ある世界を救うまで
ヒュッ!
「うわぁっ!」
今、わしと国王様は化け物と戦っている。
とは言っても先ほどから相手の攻撃を避けるのが精一杯で、わしらは攻撃を仕掛けるのもままならない。
相手の武器は長い鞭で、その攻撃の威力はかなりあるようじゃ。
「〇▽‘@+?~¥==!」
ヒュオッ!
「わっ!」
化け物の言葉はわしらには分からない。
だが、明らかに怒っているのは分かる。
ドゴッ
「!」
化け物の鞭が壁に引っかかる。
「(|!”$##!」
化け物は鞭を壁から引っこ抜こうとしている。
「今です!」
「はい!」
『熱拳・突覇』(ねっけん・とっぱ)!
『カット・ダウン』!
二人の攻撃が化け物に思い切りぶつかる。
「!」
化け物の鎧にひびが入る。
わしは今だとばかりに、そのひびに熱を帯びた拳を何回もぶつける。
バキッ!
化け物の鎧が砕け散る。
「◆&!?」
化け物の体が露わになると同時に化け物の顔が赤くなる。
「%_!~~¥==!」
ボコッ!
鞭が一気に壁から抜ける。
ブンッ!
バチッ!
「っ!」
わしの腕に鞭がかする。
「!」
かすった部分を見ると、綺麗に皮膚が削がれている。
わしの背筋が一瞬で凍る。
どうやら思っていたより、強敵のようじゃな…
久々に腕が鳴るわい…
「’’&¥¥…>><*++;!」
化け物がそう言いながら、息を深く吐く。
「@¥…」
どうやら落ち着いたようじゃな。
化け物は鎧を脱ぎ、黒い服に身を包んでいる。
服はかなり体にフィットしているようで、ラインが浮き彫りだ。
これはまた…
まてまて!そんな事を考えている場合ではない!
今は戦いの事だけを考えるんじゃ!
ヒュッ!
そんなわしに攻撃が飛んでくる。
わしらはそれを避ける。
「!?」
わしの背中に痛みが走る。
「テッショウさん!」
国王様がわしに駆け寄る。
「国王様…今は戦闘に…」
わしは国王様にそう言う。
「ど、どこから攻撃が…」
国王様が周りを見渡す。
「&#…」
わしは意識が朦朧とする中で化け物をよく見る。
成程…
わしの背中が攻撃された理由が分かったぞ…
化け物の二本の腕にそれぞれ鞭が付けられている。
さっきまでは一本の鞭を振るって、攻撃してきていたのにじゃ。
そして鎧。
この二つの事を繋ぎ合わせると、ある結論が浮かび上がる。
恐らく、化け物は鎧を脱ぎ、鞭を腕に付けたことでスピードが増したのじゃろう。
だからわしらが気づかないうちに攻撃もできたし、さっきよりも攻撃スピードが早いわけじゃ。
どうしたものか…
ヒュッ!ヒュッ!
わしらを待ってくれるわけもなく、攻撃が再び始まる。
「カハッ!」
国王様がわしをかばう。
「国王様!」
国王様の体からかなり血が出ている。
国王様が剣を振るう。
化け物はそれを軽く避ける。
バチッ!バチッ!
国王様に攻撃が次々と当たる。
「や、やめろ…」
わしは止めようとするが、体が動かない。
バチッ!バチッ!
「やめろぉ…」
ガッ!
「!?」
突然、国王様の腕が化け物の鞭を掴む。
「&~||!」
国王様が剣を持つ。
「!」
「やるしかないか…」
ブゥン…
国王様の剣にとてつもない明るさの光が灯る。
『トゥ・アナイアレイト』!
「!」
ザン!
国王様の攻撃が化け物に当たった瞬間、化け物の体が真っ二つに割れ、黒ずんでいく。
「$$=!>、**^…」
化け物の体がどんどん崩れていく。
そうして化け物はわしらの目の前から消えていった。
「うわぁっ!」
今、わしと国王様は化け物と戦っている。
とは言っても先ほどから相手の攻撃を避けるのが精一杯で、わしらは攻撃を仕掛けるのもままならない。
相手の武器は長い鞭で、その攻撃の威力はかなりあるようじゃ。
「〇▽‘@+?~¥==!」
ヒュオッ!
「わっ!」
化け物の言葉はわしらには分からない。
だが、明らかに怒っているのは分かる。
ドゴッ
「!」
化け物の鞭が壁に引っかかる。
「(|!”$##!」
化け物は鞭を壁から引っこ抜こうとしている。
「今です!」
「はい!」
『熱拳・突覇』(ねっけん・とっぱ)!
『カット・ダウン』!
二人の攻撃が化け物に思い切りぶつかる。
「!」
化け物の鎧にひびが入る。
わしは今だとばかりに、そのひびに熱を帯びた拳を何回もぶつける。
バキッ!
化け物の鎧が砕け散る。
「◆&!?」
化け物の体が露わになると同時に化け物の顔が赤くなる。
「%_!~~¥==!」
ボコッ!
鞭が一気に壁から抜ける。
ブンッ!
バチッ!
「っ!」
わしの腕に鞭がかする。
「!」
かすった部分を見ると、綺麗に皮膚が削がれている。
わしの背筋が一瞬で凍る。
どうやら思っていたより、強敵のようじゃな…
久々に腕が鳴るわい…
「’’&¥¥…>><*++;!」
化け物がそう言いながら、息を深く吐く。
「@¥…」
どうやら落ち着いたようじゃな。
化け物は鎧を脱ぎ、黒い服に身を包んでいる。
服はかなり体にフィットしているようで、ラインが浮き彫りだ。
これはまた…
まてまて!そんな事を考えている場合ではない!
今は戦いの事だけを考えるんじゃ!
ヒュッ!
そんなわしに攻撃が飛んでくる。
わしらはそれを避ける。
「!?」
わしの背中に痛みが走る。
「テッショウさん!」
国王様がわしに駆け寄る。
「国王様…今は戦闘に…」
わしは国王様にそう言う。
「ど、どこから攻撃が…」
国王様が周りを見渡す。
「&#…」
わしは意識が朦朧とする中で化け物をよく見る。
成程…
わしの背中が攻撃された理由が分かったぞ…
化け物の二本の腕にそれぞれ鞭が付けられている。
さっきまでは一本の鞭を振るって、攻撃してきていたのにじゃ。
そして鎧。
この二つの事を繋ぎ合わせると、ある結論が浮かび上がる。
恐らく、化け物は鎧を脱ぎ、鞭を腕に付けたことでスピードが増したのじゃろう。
だからわしらが気づかないうちに攻撃もできたし、さっきよりも攻撃スピードが早いわけじゃ。
どうしたものか…
ヒュッ!ヒュッ!
わしらを待ってくれるわけもなく、攻撃が再び始まる。
「カハッ!」
国王様がわしをかばう。
「国王様!」
国王様の体からかなり血が出ている。
国王様が剣を振るう。
化け物はそれを軽く避ける。
バチッ!バチッ!
国王様に攻撃が次々と当たる。
「や、やめろ…」
わしは止めようとするが、体が動かない。
バチッ!バチッ!
「やめろぉ…」
ガッ!
「!?」
突然、国王様の腕が化け物の鞭を掴む。
「&~||!」
国王様が剣を持つ。
「!」
「やるしかないか…」
ブゥン…
国王様の剣にとてつもない明るさの光が灯る。
『トゥ・アナイアレイト』!
「!」
ザン!
国王様の攻撃が化け物に当たった瞬間、化け物の体が真っ二つに割れ、黒ずんでいく。
「$$=!>、**^…」
化け物の体がどんどん崩れていく。
そうして化け物はわしらの目の前から消えていった。