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『のんびり魔王討伐旅、寄り道ばかりで進みません』

#9

第8話:「謎の依頼人ととある森の更に奥」

とある村に到着した!
「この街もでかいな〜!」
「たしかにね!ココで、どんなものを買おうかな〜」
「うぅ…あ、頭が…」
ユウは、頭を抱えたそんなユウ達の前に黒ずくめの男が現れ
「この地図の奥にある森を調べてほしい」
とだけ言い残し、報酬として大量の通貨を置いていった
「ここって…」
不審に思いながらも、森の中に行くことにした
「てか、さっきナギなんて言ったの?」
「…いや、何でもないよ。」
「何だ、ナギてっきりミレナの事、カワイイとか思ってたんでしょ」
「ち、違うし!この森って確か大妖精が居る所だったんじゃなかったけ?と思っただけだ」
「へ〜そうなんだ〜」
シエラが鹹かったように言った
「そんなお前こそユウのことかっこいいとかでも思ってんじゃないの?」
「…ウルチャイ!」
ナギは、ニヤニヤしているようだ
「てことは、ココは妖精の森ということで良いな」
(この依頼人、ただの人間じゃない気がするな)
「てか、ユウ。頭痛大丈夫?」
「うん!大丈夫大丈夫!…」
(いって〜)

                 〜妖精の森〜
この森は、普段おとなしいがなぜか、
「魔物がウジャウジャ居る。しかも、あのダンジョン同様瘴気で侵されてるな」
「毎回言うのめんどくさいから、瘴化しょうかとかどう?」
「瘴化か…良いんじゃないか」
その瞬間ユウが
【バタン!】
「ゆ、ユウ?」
ユウは頭を抱えて倒れている
「お、お前ら!」
ユウは、息が切れかけて話している
「さ、先にいけ!お前ら!」
「でも、ユウを置いていけない!」
「良いから…」
ユウは、力尽きた?
「ゆ、ユウ…」
「そ、そんな…私の蘇生魔法でも蘇生ができない…」
「とりあえず、先に急ぐぞ!」
ナギはシエラとミレナを担いで、森の奥に進んだ!

「はぁ…ココどこ?」
ユウは謎の白い空間にいた
「やぁやぁ」
「こ、この声は!最初に会った王様?」
「そうじゃ、名前言ってなかったな私は、ユニミシア・ベレシカス・フェスターだ!」
「フェスターさん、ここってどこですか?」
「ココは、幻覚の世界実際の君は森の中で倒れてる」
「で、この幻覚を見せたのは」
「私ではない、君だ!」
「え…!」
「君のスキルが暴走してるんだ」
「ココから抜け出す方法は?」
「わからん。」
「要するに、脱出不可能の場所からどうにか脱出しろと…」
「スキル…。あ!そうじゃスキルの進化だ!」
「???」
「スキルを進化させてこの空間をなくすのじゃ!」
「なるほど!…でもどう進化させるの?」
「そうだな…確か、昔の勇者は君と同じコピーの能力者はこの空間にいる奴をこの刀で刺せば良いとか」
「ほう、じゃあこの中から探すか!」
「そうじゃな、しかしこの広大な白い空間からどう探すのじゃ!時間がかかりすぎるワシを切れ!」
「しかし、もし切った場合どうなるんですか?」
「わからぬ。もしかしたら…」
「そ、そんな!」
「だから、ワシを切るのじゃ!悔いは無い!」
「く、クソ〜!」
ユウは、迷いに迷った結果取った行動とは!

森の最奥
「ここが、大妖精が居る場所!」
「…ユウ〜」
シエラは、泣きながら歩いてきた
「ユウさん、今までありがとうございました…」
「お前ら、いつまで悲しんでんだよ!ユウに失礼だろ!」
???「うふふ〜ん!」
「!誰だ!」
「私は、大妖精ルウメリア!」
「大妖精さん!」
「何だい?魔力が多すぎる娘」
「ユウに合わせてください!」
「…ユウと言う男は、まだ生きておるぞ」
???「検証は終わった」
「今度は、誰だ!」
するとさっきの依頼人の男が現れた
「私は、魔王の直属の悪魔軍の4番隊のディス=カムフレアと申します」
「悪魔軍まで来るのかよ!」
「ということで、情報は掴んだ帰宅させていただこうか」
???「ちょっと!まった〜!」
すると後ろの木の上から人のような黒い影が…
「だろうな…」
ナギが言った後シエラが
「ユウ〜!」
「おまたせ!こっちは、色々会ってね」
〜遡るほど十分前〜
「どうすれば良い?人に手を出したくない」
「ユウ、諦めろ。私を切りなさい」
ユウが、上を見上げた…すると、昔見た時代劇を思い出した
「お父さん〜」
「何だ?ユウ」
「この、お侍さん何で自分の腹を切ってるの?」
「ユウも難しい事聞くようになったな」
当時ユウは、小5絶賛子どもシーズン真っ最中の中夏休みの出来事
「腹を切って自分でやらかしてしまった事を、責任を果たすために自分が死ぬんだ」
「へ〜(わかってない)」

「わかりました、フェスターさん」
「ようやく、決まったか。さぁ、私を切れ!」
「じゃぁいきますよ」
ユウは刀を抜くと自分の腹を2つに切った
「…」
「…やっぱり君は、むちゃして。」
フェスターは、最後口で何かを言っている…確か
「さ・い・ご・に・あ・の・こ・た・ち・と・も・い・ち・ど・あ・い・た・い・な」
のような声が聞こえた気がしたまぁ、曖昧だから覚えてないけどするとココらへんで目が覚めた
「…彼奴等のもとにいかなきゃ!」
手を見てみると刀が会った
何だこの刀?まぁ、良い今日からこの刀は影喰かげばみだ!」
すると脳内で
【スキルコピー能力が消えて新スキル記憶写しメモリー・コピーが開放されました】

〜現在〜
「ユウ!死んでないの?」
「シエラ、俺が死んだらお前を守るのは、誰になるんだ?」
「…」
「てことで、倒させてもらうよ!嘘つき!」
「俺も、手伝うぞ!」
「私達も!」
「ちょこまかちょこまかと…俺は、昔の勇者パーティーの一人を倒したんだ焦るんでは無い!」
「そんなの、ただの偽りだろうな!」
「ユウ!私今からホワイトノヴァ打つよ!」
「お前ら!下がって欲しい!俺一人で勝つよ!」
「はぁ?アホなん?」
「まぁ、見てなって!」
ユウは刀を握ってディス=カムフレアの間合いに近づいた!
「!!!はっや!」
ナギは思わず口を滑らした
しかしディス=カムフレアは切られることなく回避した
「ち、外したか」
「貴様…まだ本気を出していないな!」
「あぁ、何ならまだスキルも発動してないよ」
「はぁ?アイツ何があったんだ?いくら何でもシエラの魔力ぐらいインフレしてるだろ!」
「ユウさん!コレ受け取って!」
【聖印・超戦気】
ユウのスピードと攻撃力が超上がった!
「行くぜ!」
するとディス=カムフレアの目の前に刀身があった!するとユウは切る前に何かを言いだした
「まさかあの詠唱って!」
シエラが答えた
「無にして、全を砕く光――今、ここに。ホワイトノヴァ!」
すると刃から白い光が出て相手に当たった!
「クッソ!斬撃飛ばしてくんのかよ!なら、こっちも」
「暗黒にして、無を治す闇――過去。ブラックノヴァ!」
するとユウに命中した
「よし、コレで倒せた…ってまじかよ!その構えって、古の勇者の仲間が使ってた!」
「そうだな!貴様が散々苦しめられた技」
【反射カウンター!】
「…痛かったぞ、お前の魔法!」
「…つ、伝えなきゃ…あのお方に」
するとアイツは、消えていった
「た、倒せたぞ〜!」
                                 第8話  完

2025/05/25 06:59

匿名Ma ID:≫ 04UnfZ3HeAGdQ
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