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一生分の愛

#52


[明朝体]「ふう…」
僕たちは家に着いた。
「お嬢様…流石にもう帰りましょう!」
金木は智佳にさっきからそう言っているが、智佳は聞く耳を持たない。
「何故僕が帰らなきゃいけないんだい?いいじゃないか、別に」
智佳はどうやら家に帰りたくないらしい。
母さんが
「うちでよければ泊まって行ったらどうですか?」
と言ったが、金木にすぐ却下されてしまった。
「智佳って結構頑固なんだな…」
僕は10分ほどその光景を見ている。
やれやれ…いつ終わるのか…
~少しして~
「分かりました…いいでしょう。旦那様にも確認が取れましたので…」
長き戦いは金木の敗北となったらしい…
「やった!」
智佳は無邪気に喜んでいる。
「では、後ほどこちらのお家に色々運ばせていただくので…」
金木は家から離れていく。
「何かあったらすぐ電話してくださいよぉ!」
「分かってるよ!」
そう言って金木は歩いて行った。
「じゃあ彼氏君。そういうことだから今日はよろしく」
「はあ…」
前にこういうことは中学生くらいになってからって言ったんだけども…
だけれどもだけれども…

「お邪魔します…」
「ど、どうも…」
母さんは明らかに動揺している。
さっきまで智佳と一緒に帰っていた時ですら動揺してたのに、智佳が泊るってなって、もう爆発寸前だろう。
超金持ちのお嬢様に「泊めて」って言われたらそりゃ断れないよな…
妹たちも何か落ち着いていない。
父さんなんて石像みたいになってるし…
「今日はよろしくお願いします」
智佳はそう言って母さんに微笑む。
「よろしくお願いします…」
母さんは智佳に軽く会釈する。
「じゃあ僕、手を洗ってきます」
「はい…」
智佳はそう言って洗面所に向かっていった。

「…」
何でしょうか?この状況は…
初めて部屋に女の子を入れたが…
こんなオタク部屋、じ~っと見て何になるんでしょうかね…
あ、めっちゃ見てる。
アキネーナー。
今、母さんは夕飯の準備をしている。
今日は体力の付くものを作るらしい。
一人人数が増えたからさっき買い出し行ってた。
智佳が手伝おうかどうか聞いていたが、申し訳ないという事で遠慮してた。
ついでに僕も遠慮された。(彼女と楽しめ、ということらしい)
その代わりに智佳は母さんに今日のお礼だと、お金渡してた。(さっき金木が着替えとかと一緒に渡してた)
母さんは遠慮しつつ、受け取っていた。
本当は嬉しかったんちゃうかな…
おかんは銭にがめついからねぇ…
ま、僕は大好きな彼女の事でも見てますか。
まだめっちゃ見てる。
アキネーナー…[/明朝体]

作者メッセージ

どうでしたでしょうか?
私の部屋も大分、オタク部屋です…
物が多くて片付けが大変です。

2025/09/19 18:00

柴T ID:≫ 73uaQYEMLJl4k
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