永遠に終わらない日々 【過去の黒歴編】
「先生からお話です」
委員長が合図を出し、先生が話し始めた。
紫苑ちゃんには『この先いじめが酷くなる』
とか言われたけど、全然だな〜
「はい、今日はいじめについて話していきます」
先生は少し暗めに話し始め、教室が静かになった。
いや、偶然にもほどがあるでしょ..
「率直に聞きます。咲さんの机に落書きしたのはだれですか」
え、どゆこと?
咲ちゃん、、
そういえば紫苑ちゃん守るとかなんとか言ってたような..
、、うーんよく分からん
「正直に手を挙げて下さい。いじめは、人にあるまじき行為です!!」
...それでも誰も手を挙げることは無かった。
「、、分かりました。また朝礼で会いましょう。」
そう言って先生は教室から出ていった。
「あ、桜ちゃん。どしたの?」
何事も無かったかのようにニコニコと話しかけてきた
紫苑ちゃんは
、どこか狂気じみた目をしていた。