ある世界を救うまで
「と、言いましたがどうしましょう?テッショウさん?」
俺はそうテッショウに聞く。
「とりあえずこの侵略を計画したものを探そう。そうすればこの侵略はすべて止まる」
テッショウがそう言う。
「そうですね…テッショウさん。この侵略の計画者って誰なんでしょう?やっぱり別世界の住人なんですかね?」
「うむ。やはりその説が濃厚じゃな。ただまだあやつらが別世界の住人とは限らん。だから結局、計画した者が誰なのかは分からん」
テッショウはそう答えた。
「ところでタツヤよ。さっき化け物のバカでかいやつを倒してたじゃろう?」
「うん。そうだけど?」
俺はその質問に戸惑いつつ、そう答えた。
「そうか。じゃあその場所に連れていってはくれぬか?」
「え?何で?」
俺の頭の中が疑問でこんがらがっていく。
「いいから。いいから」
テッショウは少しうれしそうにそう言った。
「はい。テッショウさん。こいつだよ」
俺はすでにぐちゃぐちゃになってしまったガイアの死体を指さす。
「こやつか。にしてもなかなかやったのう」
俺はテッショウのその言葉で口の中が苦くなった。
今思えばあの時の俺はどうかしてた…
テッショウはそんな俺のことなど気にせず死体に手を向けこう言った。
「じゃあやってみるとするか。むん!」
テッショウさんの周りが光り輝いている。
「ちょっ!なにこれテッショウさん!」
俺はテッショウさんに驚きを隠せないまま聞いた。
「ホホホ!驚いたか!これがわしの専技「憧れる者」じゃ!ふんっ!」
テッショウはそう言うと俺の体に手を向けた。
「ぐあっ!」
胸が焼けるような感覚。
痛い。熱い。苦しい。
そんな感覚が俺の体に針のように深く刺さった。
「ちょっ!何してんのテッショウさん!」
俺はテッショウさんに涙目で言った。
「まあまあ。怒るでない。これがわしの専技「憧れる者」じゃい。いまおぬしの体にこのバカでかい奴のスキルを入れた。専技の名前は「大地の皮膚」。どうやら自身の皮膚の防御力を高める専技らしいぞ」
ん?
あまりに情報量が多すぎて頭に話が入ってこなかった。
専技?大地の皮膚?
「驚くのも無理はない。まっ簡単に言えばおぬしは皮膚が固くなったということじゃ!」
テッショウのその言葉を聞き、俺は恐る恐る自分の腕の皮をつねってみる。
本当だ。かたい。
俺は信じられなかった。
すごいな…テッショウさんの専技は…
俺はそんなことを思いながら腕の皮をしばらく引っ張ってみた。
俺はそうテッショウに聞く。
「とりあえずこの侵略を計画したものを探そう。そうすればこの侵略はすべて止まる」
テッショウがそう言う。
「そうですね…テッショウさん。この侵略の計画者って誰なんでしょう?やっぱり別世界の住人なんですかね?」
「うむ。やはりその説が濃厚じゃな。ただまだあやつらが別世界の住人とは限らん。だから結局、計画した者が誰なのかは分からん」
テッショウはそう答えた。
「ところでタツヤよ。さっき化け物のバカでかいやつを倒してたじゃろう?」
「うん。そうだけど?」
俺はその質問に戸惑いつつ、そう答えた。
「そうか。じゃあその場所に連れていってはくれぬか?」
「え?何で?」
俺の頭の中が疑問でこんがらがっていく。
「いいから。いいから」
テッショウは少しうれしそうにそう言った。
「はい。テッショウさん。こいつだよ」
俺はすでにぐちゃぐちゃになってしまったガイアの死体を指さす。
「こやつか。にしてもなかなかやったのう」
俺はテッショウのその言葉で口の中が苦くなった。
今思えばあの時の俺はどうかしてた…
テッショウはそんな俺のことなど気にせず死体に手を向けこう言った。
「じゃあやってみるとするか。むん!」
テッショウさんの周りが光り輝いている。
「ちょっ!なにこれテッショウさん!」
俺はテッショウさんに驚きを隠せないまま聞いた。
「ホホホ!驚いたか!これがわしの専技「憧れる者」じゃ!ふんっ!」
テッショウはそう言うと俺の体に手を向けた。
「ぐあっ!」
胸が焼けるような感覚。
痛い。熱い。苦しい。
そんな感覚が俺の体に針のように深く刺さった。
「ちょっ!何してんのテッショウさん!」
俺はテッショウさんに涙目で言った。
「まあまあ。怒るでない。これがわしの専技「憧れる者」じゃい。いまおぬしの体にこのバカでかい奴のスキルを入れた。専技の名前は「大地の皮膚」。どうやら自身の皮膚の防御力を高める専技らしいぞ」
ん?
あまりに情報量が多すぎて頭に話が入ってこなかった。
専技?大地の皮膚?
「驚くのも無理はない。まっ簡単に言えばおぬしは皮膚が固くなったということじゃ!」
テッショウのその言葉を聞き、俺は恐る恐る自分の腕の皮をつねってみる。
本当だ。かたい。
俺は信じられなかった。
すごいな…テッショウさんの専技は…
俺はそんなことを思いながら腕の皮をしばらく引っ張ってみた。