「ん〜、どうしようかな」
シープ研究所の所長、ブラックが、アニマルソードの安全性と、ガードをできるように改良しようと考えていた。
今までのアニマルソードは、レーザーだけでできていたため、攻撃を防ごうとしても、通り抜けてしまっていたのだ。
そこで、ブラックはこうした。
まず、アニマルソードに芯を通し、芯の周りにビームを出すことで、攻撃を防げると考えたのだ。
しかも、ビームを出す範囲も狭くなったため、持ち手部分にあるモーターも、オーバーヒートしにくくなったのである。
「ブラック、アニマルソード改良は終わった？」と、ワンがやってきた。
「早くしないと敵が忍び込んでくるかもしれない」
「ワン、大丈夫。敵が使っている古臭いアニマルソードだったら余裕で勝てる。だって威力も上げたし、能力も上げたから。」
しかし、研究所に、ダーク・アニマルの盗聴器が隠されていたのだった。