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一生分の愛

#42


[明朝体]ジリリリリ…
チュンチュン…
カチッ。
午前5時30分、鈴木圭太、目覚める。
はあ~
昨夜は興奮して寝付けんかったなぁ…
ま、とりあえず準備すっか…。。。
バサッ。
圭太布団をたたむ。
圭太着替える。
よし!準備完了!顔を洗いに行くZE!
母さんと父さんは…流石にまだ寝てるか。
キュッ。
ジャー
バシャッ
キュ。
よし。すっきり。
妹たちも…寝てんな。
さて、じゃあ今日の持ち物の再確認でもするか…
~ちょっとして~
よっしゃ全部あるぞ。
お、そんなこんなでもう6時か…。。。
う~ん。
どうしよう。
最近買ったファンタジー小説でも読むか。
~またまたちょっとして~
「おはよう~」
この声は母さんか…
「あら、圭太。今日は早いわね」
母が僕にそう言う。
「おはよ、いつも早いわ」
母はくすっと笑う。
「「おはよ~」」
僕と母が話して言う間に父と言葉が同時に部屋から出てきた。
「お、おはよう」
僕はそんな二人におはようを返す。
「うん。おはよう。兄さん」
言葉は僕に挨拶を返したが父は「ん」としか言わない。
まあいつもの事だ。慣れている。
葵は…
チラッ
うん。ぐっすり寝ている。
これもいつもの事だ。慣れてる。
「ふう、すぐ朝ごはん作るからね。待ってて」
母はそう言って台所に向かう。
父は何も言わずその後をついていく。
「ふう。やるか」
僕は葵と言葉の部屋に入る。
葵の持ち物を確認するためだ。
今日学校には8時30分までに行けばよく、7時から登校できる。
運動会の準備は人によってはかなり時間がかかるためだ。
そのため起きるのが遅い葵では準備が間に合わない。
前にそんなことがあって葵は運動会に遅刻しかけた。
だから僕が荷物を確認することになったのだ。
では、いざオープン!
あらららら…。。。
タオルの数が足りん!入れ方が汚い!何でアレがないの!
~少しして~
ふう。全部直してやったぜ…。
この圭太に任せればこれくらいお安い御用だぜ…
「朝ごはんできたわよ~」
今日はやけに朝食の時間が早い。
ま、運動会だからだろう。
早く登校するためには早く準備をすることも大切だからな。
僕はテーブルの席に着く。
そこにはすでに朝食が用意されていた。
ほほう…
今回はスタミナがたっぷり付く生姜焼きか。
にしても朝にこれは重くない?
言葉にこれ食べきれるかな…?
「じゃあ、いただきます!」
そう思いながらも僕は手を合わせ、箸を取った。
5分くらいして…
「ごちそうさまでした…」
流石にお腹いっぱいだ…
朝からこれは重いて…
早めに食べ終われたのは良かった…
あ、言葉が絶望してる…
「言葉、良ければそれ食べてあげようか?」
「いいの?兄さん?」
言葉が不安気な顔をこちらに向ける。
「いいよ。それくらいちゃちゃっと食べれる」
僕はそう言って言葉のどんぶりを自分の方に引き寄せた。

「いってきま~す」
僕は言葉と一緒に玄関を出る。
流石にもう食べれん。
葵は結局起きなかったかぁ…
ま、予想はしてたけど。
ガチャ。
は~。学校に向かいます…
チラッ
スッ
気を取り直して学校に向かいま…
スッ
今度こそ…
「おはよう彼氏君」
NA★ZE★DA
何故智佳が…
は!
圭太に電撃走る__!
あの時か…
智佳に運動会は何時くらいに登校するか聞かれたときに答えたからかよ…
「お、おはよう」
僕は智佳に驚きながらも挨拶を返す。
「その子、誰?」
智佳はそう言って言葉の事を見る。
「ああ、妹だよ。前話したじゃない」
僕はそう答える。
「どうも。おはようございます…」
言葉はそう智佳に挨拶をするが目が怒っている。
前話した時も悲しそうだったしこれはなあ…
「どうも。おはようございます。圭太君の彼女です。愛沢智佳と言います」
智佳はそんな言葉に丁寧に挨拶を返す。
「じゃあ行こう」
智佳が僕の手を引く。
「兄さん、今日は私と行こうよ…」
そんな僕の手を言葉も引く。
何なんだこの状況…
アニメでしか見たことないゾ…
ああもう…
俺は今!猛烈に感動している!
「じゃあ、一緒に行けば…」
[太字]「「ダメ!」」[/太字]
声でけえ…
「智佳、今日は譲ってあげれば?最近はずっと一緒に行ってたじゃない?」
智佳は少し考えた後、
「分かったよ。僕も彼氏君には嫌われたくないしね」
と言ってくれた。
「じゃあ今日は言葉と行こうか?」
「うん」
言葉は嬉しそうに僕の手を握る。
…。。。
後ろからの視線が刺さるほど痛い。
ごめん。智佳。今は我慢してくれ…
僕はそう思いながらも言葉と学校に向けて歩き出した。[/明朝体]

作者メッセージ

どうでしたでしょうか?
今回からちょっと生活に余裕ができてきたので質問でも募集しようと思います。
何か気になることがありましたらコメントに気軽にお書きください。
その質問には必ず答えます。
ではこれからもどうぞよろしくお願いします。

2025/08/14 17:40

柴T ID:≫ 73uaQYEMLJl4k
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