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一生分の愛

#33


[明朝体]あれから2か月~
11月下旬。
あれから僕と智佳はいくつも交流を重ね、より仲良くなっていった。
冬姫さんとはまだ話せていない。
話せないというか、話す勇気が僕にはない。
話したら前のようになってしまうかもしれないからだ。
冬姫さんとの一件にケジメがつけられないのは嫌だが、そうなるくらいなら話さないほうがましだと僕は思う。
このことは智佳にも相談したが、
「彼氏君は悪くないよ。だから話さなくてもいい。悪いのはあの子なんだから」
と言った。
「朝の会始めるぞ~」
佐藤先生が大きな声でそう言う。
「気を付け。礼」
「おはようございま~す」
クラスメイト全員がそう言う。
「着席」
日直がそう言って全員が席に着く。
「はい。ありがとな。今日、休みは~、いないな」
佐藤先生がそう言う。
「先生!冬姫さんがいません!」
クラス1のパワフル男子、夏木遊真(なつきゆうま)が佐藤先生に半ば叫ぶような形で言った。
「ああ、それな…」
佐藤先生の顔が曇る。
「実はな…冬姫のやつ、引っ越しちゃったんだ」
佐藤先生はか細いがしっかりとした声で悲しそうに言った。
「ええ~!?」
クラス中が驚きと疑問の声で埋め尽くされる。
突然、引っ越した、と言われたら驚くのは当然だろう。
僕は驚きすぎて声が出ない。
「え!何で何で?」
桜嵐が先生に聞く。
「話せば長くなるが…いいか?」
「はい!」
クラス中の全員が先生の言葉にそう言葉を返す。
「実はな…冬姫のやつ、その…心に問題があったらしくてな…理由は分からないんだが、親がこのままじゃいけないと思って引っ越しさせたらしい。それにしても突然引っ越すとはな…」
なにぃ!?
その病んでたって理由、絶対僕じゃないか!
まさかそんなに告白を僕に断られたのがショックだったとはな…
やっぱケジメはつけたほうがいいんだな。
冬姫さんには悪いことをしたなあ…
「じゃあ、授業始めるぞ」
佐藤先生がそう言って黒板に体を向ける。
僕も筆箱を開け、授業ができる体制に入る。
あれ?
鉛筆が一本ないぞ?
まあ一本だからいいか…
そう思って僕は鉛筆を一本持った。[/明朝体]

作者メッセージ

どうでしたでしょうか?
お待たせしてすいません。
旅行が長引きまして…
文章表現のおかしいところや感想などコメントで書いてくれると幸いです。
これからもどうぞよろしくお願いします。

2025/07/28 13:22

柴T ID:≫ 73uaQYEMLJl4k
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