私は綛田 美波！まぁ元々は里山 沙理なんだけどねー。訳ありで転生しました！
まぁ一個ずつ積み上げてきた16年間の思い出は崩れたんだけど、まいっか！
そうしてなんだかんだあって今は高校生なんだけど、前世の記憶は残ってるみたい。あの神？がわざとしたのかなーなんて思うんだけど、そこは気にしない！

綛田：えーっと、綛田美奈です！好きなことは話すこと！よろしくね！
みんな：[小文字]あの子可愛くね？それな！[/小文字]パチパチ👏
先生：はーい皆さん静かに！

こんな時に限って、私が前世飛び降りそうになったのを助けた先生が担任だ。
ま、前世よりは顔も可愛くなってるし、前世の私みたいに大雑把な性格でもない。ま、バレることはまずないだろう。

綛田：ん？あれは…。私の部活の後輩の[漢字]枩田[/漢字][ふりがな]まつだ[/ふりがな]さん？！（そういえば留年しちゃいそうとか言ってたな…）
枩田：綛田さーん
綛田：え、あ、どうしたの？
枩田：えっと、気にしなくていいんだけど、こっちきて！

そうやって彼女に案内されたのは、グラウンドの倉庫の中だった。
枩田：綛田さんがね、私の部活の先輩にそっくりで。懐かしくなっちゃった！
綛田：（いっていいのか…あの事とか。まぁ信じてくれないか！）そっか。
枩田：あーあ、なんでいきなり転向しちゃうんだろ。
転校、私は先生を庇って飛び降りてﾀﾋんだはずだ。なのになんで転校したことになってるんだろう。
綛田：あ、あー！それ風のうわさでは、そ、その先輩先生を庇ってﾀﾋんじゃったとか、ー？
　私は右上を向いて答えた。
枩田：綛田っさんって、、、もしかして、

　　　　　　　　[大文字]転生した里山先輩ですか？[/大文字]