一生分の愛
[明朝体]「行こうかといったけど、まずは受付に行かないとね」
と智佳が言う。
「分かった。で、受付どこよ?」
と僕が聞くと、智佳は驚くほど速いスピードで
「こっちだよ!」
と僕の手を引いた。
「すいません。小学生二人お願いします」
と僕がチケットを受け付けのおじさんに渡す。
「はいよ。てゆうか君たち本当に小学生?」
とおじさんが聞いてきた。
理由は大体見当がつく。
一つは僕たちの身長だろう。
僕の身長は171センチ、智佳の身長は168センチあるからだ。
もう一つは智佳の顔と体が大人びているからだろう。
僕も智佳を知らなかったらまだデビューしたてのアイドルと言われても信じるだろう。
そんなことを思いながら僕たちは水族館に入館を許された。
いざ並んでみるとかなり先まで人が並んでいる。
「結構並んでるね。待ってる間どうしようか」
と智佳がこちらを見て言う。
「じゃあお互いのことをもっと知るために話でもする?」
「そうしようか」
「じゃあ僕から話すけど、その間手を握ってていいかな?ほら、僕たち一応カップルだろう?」
「いいよ。むしろ握ってほしいくらいだよ」
そう僕が答えると、智佳はすぐさま僕の手を握り、
「じゃあ手を握らせてもらうね」
と言った。
それから僕たちは自分たちの趣味や家庭のことを話した。
話せば話すほど自分と智佳の関係が深くなっていく気がして、楽しかった。
そんなことをしている間に僕たちの番になった。
「じゃあ入ろう」
と智佳は僕の手を引いてそういった。[/明朝体]
と智佳が言う。
「分かった。で、受付どこよ?」
と僕が聞くと、智佳は驚くほど速いスピードで
「こっちだよ!」
と僕の手を引いた。
「すいません。小学生二人お願いします」
と僕がチケットを受け付けのおじさんに渡す。
「はいよ。てゆうか君たち本当に小学生?」
とおじさんが聞いてきた。
理由は大体見当がつく。
一つは僕たちの身長だろう。
僕の身長は171センチ、智佳の身長は168センチあるからだ。
もう一つは智佳の顔と体が大人びているからだろう。
僕も智佳を知らなかったらまだデビューしたてのアイドルと言われても信じるだろう。
そんなことを思いながら僕たちは水族館に入館を許された。
いざ並んでみるとかなり先まで人が並んでいる。
「結構並んでるね。待ってる間どうしようか」
と智佳がこちらを見て言う。
「じゃあお互いのことをもっと知るために話でもする?」
「そうしようか」
「じゃあ僕から話すけど、その間手を握ってていいかな?ほら、僕たち一応カップルだろう?」
「いいよ。むしろ握ってほしいくらいだよ」
そう僕が答えると、智佳はすぐさま僕の手を握り、
「じゃあ手を握らせてもらうね」
と言った。
それから僕たちは自分たちの趣味や家庭のことを話した。
話せば話すほど自分と智佳の関係が深くなっていく気がして、楽しかった。
そんなことをしている間に僕たちの番になった。
「じゃあ入ろう」
と智佳は僕の手を引いてそういった。[/明朝体]