一生分の愛
[明朝体]僕は慎太郎に智佳に告白されたことや、いつから付き合ってるかなどのことを話した。
それを聞き終わると慎太郎は
「おい!マジかよ?!愛沢さんと言えば学校で一番モテるといってもいいくらいの完璧美人だぜ?そんな人と付き合えるのかよ!しかも相手から告白?すごいじゃねえか!」
と興奮して早口になり言った。
「うしっ!事情は分かった。説明ありがとな!なんかあったら聞かせてくれよ!」
慎太郎はそう言って教室に戻っていった。
さあ僕も教室に戻るか・・・
キーンコーンカーンコーン
今日一日分の授業が終わった。
授業と言っても夏休み初日なので2時間ほどで終わって朝に帰ることになっている。
じゃあいっそ今日を休みにすればいいのに・・・
そう思ってしまう自分がいた。
さて帰るとするか・・・
「ねえ鈴木!」
ん?この声は桜嵐か。
桜嵐三木。
このクラスでは美人な方で、いわゆる体育会系の女子だ。
体育はいつも成績よし。
しかし勉強はできないのでよく僕が勉強を教えている。
「なに?桜嵐さん?」
「だから三木でいいって!それよりさっ!あの噂ホント?」
あの噂?嫌な予感がする・・・
「鈴木と愛沢さんが付き合ってるっていう話。」
嫌な予感は的中した。
慎太郎・・・あの野郎みんなに話しやがったな・・・
慎太郎は昔からそういうところがある。
すぐ聞いた話をほかの人に言ってしまうのだ。
「で、ホントなの?」
僕はそう聞く桜嵐に向かって小さくうなずいた。
「わあっ!ホントだったんだ!いいこと聞いちゃったなあ・・・」
ああなんてことだ・・・
こんなにもすぐみんなにばれてしまうとは・・・
別に智佳と付き合ってることを隠したいというわけではないがもう少し時間が欲しかった。
「頼む!付き合ってることはみんなに言わないでくれるか!」
僕は桜嵐に頭を下げる。
「ん~どうしよっかな~」
桜嵐がニヤニヤした顔でこちらを見る。
「頼む!なんでもするから!」
僕は深く頭を下げそういった。
「いいよ。でも今度この前算数でやったとこ教えてね!」
桜嵐はそういって微笑んだ。
ふう・・・
桜嵐には黙ってもらうことになったが慎太郎め・・・何をしてるんだ・・・
僕はそう慎太郎への怒りを募らせながら帰りの支度をし始めた[/明朝体]
それを聞き終わると慎太郎は
「おい!マジかよ?!愛沢さんと言えば学校で一番モテるといってもいいくらいの完璧美人だぜ?そんな人と付き合えるのかよ!しかも相手から告白?すごいじゃねえか!」
と興奮して早口になり言った。
「うしっ!事情は分かった。説明ありがとな!なんかあったら聞かせてくれよ!」
慎太郎はそう言って教室に戻っていった。
さあ僕も教室に戻るか・・・
キーンコーンカーンコーン
今日一日分の授業が終わった。
授業と言っても夏休み初日なので2時間ほどで終わって朝に帰ることになっている。
じゃあいっそ今日を休みにすればいいのに・・・
そう思ってしまう自分がいた。
さて帰るとするか・・・
「ねえ鈴木!」
ん?この声は桜嵐か。
桜嵐三木。
このクラスでは美人な方で、いわゆる体育会系の女子だ。
体育はいつも成績よし。
しかし勉強はできないのでよく僕が勉強を教えている。
「なに?桜嵐さん?」
「だから三木でいいって!それよりさっ!あの噂ホント?」
あの噂?嫌な予感がする・・・
「鈴木と愛沢さんが付き合ってるっていう話。」
嫌な予感は的中した。
慎太郎・・・あの野郎みんなに話しやがったな・・・
慎太郎は昔からそういうところがある。
すぐ聞いた話をほかの人に言ってしまうのだ。
「で、ホントなの?」
僕はそう聞く桜嵐に向かって小さくうなずいた。
「わあっ!ホントだったんだ!いいこと聞いちゃったなあ・・・」
ああなんてことだ・・・
こんなにもすぐみんなにばれてしまうとは・・・
別に智佳と付き合ってることを隠したいというわけではないがもう少し時間が欲しかった。
「頼む!付き合ってることはみんなに言わないでくれるか!」
僕は桜嵐に頭を下げる。
「ん~どうしよっかな~」
桜嵐がニヤニヤした顔でこちらを見る。
「頼む!なんでもするから!」
僕は深く頭を下げそういった。
「いいよ。でも今度この前算数でやったとこ教えてね!」
桜嵐はそういって微笑んだ。
ふう・・・
桜嵐には黙ってもらうことになったが慎太郎め・・・何をしてるんだ・・・
僕はそう慎太郎への怒りを募らせながら帰りの支度をし始めた[/明朝体]