『のんびり魔王討伐旅、寄り道ばかりで進みません』
ユウは村に立ち寄り、休息がてら情報を集める。
「やぁやぁ旅人や」
「俺ですか?」
「そうだや、ちょっと困った事があってな」
(これって、ロールプレイングゲームでよくあるイベント的なやつか?)
「何だいお爺さん」
「最近な、森の奥に現れた魔物に困っているんじゃ。このモンスターの討伐依頼を掲示板に貼ってるんだが…誰もこんなじゃ。だから、どうかこの依頼受けてくれませんか?」
「そうだな、良いぜのった!しかし、交換条件がある、その報酬を少し減らす代わりにこの村に泊まらせてくれないか?」
「いいでしょう!」
【討伐依頼:森の主ファレタス】
「では、頼んだぞ〜!」
彼は,森の中を進んで行くと怪しげな爆発痕と斬撃痕があった
「何だこの痕?…魔力も感じる?」
???「ひゃはは〜!」
物凄い爆発音と斬撃音と共に何かが近づいてくる!
「くっ、来る!」
【バコ〜ン!】
女子?が飛び込んできた!
「うわぁぁぁぁ!」
ユウは、間一髪のところで水魔法を展開し水のクッションを作り出した
【ぼよぉ〜ん】
「たっ、助かった〜!てか、君すごいね!こんな便利な魔法使えて!」
「え?コレ、魔法学校とかで習う初級魔法の一つだけど…」
「えぇ〜!そうなの?でも、魔法は皆の憧れでもあるだから私は自由に使うのさ!」
「そうか、てかここらへんで木の形をしたモンスター見てない?」
「あ!見たよそれで私大事な帽子取られちゃったの」
「へ〜、そうなんや」
(ちぃ、コイツも俺に着いてくるのかよまぁ良いか…)
「じゃぁ一緒に倒しに行こうよ!」
「まぁ、お嬢ちゃんが困っているんだ助けようじゃないか!」
「つ、着いた!ココが、俗に言う【ボス部屋】」
「いやぁ~ココまで来るのに大変だったね〜」
「そりゃぁそうだよ!てか、あんたなぁ魔法使いなのに何で魔法が暴発すんだよ笑」
「しょうがないでしょ!私元々魔力多すぎて制御できないんでもん!」
「そこをなんとかしろよ!まぁ、今は攻めても仕方がないか。行くぞ!」
「了解!」
すると、古そうな木製の扉が開いた
【ギギギギギギィィイィ】
「死ぬなよ!」
「そっちこそ!」
【森の主:アルボラス】
「アルボラス?アルボルはスペイン語で木!」
「しかも、森の主だから流石に火属性が有利!でも…」
「でも何だ?」
ユウは、周りにいる雑魚モンスターを倒しながら問いかけた
「私、無属性魔法しか使えないんですも〜ん!」
【真っ白に!まっさらに!全部ふっとべぇぇぇ!!ホワイトノヴァ!!】
「はぁ?コレで詠唱判定に…」
次の瞬間だった!
【バッコ〜ン】
物凄い爆発がボスに直撃!爆発の瞬間、真っ白になることからホワイトノヴァと言う!
「えぇ、まじかよコレでもHPまぁまぁ残るのかよ…。いや待てよ!」
ユウは、シエラに
「少しだけ時間をくれ!」
「何分ですか?」
「10秒だ!何なら俺のこと守れるか?」
「良いよ!」
【真っ白バリアぁぁぁ!!ホワイトベール!】
「だから、詠唱ってもんはね…」
【ファぁん!】
「出るんかい!」
「えっへん!」
「でも、準備はできたぜ!」
すると、ユウは自分が持っている短剣を杖のように使って
【世界の理ことわり、ここに否定す。虚無より生まれし純白よ――すべてを飲み込み、砕け散れ。
ホワイトノヴァ!】
「コレが本当の詠唱じゃ!」
するとさっきの比にならないほどの爆発が起きた!
「だ、大丈夫ですか?こ、このままだと爆風がぶち当たりますよ!」
シエラが慌てていると
「そんな事もあろうかともう実は、バリア展開してま〜す!」
【世界のすべてを遮断せよ。白き帳とばり、万象を閉ざす盾となれ。ホワイトベール!】
【ファンファン!】
「おぉ、すごい!すごいよユウ!」
「どうだコレが俺のスキルさ!」
【アルボラス討伐】
村に帰り、おじいちゃんから報酬をいただく
「いやぁ~、ありがとうございます」
「いいえ、お気になさらず」
「では、コレが例の報酬です!」
【400ゼルを入手した(現実換算で20万程度)】
「それに付け加えて、コレも差し上げましょう」
【調合のツボを入手した】
「それは、この本に書いてあるものをツボの中に入れておくと1日ほどで、アイテムにひと変わりするものです」
「なるほどな!では、私はここらで!」
「ゆっくりしていかないのかね?」
「ちょっと約束があるので!」
「よっす!」
中央広場に座っていたシエラに話しかけた
「で、話ってなんだ?」
「それは、君のパーティーに入れてほしいの!」
「はぁ?」
少し呆れた顔で答えた
「私が加わるともっと楽しくなるぞ!」
「……やめとけ、俺の旅は静かで平和なんだ」
「じゃあなおさら!あたしがいれば賑やかで最高じゃん!」
ユウ、諦め顔でため息を着いた
「仕方ねえな、着いてこい!」
「よっしゃ!」
こうして、"最凶のポンコツ魔法使いシエラ”が仲間になったのである
第二話 完
「やぁやぁ旅人や」
「俺ですか?」
「そうだや、ちょっと困った事があってな」
(これって、ロールプレイングゲームでよくあるイベント的なやつか?)
「何だいお爺さん」
「最近な、森の奥に現れた魔物に困っているんじゃ。このモンスターの討伐依頼を掲示板に貼ってるんだが…誰もこんなじゃ。だから、どうかこの依頼受けてくれませんか?」
「そうだな、良いぜのった!しかし、交換条件がある、その報酬を少し減らす代わりにこの村に泊まらせてくれないか?」
「いいでしょう!」
【討伐依頼:森の主ファレタス】
「では、頼んだぞ〜!」
彼は,森の中を進んで行くと怪しげな爆発痕と斬撃痕があった
「何だこの痕?…魔力も感じる?」
???「ひゃはは〜!」
物凄い爆発音と斬撃音と共に何かが近づいてくる!
「くっ、来る!」
【バコ〜ン!】
女子?が飛び込んできた!
「うわぁぁぁぁ!」
ユウは、間一髪のところで水魔法を展開し水のクッションを作り出した
【ぼよぉ〜ん】
「たっ、助かった〜!てか、君すごいね!こんな便利な魔法使えて!」
「え?コレ、魔法学校とかで習う初級魔法の一つだけど…」
「えぇ〜!そうなの?でも、魔法は皆の憧れでもあるだから私は自由に使うのさ!」
「そうか、てかここらへんで木の形をしたモンスター見てない?」
「あ!見たよそれで私大事な帽子取られちゃったの」
「へ〜、そうなんや」
(ちぃ、コイツも俺に着いてくるのかよまぁ良いか…)
「じゃぁ一緒に倒しに行こうよ!」
「まぁ、お嬢ちゃんが困っているんだ助けようじゃないか!」
「つ、着いた!ココが、俗に言う【ボス部屋】」
「いやぁ~ココまで来るのに大変だったね〜」
「そりゃぁそうだよ!てか、あんたなぁ魔法使いなのに何で魔法が暴発すんだよ笑」
「しょうがないでしょ!私元々魔力多すぎて制御できないんでもん!」
「そこをなんとかしろよ!まぁ、今は攻めても仕方がないか。行くぞ!」
「了解!」
すると、古そうな木製の扉が開いた
【ギギギギギギィィイィ】
「死ぬなよ!」
「そっちこそ!」
【森の主:アルボラス】
「アルボラス?アルボルはスペイン語で木!」
「しかも、森の主だから流石に火属性が有利!でも…」
「でも何だ?」
ユウは、周りにいる雑魚モンスターを倒しながら問いかけた
「私、無属性魔法しか使えないんですも〜ん!」
【真っ白に!まっさらに!全部ふっとべぇぇぇ!!ホワイトノヴァ!!】
「はぁ?コレで詠唱判定に…」
次の瞬間だった!
【バッコ〜ン】
物凄い爆発がボスに直撃!爆発の瞬間、真っ白になることからホワイトノヴァと言う!
「えぇ、まじかよコレでもHPまぁまぁ残るのかよ…。いや待てよ!」
ユウは、シエラに
「少しだけ時間をくれ!」
「何分ですか?」
「10秒だ!何なら俺のこと守れるか?」
「良いよ!」
【真っ白バリアぁぁぁ!!ホワイトベール!】
「だから、詠唱ってもんはね…」
【ファぁん!】
「出るんかい!」
「えっへん!」
「でも、準備はできたぜ!」
すると、ユウは自分が持っている短剣を杖のように使って
【世界の理ことわり、ここに否定す。虚無より生まれし純白よ――すべてを飲み込み、砕け散れ。
ホワイトノヴァ!】
「コレが本当の詠唱じゃ!」
するとさっきの比にならないほどの爆発が起きた!
「だ、大丈夫ですか?こ、このままだと爆風がぶち当たりますよ!」
シエラが慌てていると
「そんな事もあろうかともう実は、バリア展開してま〜す!」
【世界のすべてを遮断せよ。白き帳とばり、万象を閉ざす盾となれ。ホワイトベール!】
【ファンファン!】
「おぉ、すごい!すごいよユウ!」
「どうだコレが俺のスキルさ!」
【アルボラス討伐】
村に帰り、おじいちゃんから報酬をいただく
「いやぁ~、ありがとうございます」
「いいえ、お気になさらず」
「では、コレが例の報酬です!」
【400ゼルを入手した(現実換算で20万程度)】
「それに付け加えて、コレも差し上げましょう」
【調合のツボを入手した】
「それは、この本に書いてあるものをツボの中に入れておくと1日ほどで、アイテムにひと変わりするものです」
「なるほどな!では、私はここらで!」
「ゆっくりしていかないのかね?」
「ちょっと約束があるので!」
「よっす!」
中央広場に座っていたシエラに話しかけた
「で、話ってなんだ?」
「それは、君のパーティーに入れてほしいの!」
「はぁ?」
少し呆れた顔で答えた
「私が加わるともっと楽しくなるぞ!」
「……やめとけ、俺の旅は静かで平和なんだ」
「じゃあなおさら!あたしがいれば賑やかで最高じゃん!」
ユウ、諦め顔でため息を着いた
「仕方ねえな、着いてこい!」
「よっしゃ!」
こうして、"最凶のポンコツ魔法使いシエラ”が仲間になったのである
第二話 完