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一生分の愛

#35


[明朝体]キーンコーンカーンコーン
今日も授業が終わる。
ああ公園、行くって言っちゃったけどどうしよ…
智佳には
「がんばって」
としか言われないし
言葉には
「果たし状?兄さんにそんなもの渡すなんてバカなんじゃないの?」
って荒井の事ディスるし
葵は
「兄貴なら絶対勝てるよ!」
って過剰評価されるし
あ゛~!
もう考えたってしょうがねえ!
漢、圭太!果たし状を渡されたからには公園にいくぜ!
「彼氏君」
そんなことを思ってる間に今日も智佳が…
「今日も一緒に帰ろう」
智佳は僕にそう言ってくる。
「うん」
僕は席から立つ。
~少しして~
僕は校門を見る。
いた、荒井とその取り巻きだ。
荒井は僕が校門に近づいた事に気づいてこちらを見る。
[太字]「鈴木!」[/太字]
相変わらず声がデカい…
[太字]「この後!3時!公園!絶対来いよ!」[/太字]
荒井が僕に叫ぶような形でそう言う。
「はいはい。分かりましたよ」
僕はめんどくさそうに荒井に言う。
[太字]「ぜってえだからな!」[/太字]
荒井は取り巻きといっしょに走って帰っていった。
「彼氏君。公園、行くの?」
智佳が昨日と同じように聞いてくる。
「行くよ」
僕は軽くそう答える。
「そう?気を付けてね」
智佳は少し微笑んで僕にそう言った。

「じゃあね」
僕はそう言って智佳と別れる。
ガチャ
「ただいま~」
「お帰り~」
葵がいつものように突っ込んでくる。
だが前のようにはいかない。
葵にいつ突っ込まれてもいいように前より腹筋は鍛えたからな…
「ただいま!すまんが退いてくれ!」
僕は葵の顔を見てそう言う。
「ちぇ~。分かったよ」
葵はしぶしぶ僕から離れる。
「あ、兄さん。お帰り」
僕がランドセルを置いたところで言葉が僕にそう言う。
「うん!ただいま!今急いでんだ!だからあんま話しかけないでくれ!」
僕は言葉にそう言う。
「うん。分かってる」
言葉は僕にそう答える。
15分ほどたって…
「ふう、終わった!」
僕は鉛筆を机に置き、椅子から立つ。
今日の分の宿題が終わったのだ。
「いただきます!」
僕はそういって今日のおやつのプリンを一口で口に詰め込む。
少し味わう。
ゴクン。
「ごちそうさまでした!」
僕は手を合わせそう叫ぶ。
「じゃあ僕は行ってくる!あとはよろしく!」
僕はそう言ってドアを開け、公園に向かった。
~1時間ほどたって~
[太字]「お、ちゃんと来たみたいだな。鈴木」[/太字]
荒井がそう言う。
「ああ、ちゃんと来たよ。だけどな…」
僕はそう言ってこぶしを握り締める。
「遅いんだよ!もう約束の時間から30分も過ぎてるわ!」
僕の言葉を聞いた荒井は
[太字]「仕方ねえだろ!こっちにも予定があんだ!」[/太字]
と言った。
「へえ。予定って何?」
僕は荒井にそう聞く。
[太字]「その…別にいいだろ!」[/太字]
荒井はそう答える。
「まあ、いいや。で、何で僕をここに呼んだんだ?」
僕は少しいらいらしながらそう聞く。
[太字]「よく聞いてくれたな。それはな…」[/太字]
荒井が息を吸う。
[太字]「俺が愛沢のことを好きだからだ!」[/太字]
は?
「どういうこと?」
僕がぽかんとしながら聞く。
[太字]「俺はな…愛沢のことが好きだったんだよ…なのに愛沢はお前とくっついた!しかもラブラブじゃねえか!だから今日はお前から愛沢を取り戻すためにここに呼んだんだよ!」[/太字]
はあ~。
あきれすぎて言葉が出ねえ。
[太字]「俺と勝負しろ!俺が勝ったら愛沢と別れろ!」[/太字]
荒井は僕にそう言う。
「いくら何でも自分勝手だろ。僕が勝っても何のメリットもないし」
僕はあきれながらそう言う。
[太字]「うるせえ!元々愛沢は俺の彼女になる予定だったんだ!だからお前にメリットがなくて当然だ!」[/太字]
荒井が怒りながらそう叫ぶ。
「はあ。もう分かったよ。で、何で勝負するんだよ?」
僕はもうめんどくさいのでそう聞いた。
[太字]「そんなんケンカに決まってんだろ!」[/太字]
荒井が僕にそう言う。
「ケンカか…ケガしても知らんぞ?」
僕は荒井にそう言う。
[太字]「うるせえ!俺はな!今日のためにわざわざ人がいないこの公園にお前を呼んだんだ!お前に拒否権はねえ!」[/太字]
荒井は地面をける。
[太字]「行くぞ!」[/太字]
僕は拳を構える。
「来いよ」[/明朝体]

作者メッセージ

どうでしたでしょうか?
最近暑くて大変ですね。
私はほとんど外に出てません。
文章表現のおかしいところや感想などコメントで書いてくれると幸いです。
これからもどうぞよろしくお願いします。

2025/08/01 13:10

柴T ID:≫ 73uaQYEMLJl4k
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