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貪欲と魔神

#4

3話 Let's go to the 魔王城

クロムはグラブを縄で縛った。


グラブ「何をするんだ?!!」

クロム「グラブさんを魔王軍にさしだすんです。そして僕は魔王軍に入ります。」

メタル「勇者様もひっでぇことをするんスねぇ……。」

クロム「王国側よりも魔王側についたほうが正しいと思うので。」



クロムはそんなこと思っていない。
魔王を後に裏切って、勝利を収めるつもりだ。
そしてグラブを王国に帰らせて、「勇者は王国側だ。裏切っていない。」と伝えさせる。
すべては彼の作戦だ。

メタルなら魔王城へのワープができるだろう。
ワープはどうやってするのかは知らないが、これで魔王城までの道をショートカットできる。

クロム「メタルくん。僕を魔王城に案内してください。」

メタル「了解っス!!」


メタルはポケットから小さな紙を取り出した。
小さな紙は床に置くと、1m²ほどの紙になった。
紙には魔法陣が描かれていた。

メタル「この紙に乗ったら魔王城に行けるっス。」

クロム「ありがとう、メタルくん。」

クロムは縛られたグラブを連れて魔法陣に乗った。
メタルも魔法陣に乗った。














クロム「ほぅ。ここが魔王城ですか。」

グラブ「ま、魔王城?!本当にあったのかよ!」

彼らは今、城のような場所のホールに居る。
おそらくここは本丸の中心だろう。
円の形をしたこの部屋の壁には、たくさんの道がある。
そして階段もある。

それより気になったのが、正面にある、大きな椅子。
おそらく魔王のものだろう。
椅子だけでも、とても何かを感じる。

魔王城は思っていた通り、黒がテーマの城だ。
だが、造りは我が王国や、その周辺の城と似ていて、想像していたものとは少し違った。




ザッ

メタルがひざまずいた。
椅子の奥には扉があり、扉の向こうから足音が聞こえる。

メタル「お待ちしておりました。魔王様。」


クロム(へぇ……。魔王ってホントにいたのか。)


扉を開けて、椅子に座ったのは立派な角が生えた男だった。


髪は白銀というよりかは、白髪で、とても長い髪だった。
髪などから老人の様に思えるが、顔はまだまだ若々しいし、とても立派な体つきをしている。

つまり年齢が分からないということだ。

睨みつけるような目。
漆黒に光った角。
とても大きなマント。

そんな魔王の姿がとても怖かった。









クロム「あなたが噂の魔王様ですね。」




恐怖に負けず、口を開いてみた。




魔王は答えた。













魔王「ウン。ボクは魔王。よろしくね☆」

作者メッセージ

魔王様?!!!!!

2025/05/28 16:41

自称様 ID:≫ 42xoxxSW3KMEM
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