春と冬の境に閉じられた記憶
母「これから、春華を病院に行かせてくる」
冬夜「調子でも悪いのか?」
春華「ううん。どこも悪くないの。でもお母さんが無理やり・・・」
母「無理やりだなんて。あなたの健康を見るために行くのよ。」
春華「じゃあ、とーやはいいの?」
母「冬夜は、体が強いから大丈夫よ。じゃ、冬夜。留守番頼んだわよ。」
ドアを閉める音が家の中に響く。
[水平線]春華「じゃあ、私の体は弱いの?とーやより強くないの?」
母「うるさいわね。質問攻めする女子は嫌われるのよ。」
春華「別に嫌われるとか、そうゆうの気にしてないし・・・」
母「いい?あなたは、何も考えなくていいの。ただただ、お母さんとお医者さんの言う事に従っていればいいの。わかった?」
春華「・・・・・」
母「[太字]返事は?[/太字]」
春華「は・・・・・い」
母「速く行くわよ。時間に遅れちゃうわ。」
春華「・・・・・!」
春華(この場所・・・病院がある方向じゃない・・・お母さんは、いったい私をどこへ連れて行く気・・・?お兄ちゃんなら、分かる? !そうだ)
ごそっ・・・
ぱらぱら・・・
春華(バレるかな・・・?いや、お母さんは鈍感だから振り向かない限りわからないはず・・・)
母「ついたわ。ここよ。」
春華(ここ・・・本当に・・・どこ・・・??)
母「ここがあなたの病院よ。今回は貸し切りにしてもらっているから、いつもよりは気軽に話ができるはずよ。」[水平線]
数時間後ー
冬夜「・・・遅いな。」
[下線]長いので、飛ばしてもOKです↓[/下線]
冬夜(病院てそんなに遠い場所だったか?いや、片道で遅くても7分。速くて5分だ。ただの健康診断が目的で行っているなら、体重を測り、身長を測り、視力を測る。で、終わるはず。こんな数時間も時間がたつまで病院にいるはずがない。・・・単に混んでいる可能背も?いや、その可能性はなくなないだろうが、確率的には非常に低いはずだ。なぜなら、今は春だし、熱中症や風邪にかかっている人は極少数のはず。怪我をするやからはいるだろうが、その場合は特別な病院に連れて行かれるから、その分の混み具合からは引かれる。最近の平均気温はだいたい18度〜20度。暑いといえば暑いかもしれないが、夏よりは全然涼しい。そこから導き出せる答え。今の病院の混み具合は、最低でも3〜4人、多くて4〜7人程度だと思われる。母さんたちがもし7人待っていたとしても、待ち時間は約25分ほど。そこから診察に15分〜20分かかると仮定すれば、最高でも、45分ちょいで帰ってくると思われるが・・・)
冬夜「4時間以上も待っていたら、留守番を任されている側からしたら、すごく心配になるな。春華たちはいったい何をしているんだ?買い物でも行ってるのか?」
冬夜「・・・・・・」
冬夜「散歩行くか。」(暇だし。)
ガチャ・・・
キラッ・・・
地面に七色の何かが輝く。
そこへ向かって走る。
冬夜「これは・・・!」
地面には、小粒で透明、カラフルな色のついた石が3〜4個落ちていた。
冬夜「春華・・・・!?」
冬夜「調子でも悪いのか?」
春華「ううん。どこも悪くないの。でもお母さんが無理やり・・・」
母「無理やりだなんて。あなたの健康を見るために行くのよ。」
春華「じゃあ、とーやはいいの?」
母「冬夜は、体が強いから大丈夫よ。じゃ、冬夜。留守番頼んだわよ。」
ドアを閉める音が家の中に響く。
[水平線]春華「じゃあ、私の体は弱いの?とーやより強くないの?」
母「うるさいわね。質問攻めする女子は嫌われるのよ。」
春華「別に嫌われるとか、そうゆうの気にしてないし・・・」
母「いい?あなたは、何も考えなくていいの。ただただ、お母さんとお医者さんの言う事に従っていればいいの。わかった?」
春華「・・・・・」
母「[太字]返事は?[/太字]」
春華「は・・・・・い」
母「速く行くわよ。時間に遅れちゃうわ。」
春華「・・・・・!」
春華(この場所・・・病院がある方向じゃない・・・お母さんは、いったい私をどこへ連れて行く気・・・?お兄ちゃんなら、分かる? !そうだ)
ごそっ・・・
ぱらぱら・・・
春華(バレるかな・・・?いや、お母さんは鈍感だから振り向かない限りわからないはず・・・)
母「ついたわ。ここよ。」
春華(ここ・・・本当に・・・どこ・・・??)
母「ここがあなたの病院よ。今回は貸し切りにしてもらっているから、いつもよりは気軽に話ができるはずよ。」[水平線]
数時間後ー
冬夜「・・・遅いな。」
[下線]長いので、飛ばしてもOKです↓[/下線]
冬夜(病院てそんなに遠い場所だったか?いや、片道で遅くても7分。速くて5分だ。ただの健康診断が目的で行っているなら、体重を測り、身長を測り、視力を測る。で、終わるはず。こんな数時間も時間がたつまで病院にいるはずがない。・・・単に混んでいる可能背も?いや、その可能性はなくなないだろうが、確率的には非常に低いはずだ。なぜなら、今は春だし、熱中症や風邪にかかっている人は極少数のはず。怪我をするやからはいるだろうが、その場合は特別な病院に連れて行かれるから、その分の混み具合からは引かれる。最近の平均気温はだいたい18度〜20度。暑いといえば暑いかもしれないが、夏よりは全然涼しい。そこから導き出せる答え。今の病院の混み具合は、最低でも3〜4人、多くて4〜7人程度だと思われる。母さんたちがもし7人待っていたとしても、待ち時間は約25分ほど。そこから診察に15分〜20分かかると仮定すれば、最高でも、45分ちょいで帰ってくると思われるが・・・)
冬夜「4時間以上も待っていたら、留守番を任されている側からしたら、すごく心配になるな。春華たちはいったい何をしているんだ?買い物でも行ってるのか?」
冬夜「・・・・・・」
冬夜「散歩行くか。」(暇だし。)
ガチャ・・・
キラッ・・・
地面に七色の何かが輝く。
そこへ向かって走る。
冬夜「これは・・・!」
地面には、小粒で透明、カラフルな色のついた石が3〜4個落ちていた。
冬夜「春華・・・・!?」