一生分の愛
[明朝体]うわー!
おっかさーん!
ま、思いっきり抱き合いはしないがな。
そんな脳内ジョークはさておき、親を見つけたぞ。
母さんと父さん、妹たちは・・・すでにいるな。
スタスタスタ。
「お疲れ様ー!」
僕が見えるなり、母さんがそう言う。
「いやあ、頑張ったわねえ。誇らしいわ」
「そう言ってもらえると嬉しいディスネー」
「どういう語尾よ!あら・・・」
母さんは僕にそう突っ込んでくれるが、智佳を見た瞬間固まる。
「智佳さんもお疲れ様です。ご両親は?今日も来てないの?」
「はい・・・」
「あら、ご挨拶したかったんだけど・・・」
なぜか智佳の顔は明るい。
意外と親の事嫌ってる感じか?
「この後僕、予定ないんです。ご一緒しても?」
「ええ、勿論いいですけど」
「やった、それじゃよろしくお願いします」
無邪気。
でもこの後ご一緒するっつってもどうせ昼飯だぞ?
そういえば今日の昼飯なににしようかなぁ・・・
焼肉?ラーメン?ハンバーガー?
否、寿司!
うん、寿司だな。圧倒的寿司。
SUSHI食べたいからな。今最高に。
縁起いいし。
「私はこの後ご飯食べるならお寿司がいいね」
切り込んだぞ?どうだ?
「賛成」
「オレもさんせいっ!」
「お父さんは?」
「何でもいい・・・」
「じゃ、お寿司にしましょ」
しゃっ!(心の中でガッツポーズ)
「智佳はどうする?」
「彼氏君と一緒に行く」
即答である。
ダダダダ!
「お嬢様っ!」
「あ、金木」
ボディーガードの金木さんだ。
今回で僕の前に2回目の登場となる。
昨日話を聞いたところ、金木さんは元プロレスラーだったらしい。
結構頑張ってたらしいが、あることをきっかけにプロレス界を追放。
途方に暮れていたところ、ボディーガードの求人を発見。
そのまま一発採用が決まり、晴れてボディーガードになったらしい。
そして金木さんによるとボディーガードやお手伝いさんにも位置づけがあるらしい。
金木さんはその中でもかなり上の方の地位らしい。
だから智佳の護衛を直々に任されている。
だが・・・
「実はですね・・・これはお嬢様の前では言えないことですが、最近あの方の護衛にかなり手こずってまして・・・以前はお願いをきちんと聞いてくれたのですが、あなたと付き合い始めてからそうはいかなくなりまして・・・中々振り回されております。ま、それがまた楽しいんですけどね・・・はは。圭太様にはあまり関係ないですよね。すいません、愚痴こぼすようなことして」
「そうなんですか・・・」
という事情があるので金木さんも楽ではない。
「今日は流石に帰りましょう・・・」
「嫌だ。今日も僕は彼氏君と一緒にいることに決めてるんだから」
「いえ、それは昨日・・・」
「じゃあ金木に頼むのは辞めるよ。ねえ彼氏君?」
「へっ?」
まさか話が振られるとは思っておらず、僕の喉からは力ない声しか出ない。
「昨日、約束してくれたよね?」
圭太に電撃走る・・・
~時は遡る~
「いや、金木さんも困ってるでしょ?」
「分かった。彼氏君の言うとおりにするよ。その代わり今度、言うこと聞いてね?」
「はい。分かりました」
分かりました・・・分かりました・・・ワカリマシタ・・・
絶対的なコトバ。
これは罠だぁっ!
「じゃ、今日一緒に夕食食べさせて」
うわぁぁぁぁぁぁ!
こ、この女・・・
僕が約束は破れない、彼女の事は大切にするという事を知っておきながらあんな契約をかわしたのか・・・
まさに悪魔的っ!
はめられたのか・・・
「ねえ、約束くらい守れるよね?」
ひっ!
何て冷ややかな目!
もう僕は上に立たれたのか。
「分かったよ・・・」
負けたよ、智佳。[/明朝体]
おっかさーん!
ま、思いっきり抱き合いはしないがな。
そんな脳内ジョークはさておき、親を見つけたぞ。
母さんと父さん、妹たちは・・・すでにいるな。
スタスタスタ。
「お疲れ様ー!」
僕が見えるなり、母さんがそう言う。
「いやあ、頑張ったわねえ。誇らしいわ」
「そう言ってもらえると嬉しいディスネー」
「どういう語尾よ!あら・・・」
母さんは僕にそう突っ込んでくれるが、智佳を見た瞬間固まる。
「智佳さんもお疲れ様です。ご両親は?今日も来てないの?」
「はい・・・」
「あら、ご挨拶したかったんだけど・・・」
なぜか智佳の顔は明るい。
意外と親の事嫌ってる感じか?
「この後僕、予定ないんです。ご一緒しても?」
「ええ、勿論いいですけど」
「やった、それじゃよろしくお願いします」
無邪気。
でもこの後ご一緒するっつってもどうせ昼飯だぞ?
そういえば今日の昼飯なににしようかなぁ・・・
焼肉?ラーメン?ハンバーガー?
否、寿司!
うん、寿司だな。圧倒的寿司。
SUSHI食べたいからな。今最高に。
縁起いいし。
「私はこの後ご飯食べるならお寿司がいいね」
切り込んだぞ?どうだ?
「賛成」
「オレもさんせいっ!」
「お父さんは?」
「何でもいい・・・」
「じゃ、お寿司にしましょ」
しゃっ!(心の中でガッツポーズ)
「智佳はどうする?」
「彼氏君と一緒に行く」
即答である。
ダダダダ!
「お嬢様っ!」
「あ、金木」
ボディーガードの金木さんだ。
今回で僕の前に2回目の登場となる。
昨日話を聞いたところ、金木さんは元プロレスラーだったらしい。
結構頑張ってたらしいが、あることをきっかけにプロレス界を追放。
途方に暮れていたところ、ボディーガードの求人を発見。
そのまま一発採用が決まり、晴れてボディーガードになったらしい。
そして金木さんによるとボディーガードやお手伝いさんにも位置づけがあるらしい。
金木さんはその中でもかなり上の方の地位らしい。
だから智佳の護衛を直々に任されている。
だが・・・
「実はですね・・・これはお嬢様の前では言えないことですが、最近あの方の護衛にかなり手こずってまして・・・以前はお願いをきちんと聞いてくれたのですが、あなたと付き合い始めてからそうはいかなくなりまして・・・中々振り回されております。ま、それがまた楽しいんですけどね・・・はは。圭太様にはあまり関係ないですよね。すいません、愚痴こぼすようなことして」
「そうなんですか・・・」
という事情があるので金木さんも楽ではない。
「今日は流石に帰りましょう・・・」
「嫌だ。今日も僕は彼氏君と一緒にいることに決めてるんだから」
「いえ、それは昨日・・・」
「じゃあ金木に頼むのは辞めるよ。ねえ彼氏君?」
「へっ?」
まさか話が振られるとは思っておらず、僕の喉からは力ない声しか出ない。
「昨日、約束してくれたよね?」
圭太に電撃走る・・・
~時は遡る~
「いや、金木さんも困ってるでしょ?」
「分かった。彼氏君の言うとおりにするよ。その代わり今度、言うこと聞いてね?」
「はい。分かりました」
分かりました・・・分かりました・・・ワカリマシタ・・・
絶対的なコトバ。
これは罠だぁっ!
「じゃ、今日一緒に夕食食べさせて」
うわぁぁぁぁぁぁ!
こ、この女・・・
僕が約束は破れない、彼女の事は大切にするという事を知っておきながらあんな契約をかわしたのか・・・
まさに悪魔的っ!
はめられたのか・・・
「ねえ、約束くらい守れるよね?」
ひっ!
何て冷ややかな目!
もう僕は上に立たれたのか。
「分かったよ・・・」
負けたよ、智佳。[/明朝体]