二次創作
【りょつぱ】忘れないでね。
#1
第1話 (完結)
ふと、僕の顔に数滴の涙が落ちる。僕の頬を伝い、零れ落ちていく。
僕を押し倒す形になって、若井は僕を抱き締める。
この前、若井は病院に行って血を採ってもらったところ、癌だと判断された。
若井「……せめて、死ぬ時までは涼ちゃんと居たい。良い、よね……」
藤澤「………うん、大丈夫だよ」
その後は、若井の意思で自宅療養に決定した。僕だって辛いし、若井だって辛い筈。
若井の余命はもう少し。あと3日も経てば恐らく息絶える、と推測された。
若井「……まだ生きたいよ…なんで、っ…」
藤澤「…………………」
若井は、そう言って僕を抱き締めた。僕は、若井の瞳からぽろぽろと溢れる涙を拭ってあげた。
藤澤「…若井、もう寝よっか……」
気を落ち着かせて、僕はそう言った。だけど、若井は首を横に振る。
そして、静かに口を開けた。
若井「……ううん、今日は寝たく無い」
藤澤「………じゃあ、そうしよっか」
ちゅ、
藤澤「………っ?若井?」
若井が、僕の頬に口を近付けてきて、ちゅっと軽くキスをした。
優しい若井の唇が急に頬にあたったので、少し驚いてしまったけど。
若井「涼ちゃん、愛してる」
藤澤「…うん、僕も」
そして、僕は若井に口を近付ける。
ちゅ、ちゅっ……
藤澤「っん、ふっ、……」
若井「…俺、涼ちゃんともうもう2度と会えなくなるの、凄い苦しいし悲しい……」
藤澤「……っうん、僕も…若井ともう会えなくなるの、嫌だ……っ」
ちゅ、ぬるっ……
藤澤「ん、ふ、っ……♡」
甘い口付けを交わす。若井は愛おし気に僕を見つめ、「愛してる」と連呼する。
若井「涼ちゃん、愛してる」
藤澤「…、僕も、っ……」
そして、若井は蹲ってしまった。そして、僕をそっと優しく抱き締めた。
藤澤「……わ、若井?」
若井「っ…ん、っ…………」
気付けば、若井は泣いていた。僕を暖かい服で抱き締め、ちゅ、とキスをする。
静かに泣く若井に布団をかけ、涙を溜めつつ微笑み、そっとキスをした。
僕を押し倒す形になって、若井は僕を抱き締める。
この前、若井は病院に行って血を採ってもらったところ、癌だと判断された。
若井「……せめて、死ぬ時までは涼ちゃんと居たい。良い、よね……」
藤澤「………うん、大丈夫だよ」
その後は、若井の意思で自宅療養に決定した。僕だって辛いし、若井だって辛い筈。
若井の余命はもう少し。あと3日も経てば恐らく息絶える、と推測された。
若井「……まだ生きたいよ…なんで、っ…」
藤澤「…………………」
若井は、そう言って僕を抱き締めた。僕は、若井の瞳からぽろぽろと溢れる涙を拭ってあげた。
藤澤「…若井、もう寝よっか……」
気を落ち着かせて、僕はそう言った。だけど、若井は首を横に振る。
そして、静かに口を開けた。
若井「……ううん、今日は寝たく無い」
藤澤「………じゃあ、そうしよっか」
ちゅ、
藤澤「………っ?若井?」
若井が、僕の頬に口を近付けてきて、ちゅっと軽くキスをした。
優しい若井の唇が急に頬にあたったので、少し驚いてしまったけど。
若井「涼ちゃん、愛してる」
藤澤「…うん、僕も」
そして、僕は若井に口を近付ける。
ちゅ、ちゅっ……
藤澤「っん、ふっ、……」
若井「…俺、涼ちゃんともうもう2度と会えなくなるの、凄い苦しいし悲しい……」
藤澤「……っうん、僕も…若井ともう会えなくなるの、嫌だ……っ」
ちゅ、ぬるっ……
藤澤「ん、ふ、っ……♡」
甘い口付けを交わす。若井は愛おし気に僕を見つめ、「愛してる」と連呼する。
若井「涼ちゃん、愛してる」
藤澤「…、僕も、っ……」
そして、若井は蹲ってしまった。そして、僕をそっと優しく抱き締めた。
藤澤「……わ、若井?」
若井「っ…ん、っ…………」
気付けば、若井は泣いていた。僕を暖かい服で抱き締め、ちゅ、とキスをする。
静かに泣く若井に布団をかけ、涙を溜めつつ微笑み、そっとキスをした。
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