- 閲覧前にご確認ください -

この作品は一部過激な表現を含んでいる場合があります。ご覧の際は十分注意してご覧になってください。

文字サイズ変更

一生分の愛

#37


[明朝体]「次、鈴木~」
先生が僕の事を呼ぶ。
「行ってくる」
僕は智佳にそう言い、くじが入っている箱に向かう。
智佳の席は真ん中の列の一番後ろ。
くじ番号で言うと18番。
つまり僕が引くべきくじの番号は24番。
先生、先生が言ったこと、信じますよ…
ざわざわ…ざわ…ざわざわ…
先生が言うにはくじの箱の側面についているくじを引けばいいらしいが…
あの先生の事だ…多分だが言っていることは本当…
だがここで注意すべきはくじが誰かに取られている可能性っ!
いくらくじを仕込んでいようと取られていたら意味はない…
ああもう!考えるだけ無駄だっ!
ゴソゴソ…
先生の言ってたくじってのはこれだな?
先生の言う通りシールみたいのがついている。
先生がこちらを見ている。
僕はそんな先生を見て軽くうなずく。
僕はくじを引く。
僕は引いたくじを見る。
[太字]否…
その番号、24番!
圧倒的喜び…![/太字]
「うおおおお!」
僕は思わず叫ぶ。
先生が僕に笑顔を向ける。
僕は涙が出そうになりながらも先生に笑顔を向け返す。
「どうだった?」
智佳が緊張した顔で僕に聞く。
僕は何も言わず持っていたくじを智佳に見せる。
それを見た瞬間智佳は安心して緊張していた顔が崩れる。
ガバッ!
智佳が僕に抱き着いてくる。
僕は咄嗟の事に驚きを隠せない。
「良かった…」
智佳が僕に抱き着きながら言う。
僕もそんな智佳を抱き着き返す。
しばらく僕と智佳は抱きしめあう。
「ちょ、長くない?」
僕が智佳に囁く。
「いいじゃない。恋人なんだから」
智佳が嬉しそうな声で僕に囁き返す。
「いつまでやってんだ~。席に着け~」
先生が笑いながら言う。
僕と智佳は席に着く。
その瞬間クラス中が囁き声でいっぱいになる。
やっちゃった…
これあと1か月は話のネタにされるぞ…
智佳がこっちを見つめてくる。
「何?どうしたの?」
僕が聞く。
「彼氏君が隣の席なんて夢みたいだなって思っちゃって」
智佳はそう言って僕に微笑む。
「そう?僕もだよ」
そう言った僕は智佳に微笑み返した。[/明朝体]

作者メッセージ

どうでしたでしょうか?
投稿が遅れてしまいすいません…
昨日外出してて…
文章表現のおかしいところや感想などコメントで書いてくれると幸いです。
「ある世界を救うまで」も更新していますのでよろしくお願いします。

2025/08/06 13:51

柴T ID:≫ 73uaQYEMLJl4k
続きを執筆
小説を編集

パスワードをおぼえている場合はご自分で小説を削除してください。(削除方法
自分で削除するのは面倒くさい、忍びない、自分の責任にしたくない、などの理由で削除を依頼するのは絶対におやめください。

→本当に小説のパスワードを忘れてしまった
▼小説の削除を依頼する

小説削除依頼フォーム

お名前 ※必須
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
削除の理由 ※必須

なぜこの小説の削除を依頼したいですか

ご自分で投稿した小説ですか? ※必須

この小説は、あなたが投稿した小説で間違いありませんか?

削除後に復旧はできません※必須

削除したあとに復旧はできません。クレームも受け付けません。

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL
/ 39

コメント
[11]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL