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一生分の愛

#70

お金が全てじゃない

[明朝体]さあ時は流れ・・・
ここから後半戦のスタートです!
ということで・・・
そぉい!そぉい!そぉい!
注文祭りじゃァ!
「ショウヒンハイチドニハッサラマデシカチュウモンデキマセン。イチドカゴノナカヲカラニシテクダサイ」
出たよ・・・
「1度に8皿までしか注文できない」やつ!
RPGでいうと大体3回目のボスくらいのレベルにあたるあるある・・・
これ何とか解消できないかな・・・
毎回いらだっている自分がいます。
まあ一気に頼んでもあれだし、ここまでにしとくか、一旦。
ふう。
お茶・・・もうないか。
僕はさっきと位置が変わった湯呑が目に入る。
あれ、智佳のお茶ももうないじゃない。
「お湯、継ぎ足そうか?」
「・・・お願い」
一瞬反応が遅れたけど。
どうしたかな?
コポポ・・・
「はい、熱いから気を付けて」
「ありがとう・・・」
ふぅ・・・
あっつ・・・
自分から注意しながら、舌がヒリヒリhe-lie-hingだぜ。お恥ずかしい。
「ゴチュウモンノショウヒンガトウチャクシマシタ!」
来た来た。早いなおい。
選んだのはとろびんちょう、サーモン炙り、生エビ、カリフォルニアロール、煮あなご、鰹、まぐたく巻・・・
特にカリフォルニアロールは僕の大好物。
中のエビフライとマヨネーズ、キュウリ、とびこのバランスが素晴らしいんだよねぇ・・・
じゃあネタも揃ったことですし・・・
いざ!
~2時間後~
「ごちそうさまでしたっ」
ふー、食べた食べた。
運動終わりは特にお腹が空くなァ。
全部で・・・
150はいったな。
1皿100円だとしても・・・
カシャカシャカシャチーン!
15000円・・・
結構痛い。
それで全部100円なわけもないから・・・大体・・・
19000ってとこだな。
「お会計行ってくるから外で待ってて」
「ごちそうさまでした~」
「ありがとうございました~」
チラ。
「お会計、19500円です」
「クレジットで」
「はい。差し込みお願いします」
ピッ・・・
ほらな、予想的中。
こういうのは得意なんだ。
この後どうするかな・・・
「この後どうする?」
おっと、智佳も同じこと考えてたか。
「うーん・・・父さん、この後予定ある?」
父さんはスマホを開き、少し考える。
「いや、ないな・・・」
「オッケ」
うーん・・・どうすっかな・・・
僕もこの後は予定ないし・・・智佳の予定によって対応が変わるけど・・・
「智佳・・・」
「ないよ」
全部喋らせてくれよ・・・
「じゃあどうしようかね・・・」
「ね」
カラカラン・・・
あ、母さんだ。
「この後どうしようかって考えてたでしょ?」
「うん」
流石実母。僕の考えていることはお見通しらしい。
「じゃあ、二人で遊んで来たら?」
「ちょっ、なら私も行くよ!」
いつもは控えめな言葉が「これだけは譲れない」といった表情で半ば叫ぶように言う。
「兄さんもこの後予定あるんでしょ!」
「ないよ」
ジャジャジャジャーン!
ぶすっ・・・
「・・・分かったよ。言葉もついてきていいから」
「え?いいの?」
「仕方ないから」
「やったっ」
言葉は拳を握り締めて喜ぶ。
「ならオレも行きたい!」
しかし葵が黙っていない。
「分かったよ・・・」
「やったぁ!」
だがこの4人で行けるところ・・・中々思いつかないな。
「あ、あと、僕は彼氏君の家、行きたいな」
おっと、ここで出していなかった話題が乱入だぁ!
あんた、昨日も来たでしょうが。。。
「私としてはいいけど?お父さんは?」
「別にいいんじゃないか?」
父さんも母さんも・・・
「じゃ、決定。お食事、ありがとうございました。後で半分の料金はお支払いします」
「いらないわよそんなの」
「え?」
母さんは語り出す。
「いい?智佳さん。この世はお金が全てじゃないの。昔、私の親友が亡くなったの。お金にがめつくて・・・いい子だったんだけど、落としたお金を拾おうとして、車に轢かれちゃったの・・・お金に気を取られていると、人生棒に振るよ。気を付けてね」
「そうだったんですか。ごめんなさい。私、分かってなくて。じゃあお言葉に甘えさせてもらいます。では1時間後くらいにお宅へ行かせてもらいます。ごちそうさまでした!」
智佳が深く頭を下げ、金木がそれに続く。
「金木、行こう。じゃ、また後でね。彼氏君」[/明朝体]

作者メッセージ

どうでしたでしょうか?
私もお寿司大好きです。
特にカリフォルニアがね・・・
文章表現などがおかしかったらコメントで指摘してくださると幸いです。
これからもどうぞよろしくお願いします。

2026/04/17 11:04

柴T ID:≫ 73uaQYEMLJl4k
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