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ある世界を救うまで

#21

理由

俺は呆然と立ち尽くした。
俺に腹を斬られたとはいえ、こんなにすぐ死んでしまうとは思っていなかったからだ。
「タツヤ、大丈夫か?」
テッショウさんが俺に聞いてくる。
「はい。でも、こいつが…」
俺は倒れている地兵のことを見てそう言う。
「うむ。こやつが死んでしまった理由はわしにも分からんが、今はそんなことを言ってる場合ではない。こやつの専技を会得するのが先じゃ。こやつは専技を発動してからおかしくなった。専技を会得すれば原因が分かるかもしれんしな」
「は、はい…」
俺はテッショウさんを見てそう言い、軽くうなずく。
「では行くぞ。フゥン!」
テッショウの手が光り始める。
「クッ!ハアアア!」
なんだかテッショウさん、いつもより苦しそうだ。
「よし!体をこちらに向けい!」
俺はテッショウさんのほうに体を向ける。
「ヌゥゥゥン!」
俺の体の中に光が入った。
その瞬間、
「あ゛あ゛あ゛あ゛!」
俺の体に強い痛みが襲ってきた。
明らかにいつもの専技を会得するときとは違う。
「うわああああああああああああああ!」

「タツヤ!タツヤ!起きろ!」
この声は…テッショウさん?
「ああ…良かった。起きたか」
テッショウがほっとしてため息をつく。
「お、俺は?」
「ああ、少しの間気絶しておったんじゃよ。専技を会得するときの副作用かのう…」
そういうことか…
あの地兵が使っていた専技、相当危険なものだったに違いない。
だから体が耐え切れずに地兵は死んだのだろう。
さて、専技は会得できただろうか。

専技名・過剰投厄(オーバードーズ)
能力、周りの悪しき厄を集め、自分の力にする。しかし得た力は長くは続かず、かなりの肉体的、精神的ダメージを負う。
切り替え型。修専技。
闇魔法にも属する。

やはり地兵は体が耐え切れなかったのだろう。
しかし意外だな。
地兵という名なのに闇系の専技を覚えているとは…
「どうじゃった?」
テッショウさんが俺にそう聞いてくる。
「はい。やっぱりこいつが死んだのは専技のせいっぽいです。」
俺はそう答える。
「そうか…よし。城内に急ごう」
「はい」
そう言って俺はテッショウさんと城の中に急いだ。

作者メッセージ

どうでしたでしょうか?
また専技を募集したいと思います。
何でもいいのでドシドシコメントに書いちゃってください。
文章表現のおかしいところや感想などコメントで書いてくれると幸いです。
これからもどうぞよろしくお願いします。

2025/07/11 12:14

柴T ID:≫ 73uaQYEMLJl4k
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