幽霊、封じます。
私の家はお寺付きである。
正面に本館があり、私たちの血がつながっているもののみ入れる結界が横にある。
そこをすりぬけていくわけだが、その姿を見た人が幽霊だという噂を流し、観光客が絶えないのである。
出入りするところはあまり見られたくないもので、私は守護霊の力を借りて、部屋から飛び降り屋根の上を移動手段とするのだが、それもそれで観光客が増える原因となるのであった。
しかし、家から出ないわけにもいかない。
飛び降りるしかないのである。
「家に来てほしい」
友達から送られてきた短文。
私に送っただけあって霊関係ではないか、そう思いお札を5,6枚持って部屋から飛び降りた。
正面に本館があり、私たちの血がつながっているもののみ入れる結界が横にある。
そこをすりぬけていくわけだが、その姿を見た人が幽霊だという噂を流し、観光客が絶えないのである。
出入りするところはあまり見られたくないもので、私は守護霊の力を借りて、部屋から飛び降り屋根の上を移動手段とするのだが、それもそれで観光客が増える原因となるのであった。
しかし、家から出ないわけにもいかない。
飛び降りるしかないのである。
「家に来てほしい」
友達から送られてきた短文。
私に送っただけあって霊関係ではないか、そう思いお札を5,6枚持って部屋から飛び降りた。