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百合が無理な人はご遠慮ください。

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カースト制度が厳しい世界で私達は

#3

ベール・ヒューイット

「大丈夫ですの?」

[漢字]盗賊[/漢字][ふりがな]ギャング[/ふりがな]がバタン、と倒れ、顔を出したのは。

「ベール、様?」
「あら、『様』なんてつけないでくださいます? 私も[漢字]王族[/漢字][ふりがな]クシャトリア[/ふりがな]ですけれども、ミーシャさんの方が位が高いのですから。というかミーシャさんは色無しですのね。名前は知っておりましたけれど、まさか色無しだったとは。……あ、別に嫌みではないのですわよ?」

ベールさんは見かけによらずお喋りだったようだ。
空気がどこか和やかになる。 

「私、色無しじゃないです! 光属性使えますっ! ……まあ、保護魔法と回復魔法ぐらいですけれど」
「あら、凄いですわね。白だったために色無しだと勘違いしてしまいましたわ。回復魔法は貴重ですのよ?」
「そっそうなんですの?」

私はベールさんの意外な言葉に目を丸くした。

「それから、ずっと座ったままですけれど、大丈夫ですの? そのままだと私も話しにくいですわ」
「足がずぅっと震えておりまして」
「じゃあ私の手を取ってください」
「そこまで言わなくても差し出してくれれば分かりますよ」

といえども、差し出してくれたベールさんの手を取る。

「見ず知らずなのに、助けてくださりありがとうございます」
「私は国家騎士ですから」
「通りで強いのですね」

正直茶番だが、それでも私はそんな彼女に好意を抱いていた。

作者メッセージ

2025/06/04 18:08

 天ノ川めお ID:≫ 9cVyjk.gqMrC2
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