一生分の愛
[明朝体]~1時間後~
・・・。
体を動かそうとしてみる。
・・・。
頭を曲げようとしてみる。
・・・。
ひっくり返ってみようとする。
・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・。。。
熱いんダヨオオオオオオ!
ハフムシャッと出るんダカラサァッ!
出たいんダヨォ!
「あ、どうどう。どうどう」
IM A PERFECT HORSE。
違う!違う!違う!違う!違う!違う!
IM A NOT HORSE。
ドゥワァァァ・・・。
ちなみに「どうどう」は今までに5回使われたぞ!
絶ッッ対にもう1時間は経ったんだが・・・
「あのう、智佳さん。そろそろいいですかね?」
「駄目。はい、布団ずらそうとしないで」
僕が足ではねのけていた布団の端っこを智佳がそう言って戻す。
熱いの!
布団の中に熱がこもって、全身をホールド中なの!
しかも上に智佳が乗ってる軍艦スタイルだからな!
その・・・なんかそういうメリットあるんすか?(恐らくある)
まあ、最初は僕だってかなり満足してました。
でも、そこで満足は終わってしまったんです。
今ではもうただただ熱く、重いだけですね。
しかもトイレにも行きたくなってきてますからね。
このままでは、トイレに行けない・・・!
今日のミッションはなんだ?
MISSION、「GO TO THE TOILET」
MISSION、START!
「インパクト」・・・!
メツァメロ・・・メツァメロ・・・
衝撃!
ブルブルブル!
僕は体を揺らし、上の智佳に攻撃を仕掛ける。
「おっとっと」
智佳は落ちないよう、背中にしがみついてきている。
5秒、10秒、15秒・・・
もう、無理だ・・・!
これ以上揺れると、尿意が・・・!
それに、智佳は断固下りない気だ。
こっちも熱さで体力が削られてるし、この作戦は捨てたほうがいい。
なら・・・
智佳が手を離した瞬間、僕はすかさず頭上の布団を思いきりめくる。
バサッ!
ヒュオオオッ!
SAM!
いや、誰だよ!って突っ込みは置いといて・・・
どれほど布団の中が熱かったのか、よく分かる。
恐らく、さっきの温度感覚的に室温は現在18℃。
僕は寒さに強い。
そのため、さっきは長袖1枚で耐えられていた。
しかしどうだろうか?
現在(いま)は鳥肌が立つほどの極寒だ。
先ほどの強みがあだになった。
人間というのは、急に体の温度を調節できない。
なので、熱い所から寒い所に行くと、通常より寒く感じる。
さらに、ヒートショックと言って、急激な温度変化に体がついていけず、血圧が上昇、最悪心筋梗塞や脳梗塞を起こす現象も発生するのだ。
それはまた、逆も然り。
まあ長くはなったが、つまりいつもより寒いよねってこと。
耐えろ・・・!耐えれば脱出できる・・・!
「彼氏君。駄目だよ?抜け出そうとしちゃ」
バサリ。
あったけ~って言うとる場合か!
トイレ側に立つんは!僕や!
っ!?
上手く立てん・・・!ドブカスが・・・!
僕の足に自分の足を絡めているのかッ!?
だが無駄無駄無駄ァ!
「ふんっ!」
僕は背筋と腹筋、それに上腕二頭筋に力を込め、智佳を払いのける。
「わっ」
あっけない智佳の声が聞こえる。
脱出ッ!
「分かったよ。僕が悪かった。もう布団からは出るよ」
智佳も渋々だが、分かってくれたようだ。
トイレにDASH!
~少しして~
「あー、危なかった・・・うわっ!」
僕がトイレのドアを開けて出てくると、目の前に言葉が立っていた。
気配がないもんだから、気付かなかった・・・
驚いたねぇ、言葉・・・
「ねえ兄さん」
「ん?」
これは提案があるときの顔ですね。
今日のざんねん。
言葉は意外と考えていることが顔に出る。
だからババ抜きが弱い。
チーン。。。
「あのね。兄さんのベッド、入っていい?」
予想外の提案である。
ソーカ、言葉も寒イノカ―。
「いいよ」
断る理由もないので、即決した。
言葉は「ありがと」と言い、走り去っていく。
向こうでベッドが5秒ほど、きしむ音が聞こえる。
僕は部屋に向かった。
「いやあ、妹さんが下りろってうるさくてね」
智佳はそう僕の肩に体重を預けながら言う。
言葉はベッドを満喫している。
お気に入りの本を読みながら、ゴロゴロと。
今は智佳とポーカー中なのだが・・・
後ろにいるので手がバレます^^
今、僕は2ペアなんだけど。智佳に勝てる自信がないんだけど。
「やったー!フラッシュー!」
「負けた・・・!」
「じゃ、1分彼氏君権獲得ね」
「チクショー・・・!」
「1分彼氏君獲得権」。
それは智佳がチップの代わりに用意したいわば「幻想通貨」。
智佳が勝利することで、それを獲得できる。
智佳はいつでも権利を使うことができるが、僕が勝負を仕掛けているときは使えないというのがルールだ。
現在智佳の持つ権利は2分分。
僕は1回勝つごとに、権利を1分分、智佳から奪うことができる。
智佳の持つ権利が0になれば。そこで自動的にゲームセット。
僕が勝負を仕掛けなければ、智佳は権利を増やすことができなくなるからだ。
しかしよくできたルールである。
これでは権利を奪おうとすると、2分の1で権利が増えてしまう。
「健全な賭け事」とは言っていたが、僕にとっては全くもってそうではない。
とにかくあと2回、勝てばいいだけ・・・!
気張れ、僕・・・!
勝岡:さあ、ここからは圭太選手の脳内実況を担当させていただきます「ローレンス勝岡」がお送りいたします。
今回は脳内解説の「ファイナルベント橘」さんもお呼びしています。
橘:よろしくオレガーシアス。
勝岡:よろしくお願いします。さあ、まずは第1ゲームです。圭太選手の手は・・・おっと!?ブタです!ですが、あと1枚変えれば、ストレートフラッシュです!どう思いますか?橘さん。
橘:伊藤ちょ食ってるとブットバスゾ!
勝岡:なんか怒ってますね。さあ、圭太選手、1枚チェンジです。智佳選手は・・・?4枚チェンジです。4枚!?
橘:ビックイデスネ・・・
勝岡:さあ、オープンです!圭太選手、見事ストレートフラッシュ!智佳選手は3カードをそろえていたが、これには敗北・・・!まずは1勝です!
橘:コデモチソ訓練ノオカゲダナ。
勝岡:そうですねー。さあ第2ゲーム!圭太さんはまたもや1枚チェンジ。智佳選手は、2枚チェンジです。これで勝てれば圭太選手は晴れて自由の身です・・・!さあ、オープン!
橘:ドーダ・・・?
勝岡:さあ、智佳選手はフルハウスです!これは厳しい・・・!おっと!?圭太選手が微笑みました!
橘:ドジタンデショウカ?
勝岡:フォーオブアカインドです!フォーオブアカインドです!!!圭太選手、勝利ー!
これには圭太選手もにっこりです。ポーカーの札と耳!どちらも揃えたーーー!
「平和ねぇ」
「ああ・・・」[/明朝体]
・・・。
体を動かそうとしてみる。
・・・。
頭を曲げようとしてみる。
・・・。
ひっくり返ってみようとする。
・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・。。。
熱いんダヨオオオオオオ!
ハフムシャッと出るんダカラサァッ!
出たいんダヨォ!
「あ、どうどう。どうどう」
IM A PERFECT HORSE。
違う!違う!違う!違う!違う!違う!
IM A NOT HORSE。
ドゥワァァァ・・・。
ちなみに「どうどう」は今までに5回使われたぞ!
絶ッッ対にもう1時間は経ったんだが・・・
「あのう、智佳さん。そろそろいいですかね?」
「駄目。はい、布団ずらそうとしないで」
僕が足ではねのけていた布団の端っこを智佳がそう言って戻す。
熱いの!
布団の中に熱がこもって、全身をホールド中なの!
しかも上に智佳が乗ってる軍艦スタイルだからな!
その・・・なんかそういうメリットあるんすか?(恐らくある)
まあ、最初は僕だってかなり満足してました。
でも、そこで満足は終わってしまったんです。
今ではもうただただ熱く、重いだけですね。
しかもトイレにも行きたくなってきてますからね。
このままでは、トイレに行けない・・・!
今日のミッションはなんだ?
MISSION、「GO TO THE TOILET」
MISSION、START!
「インパクト」・・・!
メツァメロ・・・メツァメロ・・・
衝撃!
ブルブルブル!
僕は体を揺らし、上の智佳に攻撃を仕掛ける。
「おっとっと」
智佳は落ちないよう、背中にしがみついてきている。
5秒、10秒、15秒・・・
もう、無理だ・・・!
これ以上揺れると、尿意が・・・!
それに、智佳は断固下りない気だ。
こっちも熱さで体力が削られてるし、この作戦は捨てたほうがいい。
なら・・・
智佳が手を離した瞬間、僕はすかさず頭上の布団を思いきりめくる。
バサッ!
ヒュオオオッ!
SAM!
いや、誰だよ!って突っ込みは置いといて・・・
どれほど布団の中が熱かったのか、よく分かる。
恐らく、さっきの温度感覚的に室温は現在18℃。
僕は寒さに強い。
そのため、さっきは長袖1枚で耐えられていた。
しかしどうだろうか?
現在(いま)は鳥肌が立つほどの極寒だ。
先ほどの強みがあだになった。
人間というのは、急に体の温度を調節できない。
なので、熱い所から寒い所に行くと、通常より寒く感じる。
さらに、ヒートショックと言って、急激な温度変化に体がついていけず、血圧が上昇、最悪心筋梗塞や脳梗塞を起こす現象も発生するのだ。
それはまた、逆も然り。
まあ長くはなったが、つまりいつもより寒いよねってこと。
耐えろ・・・!耐えれば脱出できる・・・!
「彼氏君。駄目だよ?抜け出そうとしちゃ」
バサリ。
あったけ~って言うとる場合か!
トイレ側に立つんは!僕や!
っ!?
上手く立てん・・・!ドブカスが・・・!
僕の足に自分の足を絡めているのかッ!?
だが無駄無駄無駄ァ!
「ふんっ!」
僕は背筋と腹筋、それに上腕二頭筋に力を込め、智佳を払いのける。
「わっ」
あっけない智佳の声が聞こえる。
脱出ッ!
「分かったよ。僕が悪かった。もう布団からは出るよ」
智佳も渋々だが、分かってくれたようだ。
トイレにDASH!
~少しして~
「あー、危なかった・・・うわっ!」
僕がトイレのドアを開けて出てくると、目の前に言葉が立っていた。
気配がないもんだから、気付かなかった・・・
驚いたねぇ、言葉・・・
「ねえ兄さん」
「ん?」
これは提案があるときの顔ですね。
今日のざんねん。
言葉は意外と考えていることが顔に出る。
だからババ抜きが弱い。
チーン。。。
「あのね。兄さんのベッド、入っていい?」
予想外の提案である。
ソーカ、言葉も寒イノカ―。
「いいよ」
断る理由もないので、即決した。
言葉は「ありがと」と言い、走り去っていく。
向こうでベッドが5秒ほど、きしむ音が聞こえる。
僕は部屋に向かった。
「いやあ、妹さんが下りろってうるさくてね」
智佳はそう僕の肩に体重を預けながら言う。
言葉はベッドを満喫している。
お気に入りの本を読みながら、ゴロゴロと。
今は智佳とポーカー中なのだが・・・
後ろにいるので手がバレます^^
今、僕は2ペアなんだけど。智佳に勝てる自信がないんだけど。
「やったー!フラッシュー!」
「負けた・・・!」
「じゃ、1分彼氏君権獲得ね」
「チクショー・・・!」
「1分彼氏君獲得権」。
それは智佳がチップの代わりに用意したいわば「幻想通貨」。
智佳が勝利することで、それを獲得できる。
智佳はいつでも権利を使うことができるが、僕が勝負を仕掛けているときは使えないというのがルールだ。
現在智佳の持つ権利は2分分。
僕は1回勝つごとに、権利を1分分、智佳から奪うことができる。
智佳の持つ権利が0になれば。そこで自動的にゲームセット。
僕が勝負を仕掛けなければ、智佳は権利を増やすことができなくなるからだ。
しかしよくできたルールである。
これでは権利を奪おうとすると、2分の1で権利が増えてしまう。
「健全な賭け事」とは言っていたが、僕にとっては全くもってそうではない。
とにかくあと2回、勝てばいいだけ・・・!
気張れ、僕・・・!
勝岡:さあ、ここからは圭太選手の脳内実況を担当させていただきます「ローレンス勝岡」がお送りいたします。
今回は脳内解説の「ファイナルベント橘」さんもお呼びしています。
橘:よろしくオレガーシアス。
勝岡:よろしくお願いします。さあ、まずは第1ゲームです。圭太選手の手は・・・おっと!?ブタです!ですが、あと1枚変えれば、ストレートフラッシュです!どう思いますか?橘さん。
橘:伊藤ちょ食ってるとブットバスゾ!
勝岡:なんか怒ってますね。さあ、圭太選手、1枚チェンジです。智佳選手は・・・?4枚チェンジです。4枚!?
橘:ビックイデスネ・・・
勝岡:さあ、オープンです!圭太選手、見事ストレートフラッシュ!智佳選手は3カードをそろえていたが、これには敗北・・・!まずは1勝です!
橘:コデモチソ訓練ノオカゲダナ。
勝岡:そうですねー。さあ第2ゲーム!圭太さんはまたもや1枚チェンジ。智佳選手は、2枚チェンジです。これで勝てれば圭太選手は晴れて自由の身です・・・!さあ、オープン!
橘:ドーダ・・・?
勝岡:さあ、智佳選手はフルハウスです!これは厳しい・・・!おっと!?圭太選手が微笑みました!
橘:ドジタンデショウカ?
勝岡:フォーオブアカインドです!フォーオブアカインドです!!!圭太選手、勝利ー!
これには圭太選手もにっこりです。ポーカーの札と耳!どちらも揃えたーーー!
「平和ねぇ」
「ああ・・・」[/明朝体]