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!!グロ注意!!

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可愛い生徒は殺し屋でした

#5


「お騒がせしました〜」

杏奈の一声を合図したかのように、電車が駅につき、扉が開いた。

大勢の駅員や警察官が中に入ってくる。

「お疲れ様です」
「おつ〜じゃあこれよろしくね」
「ハッ」

警察官は杏奈に敬礼して、男の周りで仕事を始めた。

この電車の乗客は駅に下されて、もう使えなくなるみたいだ。

まあ、他にも仲間がいるかもしれないし、血まみれだし。


 俺もロームに降りて、別の電車を探すためにスマホを取り出した。

すると、ふと、杏奈と目が合った。

「先生!」
「お、おお…」

手を振ってくるから無視もできず、控えめに手を振り返した。

「先生帰り?」
「ああ」

今日の杏奈は黒いスカートと黒いシャツを着ているから、血は目立たない。

けど、顔から腕にかけて真っ赤だ。

「あ…杏奈は?」

聞きたくない。

でも、沈黙はきつい。

「私?見回りだよ!」
「そう…」

深掘りはしない。

しかし、恐れた沈黙がやっている。

ああ…。

帰ろう。


 「じゃあ、俺、もう…」
「ねえねえ。先生の家、ついてってもいい?」
「はぁ?」

ダメに決まっているだろ。

「ダメだ」
「え〜お願い!」
「ダメなもんはダメ」
「…先生も、気になってるくせに」
「あ?」
「先生だって、私のこと、知りたいでしょ?」

う…。

それは、YESだ。

でも、生徒に家を教えて、さらに上げるなんて、クビになる。

いやクビどころじゃなくて、捕まるな。

「せ〜んせ?お願い!」

うう…。

捕まるつもりで思う。

杏奈が、かわいい。

“お願い!”はきつい。

ああ…しっかりしろ、俺!!

2025/05/24 17:52

あちゃぱ ID:≫ 1.5LHN/5O97I6
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