一生分の愛
[明朝体][明朝体]「私の勝ちですが?」
プルプル・・・
「う・・・う・・・」
智佳、がっくりと床に手をつく。
勝ったァ・・・!
ドン!!!
敗北者じゃけェ・・・ッ!
「もう1回!もう1回勝負してくれ!」
「智佳さん・・・少しこちらへ」
部屋の角~!(某ボイス)
ここはどこから見ても死角ッ!
耳に口を近づけ・・・
ボソリ
「負けたんですよ、あなたは・・・」
「僕はなんのために・・・!」
智佳はその言葉を発した後、膝から崩れ落ちた。
・・・
ノリがよすぎるわ。
コントかよ。
・、・、・。
しかもどっちも「冗談で~す!」とか言わないのが怖い。
いや、言えないのだろう。。。
にしても中々の名勝負だったな。
智佳もかなり強い手だったが、全て僕が一枚上手だった。
いんや、えがった。
はーあ、危ない危ない。
にしても勝てるのゲームだけなの・・・?
僕の尊厳ってゲームだけなの・・・?
え・・・?
「おやつよ~」
「あ、おやつだって。彼氏君、行こ」
切り替え早ぁ・・・
さあやってまいりました!
「3時の!おやつTIME~!」
今回のゲストは愛沢智佳さんとなっております~。
さあ、今回のメニューは!
おお!高級そうな箱ですね~。
?????????????
なぁにこれ。
プラ・・・?
プラ、リ・・・
Praliné?
↑なんか6個入り・・・。
ワァ?
ナッツを使ってる、ってコト?
プル。
こっちはなんなのカナァ?
パコッ
↑なんかクッキー・・・
ワ、ワ、ワァ・・・!
感極まって涙が一筋一筋頬を伝っていくってコト!?
プル、ヤハ。
「紅茶淹れるけど、飲む~?」
「ああ・・・」
「飲まないっ!」
「飲む・・・」
「飲まないわ」
「じゃあ僕も・・・」
ピピピ
(母の脳内)
父、葵、圭太は緑茶。
智佳さん、言葉、私は紅茶。
お茶葉・・・お茶葉・・・
~少しして~
「お待ちどう様。どうぞ」
「いただきます」
ズズズ・・・。
あァ~!お茶をすする音ォ!
「じゃあ食べましょ」
「はーい」
小皿にお菓子が人数分。小さいフォークも人数分。
「いただきます」
「いただきまーす」
不思議な菓子だなぁ。
ナッツが砂糖で固められている。
大きさは、手に乗るぐらい・・・
結構硬い。
袋を開けてみよう。
う~ん。やっぱりこの感じだなぁ。
柔らかいプラスチックが手でどんどんと開けられていく感触。
独特でクセになりそうだなぁ・・・
そんなことはないとも言い切れないのが怖い所だ。
さて、いただこう。
「これ、智佳さんにいただいたのよ。ありがとうね、智佳さん。美味しいわ」
「いえいえ。お邪魔してますから」
味のカミングアウトが飛び出したなぁ。
でも母さんは中々舌が肥えてるから、ハズレではないってことだ。
いただきます。
caramel・・・って書いてあるな。
キャラメル味ってことなのだろう。
ってことは・・・
これはプラリネと読むのか?
おお、名前なら聞いたことあるぞ。
確かフランスか何かの菓子だったよなぁ。
お茶と合いそうだ。
智佳が持ってきたってことは高級品だろうし。
ザク、カリカリ。
おお、ザクザク食感ってやつだ。
それに・・・キャラメルがくどくない。
すごくあってるなぁ・・・
それにナッツのおかげで食感が生まれて、とても食べていて楽しい。
お茶も合う。
緑茶のえぐみがプラリネの甘さを抑え込んで、無限にいけるなぁ・・・
だけど・・・
歯に挟まるなぁ。
奥歯にナッツの破片とキャラメルの砂糖が混ざりあいながら挟まって、とれない。
歯磨きだなぁ。フロスで取るかなぁ。
チラ。
智佳がめっちゃ見てくる。
次はクッキーを食べるか。
また袋を開けて・・・
Cacao?
恐らくチョコレート味なのだろう。
2枚入りか。
いただきます。
これ、先に割ったほうがいいんだろうか?
煎餅はそうしてるが。クッキーはどうなるのかなぁ。
まあ無難にかじりつくか。。。
サクッ
軽い食感だ。
これは・・・少し全粒粉が混ざっているのか?
小麦粉と全粒粉のハイブリッドクッキーかぁ。初めて食べるな。
これまた歯に挟まる。
ん?これはチョコレートと言うには少し薄いし・・・
風味と言うには濃すぎる。
分かった。「ココア味」だ。
まあオシャレなクッキーはチョコよりココアの方が多いが・・・
袋には「DOUX」とある。
鷹と、野苺のマーク。
・・・絶対に高いだろ、これ。
食べ終わったら調べるか・・・
~食後~
「さて、歯磨く前に・・・」
智佳からもらったスマホ!
スマホをくれるなんて、今思ってもけったいなこったやでェ・・・
せやかてDOUX!
ポチポチ
「[下線]DOUX クッキー[/下線]」
タン。
「DOUX,洋菓子店」
お、あったあった。
うおおおおおおおお!
ぽち。
お、さっきのマーク。
えー、なになに?
「フランス発祥の洋菓子店。心地よい一時をお菓子と共に」
いいキャッチコピーだねぇ。
お、さっきのクッキーセットだ。
ポチ。
クッキーセット「AUBE」
税込み、、、3400円!?
あの量でか!?
あ、頭おかしいんじゃないのか・・・?
こ、こだわりが書いてある!
読める、読めるぞ!
「夜明けをイメージしたクッキーセット。朝までのクッキーをお楽しみください。」
お、お店の歴史は!
「当店は小さなフランスの洋菓子店から始まりました。初代パティシエ、そして創設者でもある、ジャン・ピエール・ロッツォが妻と決めた『心地よい時間をお菓子を食べながら過ごしてほしい」という思いから店名が決まっています。創業は95年・・・」
E★G★U★I★
あのう、こんな高級品、もらっちゃっていいんですかねぇ・・・?
「調べた?」
「わっ!」
いつの間にか、智佳が背後に立っていた。
本当に気配消すの上手いなぁ。。。
「あのう、智佳さん・・・」
「ん?何、改まって」
スゥ―・・・
「ありがとうございます!」
「んー?」
「少しこちらへ・・・」
僕は智佳を部屋の角に誘導する。
もう1度、振りかぶって・・・
「私のような者共にこのような菓子をくださるなど、どうお礼を言えばよいか・・・ありがたき幸せ。誠にありがとうございます・・・!」
「へえ。感謝してるんだ?」
「勿論でございまする・・・!」
「なら、キスしてよ。ファースト」
????????????????????????????????????????????????????????????????????
「じょーだんじょーだん。なに真に受けてんの」
ほっとしたというか、残念というか・・・
やっぱこの人に好きなことしちゃだめだと知った、今日この頃であった。[/明朝体][/明朝体]
プルプル・・・
「う・・・う・・・」
智佳、がっくりと床に手をつく。
勝ったァ・・・!
ドン!!!
敗北者じゃけェ・・・ッ!
「もう1回!もう1回勝負してくれ!」
「智佳さん・・・少しこちらへ」
部屋の角~!(某ボイス)
ここはどこから見ても死角ッ!
耳に口を近づけ・・・
ボソリ
「負けたんですよ、あなたは・・・」
「僕はなんのために・・・!」
智佳はその言葉を発した後、膝から崩れ落ちた。
・・・
ノリがよすぎるわ。
コントかよ。
・、・、・。
しかもどっちも「冗談で~す!」とか言わないのが怖い。
いや、言えないのだろう。。。
にしても中々の名勝負だったな。
智佳もかなり強い手だったが、全て僕が一枚上手だった。
いんや、えがった。
はーあ、危ない危ない。
にしても勝てるのゲームだけなの・・・?
僕の尊厳ってゲームだけなの・・・?
え・・・?
「おやつよ~」
「あ、おやつだって。彼氏君、行こ」
切り替え早ぁ・・・
さあやってまいりました!
「3時の!おやつTIME~!」
今回のゲストは愛沢智佳さんとなっております~。
さあ、今回のメニューは!
おお!高級そうな箱ですね~。
?????????????
なぁにこれ。
プラ・・・?
プラ、リ・・・
Praliné?
↑なんか6個入り・・・。
ワァ?
ナッツを使ってる、ってコト?
プル。
こっちはなんなのカナァ?
パコッ
↑なんかクッキー・・・
ワ、ワ、ワァ・・・!
感極まって涙が一筋一筋頬を伝っていくってコト!?
プル、ヤハ。
「紅茶淹れるけど、飲む~?」
「ああ・・・」
「飲まないっ!」
「飲む・・・」
「飲まないわ」
「じゃあ僕も・・・」
ピピピ
(母の脳内)
父、葵、圭太は緑茶。
智佳さん、言葉、私は紅茶。
お茶葉・・・お茶葉・・・
~少しして~
「お待ちどう様。どうぞ」
「いただきます」
ズズズ・・・。
あァ~!お茶をすする音ォ!
「じゃあ食べましょ」
「はーい」
小皿にお菓子が人数分。小さいフォークも人数分。
「いただきます」
「いただきまーす」
不思議な菓子だなぁ。
ナッツが砂糖で固められている。
大きさは、手に乗るぐらい・・・
結構硬い。
袋を開けてみよう。
う~ん。やっぱりこの感じだなぁ。
柔らかいプラスチックが手でどんどんと開けられていく感触。
独特でクセになりそうだなぁ・・・
そんなことはないとも言い切れないのが怖い所だ。
さて、いただこう。
「これ、智佳さんにいただいたのよ。ありがとうね、智佳さん。美味しいわ」
「いえいえ。お邪魔してますから」
味のカミングアウトが飛び出したなぁ。
でも母さんは中々舌が肥えてるから、ハズレではないってことだ。
いただきます。
caramel・・・って書いてあるな。
キャラメル味ってことなのだろう。
ってことは・・・
これはプラリネと読むのか?
おお、名前なら聞いたことあるぞ。
確かフランスか何かの菓子だったよなぁ。
お茶と合いそうだ。
智佳が持ってきたってことは高級品だろうし。
ザク、カリカリ。
おお、ザクザク食感ってやつだ。
それに・・・キャラメルがくどくない。
すごくあってるなぁ・・・
それにナッツのおかげで食感が生まれて、とても食べていて楽しい。
お茶も合う。
緑茶のえぐみがプラリネの甘さを抑え込んで、無限にいけるなぁ・・・
だけど・・・
歯に挟まるなぁ。
奥歯にナッツの破片とキャラメルの砂糖が混ざりあいながら挟まって、とれない。
歯磨きだなぁ。フロスで取るかなぁ。
チラ。
智佳がめっちゃ見てくる。
次はクッキーを食べるか。
また袋を開けて・・・
Cacao?
恐らくチョコレート味なのだろう。
2枚入りか。
いただきます。
これ、先に割ったほうがいいんだろうか?
煎餅はそうしてるが。クッキーはどうなるのかなぁ。
まあ無難にかじりつくか。。。
サクッ
軽い食感だ。
これは・・・少し全粒粉が混ざっているのか?
小麦粉と全粒粉のハイブリッドクッキーかぁ。初めて食べるな。
これまた歯に挟まる。
ん?これはチョコレートと言うには少し薄いし・・・
風味と言うには濃すぎる。
分かった。「ココア味」だ。
まあオシャレなクッキーはチョコよりココアの方が多いが・・・
袋には「DOUX」とある。
鷹と、野苺のマーク。
・・・絶対に高いだろ、これ。
食べ終わったら調べるか・・・
~食後~
「さて、歯磨く前に・・・」
智佳からもらったスマホ!
スマホをくれるなんて、今思ってもけったいなこったやでェ・・・
せやかてDOUX!
ポチポチ
「[下線]DOUX クッキー[/下線]」
タン。
「DOUX,洋菓子店」
お、あったあった。
うおおおおおおおお!
ぽち。
お、さっきのマーク。
えー、なになに?
「フランス発祥の洋菓子店。心地よい一時をお菓子と共に」
いいキャッチコピーだねぇ。
お、さっきのクッキーセットだ。
ポチ。
クッキーセット「AUBE」
税込み、、、3400円!?
あの量でか!?
あ、頭おかしいんじゃないのか・・・?
こ、こだわりが書いてある!
読める、読めるぞ!
「夜明けをイメージしたクッキーセット。朝までのクッキーをお楽しみください。」
お、お店の歴史は!
「当店は小さなフランスの洋菓子店から始まりました。初代パティシエ、そして創設者でもある、ジャン・ピエール・ロッツォが妻と決めた『心地よい時間をお菓子を食べながら過ごしてほしい」という思いから店名が決まっています。創業は95年・・・」
E★G★U★I★
あのう、こんな高級品、もらっちゃっていいんですかねぇ・・・?
「調べた?」
「わっ!」
いつの間にか、智佳が背後に立っていた。
本当に気配消すの上手いなぁ。。。
「あのう、智佳さん・・・」
「ん?何、改まって」
スゥ―・・・
「ありがとうございます!」
「んー?」
「少しこちらへ・・・」
僕は智佳を部屋の角に誘導する。
もう1度、振りかぶって・・・
「私のような者共にこのような菓子をくださるなど、どうお礼を言えばよいか・・・ありがたき幸せ。誠にありがとうございます・・・!」
「へえ。感謝してるんだ?」
「勿論でございまする・・・!」
「なら、キスしてよ。ファースト」
????????????????????????????????????????????????????????????????????
「じょーだんじょーだん。なに真に受けてんの」
ほっとしたというか、残念というか・・・
やっぱこの人に好きなことしちゃだめだと知った、今日この頃であった。[/明朝体][/明朝体]