- 閲覧前にご確認ください -

この作品は一部過激な表現を含んでいる場合があります。ご覧の際は十分注意してご覧になってください。

文字サイズ変更

一生分の愛

#31


[明朝体]ブオオオオオ…
僕の家には10分ほどで着いた。
恐ろしく丁寧な運転だったな…
さすが智佳が呼んだだけある。
「着いたね。彼氏君」
智佳が車から降りて僕に言う。
「そうだね」
僕も智佳と同じように車を降りる。
「では、私はここで待っておりますので」
車の運転手さんが智佳にそう言う。
「うん。よろしく頼むよ。じゃあ行こうか」
智佳はそう言って僕の手を引いた。

ガチャ。
僕が玄関の鍵を開ける。
「ただいま~」
シーン…
家の中はとても静かだ。
「まあ、みんな寝ちゃったか…」
僕はそうぼそっと言う。
「洗面所、借りていい?手を洗いたくて」
智佳が僕に聞く。
「ああ、いいよ。そこね」
僕はそう言ってすぐそばの洗面所を指さす。
「先洗ってて。タオルは…じゃあ、これ使って」
僕は棚に置いてあったタオルを取って智佳に渡す。
「うん。ありがと」
「じゃあ荷物貸して。運んじゃうから」
僕がそう言うと智佳は
「ありがとう。彼氏君は優しいね」
と僕に荷物を渡した。

[太字]「ごめんね彼氏君。僕はこのタオルじゃなくて君のタオルを使わせてもらうよ。」
[/太字]スーッ
[太字]「ああ~頭おかしくなりそう…最高♡」[/太字]

「洗い終わった?」
「うん」
「分かった。すぐ行く」
僕はそう言って洗面所の蛇口をひねった。
少したって…
「ふう…」
「終わった?」
智佳がそう僕に聞く。
「うん」
僕はそう答える。
「それより、食べるといっても何食べようかねえ…」
僕は天井をふと見てそう言った。
智佳に家で食べたいと言われたけれど、お金持ちに何を食べさせたら喜んでもらえるか僕には分からない。
「僕は彼氏君の料理、食べてみたいな」
そんな僕に智佳はそう言った。
実は僕は料理が得意だ。
昔から家事の手伝いはよくさせられていたので、料理だけではなく、家事全般が気づいたら得意になっていた。
習うより慣れよって感じだ。
だから親がいない日などにはたまに僕が妹たちに料理を作る。
「前に話してくれた時から食べてみたいなと思ってて」
智佳が目をキラキラさせる。
「え~。でもお口に合うかどうか…」
僕は智佳にそう聞く。
「大丈夫。愛しの彼氏君の料理だからね。そんなの美味しく感じないわけないじゃないか」
キュンッ
あ゛~。胸がときめく…
本当にこれに関しては耐性つかないんだよなあ…
「分かった。作りましょう」
僕はそう言って冷蔵庫を開いた。[/明朝体]

作者メッセージ

どうでしたでしょうか?
皆さんは自炊とかしますか?
よければコメントで教えてください。
文章表現のおかしいところや感想などコメントで書いてくれると幸いです。
これからもどうぞよろしくお願いします。

2025/07/22 11:08

柴T ID:≫ 73uaQYEMLJl4k
続きを執筆
小説を編集

パスワードをおぼえている場合はご自分で小説を削除してください。(削除方法
自分で削除するのは面倒くさい、忍びない、自分の責任にしたくない、などの理由で削除を依頼するのは絶対におやめください。

→本当に小説のパスワードを忘れてしまった
▼小説の削除を依頼する

小説削除依頼フォーム

お名前 ※必須
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
削除の理由 ※必須

なぜこの小説の削除を依頼したいですか

ご自分で投稿した小説ですか? ※必須

この小説は、あなたが投稿した小説で間違いありませんか?

削除後に復旧はできません※必須

削除したあとに復旧はできません。クレームも受け付けません。

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL
/ 32

コメント
[11]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL