一生分の愛
[明朝体]お、智佳からメールだ。
え~、なになに・・・?
『今日、君の家、泊っていい?』
なにぃッ!2日連続だとッ!
OK~♪
おいらとしては何の問題もないじょ~。
ただ流石に2日連続だと家族がな・・・
「ちょっと母さん」
「なに?」
「彼女が家に今日泊りたいって言ってんだけど・・・」
母さんは目を見開いて驚く。
駄目か・・・?
「なによあんた!幸せね!」
え・・・?
「連続で泊まりに来るなんて誘ってんじゃないのかしら?懐かしいわねぇ・・・ちょっとこっち」
僕は妹たちから少し離れ、母さんの口に耳を寄せる。
「あのね、昔の話なんだけど。お父さんからメールが来たのよ。『今日も家に泊まっていいか』ってね。その日は親もいなかったし、勿論OKしたわ・・・それでお父さんがミサンガくれたの。下手で歪だったけど、嬉しかったわ。私と見た雑誌に影響されたのね。それでその夜は・・・これから先は子供には刺激が強いわねっ。ここでおしまいっ」
「えー・・・」
ここからがいい所だったのに、母さんはいつも寸止めする。
それで「また今度ね」って言うんだ。
でも忘れ去られて二度と話さない・・・
まるで例のスイッチで消されたように・・・
「で、いいの?」
「いいわよ。今日暇だし」
ガハハ、勝ったな。風呂行ってくる。
風呂は行きませんが・・・
よっしゃあ!
幸せな時間を過ごすぜぇ。
フォー!
~夕方~
ピンポーン。
おや、誰か来たようだ。
「はーい」
「あ、彼氏君?」
「そうだヨ」
「ドア、開けて」
ちょっと前にショートで流れてきたやつだ!
開けたら駄目なやつだよな、動画だと。
「智佳?」
「そうだよ。開けて」
本当か・・・?
お前が本物か、試してやるぜ!
「この間の約束、覚えてる?」
「勿論。でも終わったでしょ、あの約束は。それともまたお願い、叶えてくれるの?」
回答スピードが半端ねえ・・・
「質問王」ってか?
こいつぁ、本物だ。
はい、キューキュータマと。
ガチャリ。
目の前にいるのは正真正銘、本物の智佳である。
「や」
「うん。入って入って」
「お邪魔します」
「あら!」
母さんだ。ドアの開く音に気付いたのだろう。
「いらっしゃい、智佳さん」
「はい。お邪魔しますね」
智佳が靴を脱ぐ。
ほう、背中を見せない。。。
マナーを叩き込まれてるな?
「さ、入って。その前に手洗いをね」
「分かってます。さ、彼氏君、先行ってて」
「お荷物、持ちましょうか?」
「よろしく」
僕は智佳の荷物を持って部屋へ向かう。
結構重い。
一体何が入って・・・それを考えるのは野暮だな。
「じゃ、お母さんも」
「あら、ありがとうね。タオルはこれ使って」
「ありがとうございます」
カチャン。
「ごめんなさい、お母さん。お気遣い、受け取れません。やっぱり僕は・・・」
スーッ。
これがいいんですっ。
ガラガラガラ、ペッ。
「お待たせ」
「いやいや、待ってないよ。荷物、どこに置いとく?」
智佳が僕の部屋の片隅を指さす。
「そこ」
「OK」
僕は荷物を置き、床に座り込む。
「さて、いらっしゃい」
「うん」
ガチャリ。
「あ、お父さん。お邪魔してます」
「ん・・・」
父さんはやはり不愛想だ。
けどしっかり愛はある。
不器用なだけなんだ。
「さて、何するって・・・妹さんたち、こっち見てるけど?」
「え?」
本当だ。恨めしそうな顔でこっちを見ている。
「ま、ほっとこ。構ってほしいだけだから」
「うん」
「じゃー、まずはなにを・・・わっ」
僕は部屋の死角へ追い込まれる。
智佳が僕の後ろに回る。
「ねえ、さっきの何?」
問いかけの事か・・・
「いや、ほんの出来心で」
「出来心?じゃ、僕を信用してないとかじゃない?」
「勿論」
僕は舌を噛みそうになるが、なんとか堪える。
「よかった。大好きっ」
ぎゅっ。
くぅ・・・たまらねえな。
だが、ここは保て、僕。
「うん、僕も好きだよ」
優しくレスポンス。
「で、今日は何する?」
そして話題転換っ!
これが交渉の妙よ・・・
「今日はね、ボードゲームを持ってきたんだ」
ジーッ。
カタン。
ボードゲームが置かれる。
「お、これ見たことある」
「でしょ、名作だよ。やろやろ」
そして、僕たちは[下線]純粋な気持ち[/下線]でボードゲームを楽しんだ。[/明朝体]
え~、なになに・・・?
『今日、君の家、泊っていい?』
なにぃッ!2日連続だとッ!
OK~♪
おいらとしては何の問題もないじょ~。
ただ流石に2日連続だと家族がな・・・
「ちょっと母さん」
「なに?」
「彼女が家に今日泊りたいって言ってんだけど・・・」
母さんは目を見開いて驚く。
駄目か・・・?
「なによあんた!幸せね!」
え・・・?
「連続で泊まりに来るなんて誘ってんじゃないのかしら?懐かしいわねぇ・・・ちょっとこっち」
僕は妹たちから少し離れ、母さんの口に耳を寄せる。
「あのね、昔の話なんだけど。お父さんからメールが来たのよ。『今日も家に泊まっていいか』ってね。その日は親もいなかったし、勿論OKしたわ・・・それでお父さんがミサンガくれたの。下手で歪だったけど、嬉しかったわ。私と見た雑誌に影響されたのね。それでその夜は・・・これから先は子供には刺激が強いわねっ。ここでおしまいっ」
「えー・・・」
ここからがいい所だったのに、母さんはいつも寸止めする。
それで「また今度ね」って言うんだ。
でも忘れ去られて二度と話さない・・・
まるで例のスイッチで消されたように・・・
「で、いいの?」
「いいわよ。今日暇だし」
ガハハ、勝ったな。風呂行ってくる。
風呂は行きませんが・・・
よっしゃあ!
幸せな時間を過ごすぜぇ。
フォー!
~夕方~
ピンポーン。
おや、誰か来たようだ。
「はーい」
「あ、彼氏君?」
「そうだヨ」
「ドア、開けて」
ちょっと前にショートで流れてきたやつだ!
開けたら駄目なやつだよな、動画だと。
「智佳?」
「そうだよ。開けて」
本当か・・・?
お前が本物か、試してやるぜ!
「この間の約束、覚えてる?」
「勿論。でも終わったでしょ、あの約束は。それともまたお願い、叶えてくれるの?」
回答スピードが半端ねえ・・・
「質問王」ってか?
こいつぁ、本物だ。
はい、キューキュータマと。
ガチャリ。
目の前にいるのは正真正銘、本物の智佳である。
「や」
「うん。入って入って」
「お邪魔します」
「あら!」
母さんだ。ドアの開く音に気付いたのだろう。
「いらっしゃい、智佳さん」
「はい。お邪魔しますね」
智佳が靴を脱ぐ。
ほう、背中を見せない。。。
マナーを叩き込まれてるな?
「さ、入って。その前に手洗いをね」
「分かってます。さ、彼氏君、先行ってて」
「お荷物、持ちましょうか?」
「よろしく」
僕は智佳の荷物を持って部屋へ向かう。
結構重い。
一体何が入って・・・それを考えるのは野暮だな。
「じゃ、お母さんも」
「あら、ありがとうね。タオルはこれ使って」
「ありがとうございます」
カチャン。
「ごめんなさい、お母さん。お気遣い、受け取れません。やっぱり僕は・・・」
スーッ。
これがいいんですっ。
ガラガラガラ、ペッ。
「お待たせ」
「いやいや、待ってないよ。荷物、どこに置いとく?」
智佳が僕の部屋の片隅を指さす。
「そこ」
「OK」
僕は荷物を置き、床に座り込む。
「さて、いらっしゃい」
「うん」
ガチャリ。
「あ、お父さん。お邪魔してます」
「ん・・・」
父さんはやはり不愛想だ。
けどしっかり愛はある。
不器用なだけなんだ。
「さて、何するって・・・妹さんたち、こっち見てるけど?」
「え?」
本当だ。恨めしそうな顔でこっちを見ている。
「ま、ほっとこ。構ってほしいだけだから」
「うん」
「じゃー、まずはなにを・・・わっ」
僕は部屋の死角へ追い込まれる。
智佳が僕の後ろに回る。
「ねえ、さっきの何?」
問いかけの事か・・・
「いや、ほんの出来心で」
「出来心?じゃ、僕を信用してないとかじゃない?」
「勿論」
僕は舌を噛みそうになるが、なんとか堪える。
「よかった。大好きっ」
ぎゅっ。
くぅ・・・たまらねえな。
だが、ここは保て、僕。
「うん、僕も好きだよ」
優しくレスポンス。
「で、今日は何する?」
そして話題転換っ!
これが交渉の妙よ・・・
「今日はね、ボードゲームを持ってきたんだ」
ジーッ。
カタン。
ボードゲームが置かれる。
「お、これ見たことある」
「でしょ、名作だよ。やろやろ」
そして、僕たちは[下線]純粋な気持ち[/下線]でボードゲームを楽しんだ。[/明朝体]