ある世界を救うまで
「さて次はどこへ行くものか…」
人語を話す化け物はそう言った。
驚いたな…
まさかガイア以外にも人語をしゃべれる奴がいるとは…
とにかく奴を倒せば何か情報を得られるかもしれない。
俺はそう思ってさらに化け物に近づいた。
「●▽(=^”。、¥:;?」
人語を話す化け物の取り巻きの人語をしゃべれない化け物が機械音のような言葉で何か言った。
「@{~¥¥><!_}#$&!」
化け物の言葉も操れるのか・・・
得られる情報に期待できるな・・・
俺はそう思って化け物のすぐ後ろに立った。
「”#=!」
さすがに俺の気配に気づいたらしい。
化け物は襲い掛かってきた。
俺はその攻撃をよけてブレイブで化け物を斬った。
ザシュッ
生々しい音が聞こえた次の瞬間大量の化け物が襲ってきた。
俺はすべての攻撃をよけ、的確に化け物に攻撃を当てていった。
残るは人語を話す化け物だけ。
「ま、待て!私はお前を襲う気はない!」
「本当か?」
俺がそう聞くと化け物は
「ほ、本当だ!」
と急いで言った。
「じゃあ俺が今からする質問に答えろ。さもなければ…」
「わ、分かった!質問に答えよう!」
化け物はそう言った。
交渉成立だ。
「じゃあ一つ目の質問だ。お前らは何者で、何のためにこの王国を襲っている?」
俺はそう聞いた。
「私たちか?私たちはあるお方に仕える九王様たちのうち一人地王ガルド様が統括している地団の者だ。この国を襲った理由は私たちの住んでいる世界が住めなくなってしまったからだ。だから大魔術を使ってこの国に来た。本当だ‼信じてくれ…」
本当かどうかはわからないが、今は信じるしかない。
何よりこいつも必死だ。
「じゃあ二つ目の質問だ。お前の名前は?なぜ人語を話せる?」
「私か?私は地団の頭脳を担当しているサイガという者だ。人語?というのかは知らないがこの世界の言葉がわかるのは私の専技「唄輪我流」(バイリンガル)の力だ。「唄輪我流」はどんな生き物の言葉でも分かるという専技だ。だからこの世界の言葉が分かるのだ」
そうだったのか…
こいつが地団の頭脳とかいうのをやっているのにも納得がいく。この世界の言葉が分かるからだろう。
「わしからも質問いいかな?」
この声はテッショウさんだ。
いつからいたのだろう。
「な、何だ?」
サイガが言う。
「じゃあ質問させてもらうぞ。まずおぬしらの人数、九王とは何なのか、誰なのか?その力などを教えてくれ」
「ああ。まず九王様は一人につき一つの団を持っている。そしてその団は団長とその手下、頭脳で構成されている。頭脳はこの世界で言う事務?のようなものだ。九王様の中で私が名前と能力を知っているのは三人。一人目は地王ガルド様。能力は大地をつかさどる力。二人目は天空王シャマル様。能力は空をつかさどる力。三人目は炎王クラリア様。能力は火をつかさどる力。他の六人のことは何も知らない。本当だ」
サイガはそう答えた。
「成程ありがとう。次におぬしらが言うあるお方というのは誰のことじゃ?」
テッショウがそう言うとサイガの態度が変わった。
「あのお方の事は話せない。私はあのお方に忠誠を誓った身だからだ。すまない」
「ふむ…それならば仕方がない。わしらからの質問は以上じゃ。それでいいか?タツヤ」
俺はうなずく。
「よし。ではわしらは行く。あまり時間もないのでな」
テッショウはそうサイガに言うとサイガに背を向けて歩き出した。
俺も少し後をついていく。
情報もかなり得たし、もういいだろう。
「このサイガををあまり舐めるなよ…」
人語を話す化け物はそう言った。
驚いたな…
まさかガイア以外にも人語をしゃべれる奴がいるとは…
とにかく奴を倒せば何か情報を得られるかもしれない。
俺はそう思ってさらに化け物に近づいた。
「●▽(=^”。、¥:;?」
人語を話す化け物の取り巻きの人語をしゃべれない化け物が機械音のような言葉で何か言った。
「@{~¥¥><!_}#$&!」
化け物の言葉も操れるのか・・・
得られる情報に期待できるな・・・
俺はそう思って化け物のすぐ後ろに立った。
「”#=!」
さすがに俺の気配に気づいたらしい。
化け物は襲い掛かってきた。
俺はその攻撃をよけてブレイブで化け物を斬った。
ザシュッ
生々しい音が聞こえた次の瞬間大量の化け物が襲ってきた。
俺はすべての攻撃をよけ、的確に化け物に攻撃を当てていった。
残るは人語を話す化け物だけ。
「ま、待て!私はお前を襲う気はない!」
「本当か?」
俺がそう聞くと化け物は
「ほ、本当だ!」
と急いで言った。
「じゃあ俺が今からする質問に答えろ。さもなければ…」
「わ、分かった!質問に答えよう!」
化け物はそう言った。
交渉成立だ。
「じゃあ一つ目の質問だ。お前らは何者で、何のためにこの王国を襲っている?」
俺はそう聞いた。
「私たちか?私たちはあるお方に仕える九王様たちのうち一人地王ガルド様が統括している地団の者だ。この国を襲った理由は私たちの住んでいる世界が住めなくなってしまったからだ。だから大魔術を使ってこの国に来た。本当だ‼信じてくれ…」
本当かどうかはわからないが、今は信じるしかない。
何よりこいつも必死だ。
「じゃあ二つ目の質問だ。お前の名前は?なぜ人語を話せる?」
「私か?私は地団の頭脳を担当しているサイガという者だ。人語?というのかは知らないがこの世界の言葉がわかるのは私の専技「唄輪我流」(バイリンガル)の力だ。「唄輪我流」はどんな生き物の言葉でも分かるという専技だ。だからこの世界の言葉が分かるのだ」
そうだったのか…
こいつが地団の頭脳とかいうのをやっているのにも納得がいく。この世界の言葉が分かるからだろう。
「わしからも質問いいかな?」
この声はテッショウさんだ。
いつからいたのだろう。
「な、何だ?」
サイガが言う。
「じゃあ質問させてもらうぞ。まずおぬしらの人数、九王とは何なのか、誰なのか?その力などを教えてくれ」
「ああ。まず九王様は一人につき一つの団を持っている。そしてその団は団長とその手下、頭脳で構成されている。頭脳はこの世界で言う事務?のようなものだ。九王様の中で私が名前と能力を知っているのは三人。一人目は地王ガルド様。能力は大地をつかさどる力。二人目は天空王シャマル様。能力は空をつかさどる力。三人目は炎王クラリア様。能力は火をつかさどる力。他の六人のことは何も知らない。本当だ」
サイガはそう答えた。
「成程ありがとう。次におぬしらが言うあるお方というのは誰のことじゃ?」
テッショウがそう言うとサイガの態度が変わった。
「あのお方の事は話せない。私はあのお方に忠誠を誓った身だからだ。すまない」
「ふむ…それならば仕方がない。わしらからの質問は以上じゃ。それでいいか?タツヤ」
俺はうなずく。
「よし。ではわしらは行く。あまり時間もないのでな」
テッショウはそうサイガに言うとサイガに背を向けて歩き出した。
俺も少し後をついていく。
情報もかなり得たし、もういいだろう。
「このサイガををあまり舐めるなよ…」