ある世界を救うまで
「オオオォォォ…」
「な、なんじゃ?!」
ガルドがまいた砂は地面に落ちた後、人型の化け物になった。
「驚いたか!まあ驚くよなあ!このガルド様の専技だもんなあ!」
ガルドが自慢げに言ってくる。
「これはどういうことだ!」
俺がガルドに聞く。
「いつもなら教えたくはないが…まあいいだろ!お前等みたいな強い奴らには教えてやるぜ!」
ガルドはそう言ってさっきの砂を少し俺とテッショウさんに見せ、
「俺の専技はなあ…「砂の指揮官」(サンドコマンダー)つって、俺の体力を使って砂から俺だけの兵士を作れるんだよ。すげえだろ?しかも俺の砂はちょっと成分が違うから兵士の強さも段違いだぜ?お前に数で勝つのは腑に落ちねえが、まああのお方のためだ。しょうがねえ。死んでも俺を恨むなよ?」
と言った。
「じゃあ、行くぜ?行け!野郎ども!」
ガルドはそう砂の兵士に命令した。
「オオオォォォ!」
砂の兵士が一斉に俺とテッショウさんに襲い掛かってくる。
俺はその攻撃を剣で受け止める。
ぐっ…なんて重い一撃だ…
こんなのを何発も食らってたら体が持たないぞ…
「テッショウさん!大丈夫ですか!」
俺がテッショウさんにそう叫ぶ。
「おお!何とかじゃが戦うことはできるぞ!ふぬりゃっ!」
テッショウさんは俺にそう返事を返し、砂の兵士を一体倒した。
「さすがに勝てねえか…でも忘れちゃいけねよなあ?俺もいるってことを!」
ガルドはそう言って俺に向かって走ってくる。
「来い!砂と岩の槌!(サンド・ロック・ハンマー)」
ブオッ
ガルドの手に巨大なハンマーのようなものが飛んでくる。
「食らえ!巨岩衝!」
バキッ!
ガルドの振るった砂と岩の槌が俺の脇腹に思い切りぶつかる。
「グハァッ!」
俺は壁にたたきつけられる。
さきほどの攻撃にはさすがに俺の大地の皮膚で強化された肌も耐えられなかったようだ。
骨が5,6本折れた気がする。
「ふうっ。まだ生きてんのか…じゃあ埋もれて死にな!言っとくけどお前が悪いんだからな!俺を恨むなよ!」
俺の上に砂の兵士が何体か覆いかぶさってくる。
ああ、俺はここで死ぬのだろうか…
今までのことが脳に浮かび上がってくる。
走馬灯というやつだろうか。
ごめん、父さん。
その瞬間、俺の剣がオーラのようなものを出し始めた。
「な、なんじゃ?!」
ガルドがまいた砂は地面に落ちた後、人型の化け物になった。
「驚いたか!まあ驚くよなあ!このガルド様の専技だもんなあ!」
ガルドが自慢げに言ってくる。
「これはどういうことだ!」
俺がガルドに聞く。
「いつもなら教えたくはないが…まあいいだろ!お前等みたいな強い奴らには教えてやるぜ!」
ガルドはそう言ってさっきの砂を少し俺とテッショウさんに見せ、
「俺の専技はなあ…「砂の指揮官」(サンドコマンダー)つって、俺の体力を使って砂から俺だけの兵士を作れるんだよ。すげえだろ?しかも俺の砂はちょっと成分が違うから兵士の強さも段違いだぜ?お前に数で勝つのは腑に落ちねえが、まああのお方のためだ。しょうがねえ。死んでも俺を恨むなよ?」
と言った。
「じゃあ、行くぜ?行け!野郎ども!」
ガルドはそう砂の兵士に命令した。
「オオオォォォ!」
砂の兵士が一斉に俺とテッショウさんに襲い掛かってくる。
俺はその攻撃を剣で受け止める。
ぐっ…なんて重い一撃だ…
こんなのを何発も食らってたら体が持たないぞ…
「テッショウさん!大丈夫ですか!」
俺がテッショウさんにそう叫ぶ。
「おお!何とかじゃが戦うことはできるぞ!ふぬりゃっ!」
テッショウさんは俺にそう返事を返し、砂の兵士を一体倒した。
「さすがに勝てねえか…でも忘れちゃいけねよなあ?俺もいるってことを!」
ガルドはそう言って俺に向かって走ってくる。
「来い!砂と岩の槌!(サンド・ロック・ハンマー)」
ブオッ
ガルドの手に巨大なハンマーのようなものが飛んでくる。
「食らえ!巨岩衝!」
バキッ!
ガルドの振るった砂と岩の槌が俺の脇腹に思い切りぶつかる。
「グハァッ!」
俺は壁にたたきつけられる。
さきほどの攻撃にはさすがに俺の大地の皮膚で強化された肌も耐えられなかったようだ。
骨が5,6本折れた気がする。
「ふうっ。まだ生きてんのか…じゃあ埋もれて死にな!言っとくけどお前が悪いんだからな!俺を恨むなよ!」
俺の上に砂の兵士が何体か覆いかぶさってくる。
ああ、俺はここで死ぬのだろうか…
今までのことが脳に浮かび上がってくる。
走馬灯というやつだろうか。
ごめん、父さん。
その瞬間、俺の剣がオーラのようなものを出し始めた。