山田視点
どうにかして白雪が殺されない方法を考えなければ…
葵「…どうしました青葉さん？思い詰めた顔してますけど…」
山田「…聞いてくれる？」
葵「は、ハイ！（も、もちろんッ！）」
山田「実は…僕、幽霊なんだ」
葵「…ハイ？？？」
山田「みんなには、僕が見えてないんだ」
葵「んもー青葉さん！変な冗談やめてくださいよぉー！ね、あゆみさん！」
あゆみ「…私、ずっと空想の人物か、推しのことだと思ってた…ほんとに見えてんの？葵ちゃんには…」
葵「え！？み、みんなには見えないんですか！？」
ざわざわ…ざわざわ…
部長「…白雪くんッ！」
葵「は、ハイッッッッ！…でも、部長には見えてますよね？青葉さんが」
部長「…応接室に来なさい」
葵「は、はい！」
山田「…来たな…この時が」
[水平線]
葵「あの…部長、見えてますよね？青葉さんが」
部長「…実はな、山田は本当に死んでいるんだ、2年前に」
葵「…それじゃあ、青葉さんは…」
部長「あぁ」
葵「…でも、どうして私には見えているんですか？幽霊見えないはずなのに…」
部長「それはな」
バタンッ
山田「白雪！危ないッッッ！！！」
葵「え？…キャア！？」
部長「…クソッ外したか…」
葵「ど、どういうこと…？（部長がナイフを隠し持っていたなんて…）」
山田「説明は後だ！とにかく逃げるぞ！」
葵「は、ハイッッッッ！！！！」