
道理で都合がいいわけだ。
俺はこいつに一杯食わされたらしい。
ここまでかな。
先ほどの攻撃で俺は余力を使い果たしたようだ。
もう、微塵も体が動かない。
口の中の胃液と血の味が妙に濃い。
[明朝体]「さらば、勇ましき者」[/明朝体]
サンダが俺の胸に狙いを定める。
俺はゆっくりと目をつむる。
青年、諦めるな!
でもブレイブさん。もう・・・
ガキキッ!
[明朝体]「?」[/明朝体]
突然の金属音に驚いた俺は、ゆっくりと目を開ける。
見ると、サンダの胸あたりに剣が突き刺さっている。
[明朝体]「一杯食わされたのは私だったわけか・・・」[/明朝体]
サンダが自分の傷を見ながら言う。
[明朝体]「すまない、我が主」[/明朝体]
サンダの体が黒ずんでいく。
ドシャッ。
ボロボロ
もうそこにサンダの姿はなかった。
あるのはバラバラの黒い物体だけだった。
体に力がみなぎる・・・
これなら勝てるかもしれ・・・
「オ゛エ゛エ゛エ゛エ゛!」
そう思った矢先、俺の口から汚物が勢いよく噴き出す。
「ど、どうし・・・オ゛エ゛エ゛!」
汚物は止まることなく俺の口から出続ける。
青年!どうした?!
ブレイブが驚きと心配の混ざった声で俺に聞く。
「わかりま・・・ウ゛エ゛エ゛エ゛ッ!」
駄目だ。喋ることもままならない。
このままではやられてしまう・・・
死に際の姿がこれだなんてごめんだ。
「くっ・・・!」
俺はこの場を離れようとするが、体が鉛のようでまるで言う事を聞かない。
[明朝体]「覚悟・・・」[/明朝体]
まずい!
サンダが俺に走ってくる。
殺される!
動け!動け!
やはり俺の体は言う事を聞かない。
死ぬわけにはいかないんだ・・・
うごけぇぇぇぇ!
「ブッ!」
そう思った途端、俺の体に衝撃が走る。
「ヴォエ゛エ゛エ゛エ゛ッ!!!」
俺の口からさっきのとは比にならない程の勢いと量の汚物が飛び出す。
ビチャビチャッ!
汚物がサンダの鎧にもろにかかる。
[明朝体]「ッ!」[/明朝体]
サンダが動きを止める。
ブレイブはその隙を見逃さなかった。
ガキッ!
ブレイブは先ほどサンダが止血していた場所を思い切り斬りつけた。
サンダの体から金色の液体が噴き出る。
[明朝体]「くっ・・・」[/明朝体]
サンダが傷口に手を当てる。
パチパチ・・・
だが手から出たのは小さい火花。
液体は止まらない。
[明朝体]「・・・」[/明朝体]
まだ立ち上がれるのか・・・
青年、やつはかなり限界に近いようだ。
ここを逃す手はない。
動けるか?
「はい」
どうやらさっきので俺の体の中の汚物は吐けるほど残らなかったらしい。
一気に体が軽くなった。
行くぞ!青年!
「はい!」
俺はブレイブの柄を力強く握り、走り出す。
サンダは立っているのがやっとのようだ。
いける!
俺はそう思って自分を奮い立たせる。
これで終わらせる!
『破斬』!
俺は全力でサンダに剣を振る。
ガシャッ!
その瞬間、サンダが床に倒れこむ。
「!」
俺の目からサンダの姿が消える。
「うおおっ!」
目標を失ったが、攻撃は止まらない。
俺は床に投げ出される。
ズザザザザッ!
このままでは地面に真っ逆さまだ!
「うおおおおお!」
ガシッ!
「ふう・・・」
床に凹みがあったおかげで助かった。。。
ヨロヨロ
俺はふらつきながらも立ち上がる。
サンダは・・・?
俺はサンダに近づく。
「タツヤ!近寄るでない!」
え?
バヂッ!
「うああああっ!」
ジュゥゥゥ。。。
見ると、俺の足が一部、黒焦げになっている。
まだこんな力を持っていたのか・・・
[明朝体]「これで逃げられまい・・・」[/明朝体]
サンダが床に手をつき立ち上がる。
「お前、立ち上がれないはずじゃ・・・」
[明朝体]「愚かだな。私は芝居をうったのだ」[/明朝体]
そうか・・・
道理で都合がいいわけだ。
俺はこいつに一杯食わされたらしい。
ここまでかな。
先ほどの攻撃で俺は余力を使い果たしたようだ。
もう、微塵も体が動かない。
口の中の胃液と血の味が妙に濃い。
[明朝体]「さらば、勇ましき者」[/明朝体]
サンダが俺の胸に狙いを定める。
俺はゆっくりと目をつむる。
青年、諦めるな!
でもブレイブさん。もう・・・
ガキキッ!
[明朝体]「?」[/明朝体]
突然の金属音に驚いた俺は、ゆっくりと目を開ける。
見ると、サンダの胸あたりに剣が突き刺さっている。
[明朝体]「一杯食わされたのは私だったわけか・・・」[/明朝体]
サンダが自分の傷を見ながら言う。
[明朝体]「すまない、我が主」[/明朝体]
サンダの体が黒ずんでいく。
ドシャッ。
ボロボロ
もうそこにサンダの姿はなかった。
あるのはバラバラの黒い物体だけだった。