一生分の愛
[明朝体]ピッ
僕と智佳は改札を出る。
結構早く着いたな…
「よし。彼氏君行こうか」
智佳がそう言う。
「うん」
そうして僕は智佳と手をつないで歩き出した。
「彼氏君。そろそろお昼だね。何か食べない?」
智佳が歩きながらそう聞いてくる。
「ああ…本当じゃん。よし、賛成」
僕がそう答える。
「ふふふ…実はね、彼氏君ならそう言うと思ってお店をリサーチしといたんだ…」
智佳がそう言ってスマホを見せてくる。
さすが行動力の鬼…
「彼氏君。どこがいい?」
「う~ん。あいざ…じゃなくて智佳の好きなところでいいよ」
「分かった。じゃあここに行こうか。前から彼氏君と行きたかったんだよね。」
智佳はそう言ってスマホをタップする。
「ちょっと見して」
え~。
レストラン「PAIX」
星は…
4,7!?
シェフはフランスで修業をした超一流シェフ!?
第123回レストラン総選挙1位!?
めっちゃいいとこじゃん…
「あのう…」
「何?彼氏君?」
「これ、お金大丈夫?」
「大丈夫だよ。これでもお金はあるから」
毎度思うが、さすが金持ちだ。
「このレストランどこにあるの?」
僕が智佳にそう聞く。
「ああ。ここから5分くらいだよ」
智佳はそう言って僕の手を引いてレストランに向けて歩き始めた。
へえ、ここが「PAIX」。
とんでもなくおしゃれだ…
さっき調べたが「PAIX」というのはフランス語で平穏や安らぎという意味らしい。
お店の名前にもセンスが出るな…
にしても入りにくい…
「さ、彼氏君。入ろうか」
智佳はそんな僕とは違い、お店に入っていった。
カランカラン
「いらっしゃいませ」
お店に入ってすぐ女性の店員さんがそう言ってくる。
「何名様ですか?」
「2名です」
智佳がそう答える。
「分かりました。お席にご案内いたします」
女性の店員さんがそう言って歩き始める。
僕は席に案内される中で周りを見渡してみる。
はあ…おしゃれだ…
お店の名前が安らぎという意味なのも相まってすごくいい雰囲気だ。
「へえまるで美術館にきたみたいだぜ…」
あれ?このセリフどっかで聞いたな…
そんなことを思っている間に僕たちの席に着いた。
「ご注文がお決まりになりましたら、こちらのベルでお呼びください。ではごゆっくり」
店員さんがそう言って厨房に引っ込んでいった。
「さて彼氏君。なに頼む?」
智佳が席に座ったとたん聞いてくる。
「あ、ランチセットてのがあるけど」
僕はメニューを開いてそう言う。
「僕、これにしようかな」
「へえ。じゃあ僕も彼氏君と同じのにするよ」
智佳がそう言って僕の持っているメニューをのぞき込む。
「あ、なんかいろいろ選べる。じゃあ僕はパン、鶏肉、エビのサラダ、プリン、ジンジャーエールのセットにしよ。智佳はどうする?」
「じゃあ僕は彼氏君と同じので」
なんか智佳僕と同じのを頼むな…
ま、好みが合うってことだろう…
「よし。じゃあ頼もう」
僕はそう言ってベルを鳴らした。[/明朝体]
僕と智佳は改札を出る。
結構早く着いたな…
「よし。彼氏君行こうか」
智佳がそう言う。
「うん」
そうして僕は智佳と手をつないで歩き出した。
「彼氏君。そろそろお昼だね。何か食べない?」
智佳が歩きながらそう聞いてくる。
「ああ…本当じゃん。よし、賛成」
僕がそう答える。
「ふふふ…実はね、彼氏君ならそう言うと思ってお店をリサーチしといたんだ…」
智佳がそう言ってスマホを見せてくる。
さすが行動力の鬼…
「彼氏君。どこがいい?」
「う~ん。あいざ…じゃなくて智佳の好きなところでいいよ」
「分かった。じゃあここに行こうか。前から彼氏君と行きたかったんだよね。」
智佳はそう言ってスマホをタップする。
「ちょっと見して」
え~。
レストラン「PAIX」
星は…
4,7!?
シェフはフランスで修業をした超一流シェフ!?
第123回レストラン総選挙1位!?
めっちゃいいとこじゃん…
「あのう…」
「何?彼氏君?」
「これ、お金大丈夫?」
「大丈夫だよ。これでもお金はあるから」
毎度思うが、さすが金持ちだ。
「このレストランどこにあるの?」
僕が智佳にそう聞く。
「ああ。ここから5分くらいだよ」
智佳はそう言って僕の手を引いてレストランに向けて歩き始めた。
へえ、ここが「PAIX」。
とんでもなくおしゃれだ…
さっき調べたが「PAIX」というのはフランス語で平穏や安らぎという意味らしい。
お店の名前にもセンスが出るな…
にしても入りにくい…
「さ、彼氏君。入ろうか」
智佳はそんな僕とは違い、お店に入っていった。
カランカラン
「いらっしゃいませ」
お店に入ってすぐ女性の店員さんがそう言ってくる。
「何名様ですか?」
「2名です」
智佳がそう答える。
「分かりました。お席にご案内いたします」
女性の店員さんがそう言って歩き始める。
僕は席に案内される中で周りを見渡してみる。
はあ…おしゃれだ…
お店の名前が安らぎという意味なのも相まってすごくいい雰囲気だ。
「へえまるで美術館にきたみたいだぜ…」
あれ?このセリフどっかで聞いたな…
そんなことを思っている間に僕たちの席に着いた。
「ご注文がお決まりになりましたら、こちらのベルでお呼びください。ではごゆっくり」
店員さんがそう言って厨房に引っ込んでいった。
「さて彼氏君。なに頼む?」
智佳が席に座ったとたん聞いてくる。
「あ、ランチセットてのがあるけど」
僕はメニューを開いてそう言う。
「僕、これにしようかな」
「へえ。じゃあ僕も彼氏君と同じのにするよ」
智佳がそう言って僕の持っているメニューをのぞき込む。
「あ、なんかいろいろ選べる。じゃあ僕はパン、鶏肉、エビのサラダ、プリン、ジンジャーエールのセットにしよ。智佳はどうする?」
「じゃあ僕は彼氏君と同じので」
なんか智佳僕と同じのを頼むな…
ま、好みが合うってことだろう…
「よし。じゃあ頼もう」
僕はそう言ってベルを鳴らした。[/明朝体]