『のんびり魔王討伐旅、寄り道ばかりで進みません』
準決勝、ユウ&ナギ vs 音速の剣士リオンが開幕。
「いよいよだな…」
「そうだなユウ…」
観客の声が聞こえる中ユウとナギはコロシアムの中に入った!
【準決勝の開幕だ!】
ユウは観客席に手を振りながら入場してきた
ナギはあまり乗り気じゃなさそうだ
【伝説の一試合になるかもな!西側、ユウ&ナギ!】
観客いや、会場はものすごい声援に包まれた
【対する東側、「音速の剣士」リオン!】
リオンの声援は、俺達の声援を上回ったように聞こえた
「よろしくね、ユウくんとナギくん。君たち何歳?」
「俺達は、19歳だよ」
「えっ、俺より年上かよ。俺は18歳」
十八歳はエルナと同じだとふとユウは考えた
「良いバトルしような」
ナギが言うとリオンは
「いい試合ね…」
【では、レディー!ファイト!】
するとリオンは
「僕のスピードについてこられるかな?」
するとリオンの体を直視できないほどの速さで動き始めた
「はっや!」
ナギはリオンのスピードを目で追うので精一杯だ
一方ユウは
「…コピー完了!」
「ユウ、バカ!」
「はい?誰が馬鹿じゃ!」
「アイツの服見てただろ!胸元に」
「…魔王軍のマーク!」
「そうだ、多分アイツは身体改造かなんかされて動けてる。お前がやったら体が持たね〜よ」
「確かにな」
「何呑気に話してんの!」
リオンの剣から風圧ソニックブームが出た
「危ない!」
ナギはユウをかばい場外にふっとばされた
【なんと、開始1分でナギが脱落!】
「まじかよ!」
「遅いな、ユウ!」
「ユウたちに伝えなきゃ!」
???「おっと、ちょっとまってくれるかな?」
家の屋根を見ると魔王軍のマーク入のマントを被っている人がいる
「コロシアムには行かせないよ!」
「ちょ、戦いたくないのに!」
「シエラ!ミレナ!1分だけ時間を稼げ!」
「ちょっと!私がリーダー!」
嫌々ながらもシエラはミレナ一緒に時間を稼ぐことにした!
「こっちだよ!」
シエラに斬りかかろうとした時、シエラは
【響け、無の咆哮——《ブランク・インパルス》!】
相手をふっとばした
「ミレナ!」
「わかりました!」
【マズルライト】
「う、目が見えない!」
「少しだけ大人しくしてもらいますよ!」
「エルナ!」
「指図すんな!でも、悪くないな!ユウとか言うやつはよ!」
【電気麻酔弾エレキショック弾】
「少し、眠ってもらうぜ!」
「さあ、先にいこう!」
「おい、おい!ユウ大丈夫か?」
「大丈夫だ!リオン!」
(ち、コイツスピードが早すぎて相殺が間に合わね!)
【は、早すぎる!コレは、何が起こってるんだ?】
ユウは考えたこの状況を打破する最善策は無いのかと
「ユウ!そんなにぼ〜と立って居たら防御ができないよ!」
「!それだ!」
するとユウは
「君の能力コピーさせていただくよ!」
【コピー!音圧】【コピー!鋼化】
観客席に来たナギが
「ユウ、アイツむちゃしやがって!」
するとユウは、リオンのスピードに付いてこれる様になった!
「…成長力が異次元だな!ユウ!」
「魔王軍の手先でなんか言ってるよ!」
「は?俺は…ただ魔王軍に家族を人質に取られ、協力を強いられていただけだ!」
「そうなのか…でもな。お前の速さに、迷いがある。それじゃ──誰も守れねぇよ」
「う!」
するとユウは、リオンの剣を叩き落とし勝負あり!
「ユウ!って倒し終わってる…」
【勝者ユウ&ナギ決勝進出!…すいませんまちがえました!ユウ&ナギ優勝!】
「えっ!」
【準優勝のチームが棄権したので!】
こうしてユウ達は、見事コロシアムで優勝したのである!
「ユウ!おめでとう!てか、この裏で関わっている人わかったよ!」
すると後ろからリオンがついて来た
「ユウさん、さっきはすいません。」
「気にすんな!お前の剣術は強いんだから良いんだよ!」
「でも、人を守れる剣になりたい!」
「速さだけじゃなく、大切なものを守れる力。…一緒に、探していこうぜ」
リオンは風に揺れるマントを翻し、笑ってうなずく
そして旅立つ一行の背中に、夕陽が差し込む――
第13話 完
「いよいよだな…」
「そうだなユウ…」
観客の声が聞こえる中ユウとナギはコロシアムの中に入った!
【準決勝の開幕だ!】
ユウは観客席に手を振りながら入場してきた
ナギはあまり乗り気じゃなさそうだ
【伝説の一試合になるかもな!西側、ユウ&ナギ!】
観客いや、会場はものすごい声援に包まれた
【対する東側、「音速の剣士」リオン!】
リオンの声援は、俺達の声援を上回ったように聞こえた
「よろしくね、ユウくんとナギくん。君たち何歳?」
「俺達は、19歳だよ」
「えっ、俺より年上かよ。俺は18歳」
十八歳はエルナと同じだとふとユウは考えた
「良いバトルしような」
ナギが言うとリオンは
「いい試合ね…」
【では、レディー!ファイト!】
するとリオンは
「僕のスピードについてこられるかな?」
するとリオンの体を直視できないほどの速さで動き始めた
「はっや!」
ナギはリオンのスピードを目で追うので精一杯だ
一方ユウは
「…コピー完了!」
「ユウ、バカ!」
「はい?誰が馬鹿じゃ!」
「アイツの服見てただろ!胸元に」
「…魔王軍のマーク!」
「そうだ、多分アイツは身体改造かなんかされて動けてる。お前がやったら体が持たね〜よ」
「確かにな」
「何呑気に話してんの!」
リオンの剣から風圧ソニックブームが出た
「危ない!」
ナギはユウをかばい場外にふっとばされた
【なんと、開始1分でナギが脱落!】
「まじかよ!」
「遅いな、ユウ!」
「ユウたちに伝えなきゃ!」
???「おっと、ちょっとまってくれるかな?」
家の屋根を見ると魔王軍のマーク入のマントを被っている人がいる
「コロシアムには行かせないよ!」
「ちょ、戦いたくないのに!」
「シエラ!ミレナ!1分だけ時間を稼げ!」
「ちょっと!私がリーダー!」
嫌々ながらもシエラはミレナ一緒に時間を稼ぐことにした!
「こっちだよ!」
シエラに斬りかかろうとした時、シエラは
【響け、無の咆哮——《ブランク・インパルス》!】
相手をふっとばした
「ミレナ!」
「わかりました!」
【マズルライト】
「う、目が見えない!」
「少しだけ大人しくしてもらいますよ!」
「エルナ!」
「指図すんな!でも、悪くないな!ユウとか言うやつはよ!」
【電気麻酔弾エレキショック弾】
「少し、眠ってもらうぜ!」
「さあ、先にいこう!」
「おい、おい!ユウ大丈夫か?」
「大丈夫だ!リオン!」
(ち、コイツスピードが早すぎて相殺が間に合わね!)
【は、早すぎる!コレは、何が起こってるんだ?】
ユウは考えたこの状況を打破する最善策は無いのかと
「ユウ!そんなにぼ〜と立って居たら防御ができないよ!」
「!それだ!」
するとユウは
「君の能力コピーさせていただくよ!」
【コピー!音圧】【コピー!鋼化】
観客席に来たナギが
「ユウ、アイツむちゃしやがって!」
するとユウは、リオンのスピードに付いてこれる様になった!
「…成長力が異次元だな!ユウ!」
「魔王軍の手先でなんか言ってるよ!」
「は?俺は…ただ魔王軍に家族を人質に取られ、協力を強いられていただけだ!」
「そうなのか…でもな。お前の速さに、迷いがある。それじゃ──誰も守れねぇよ」
「う!」
するとユウは、リオンの剣を叩き落とし勝負あり!
「ユウ!って倒し終わってる…」
【勝者ユウ&ナギ決勝進出!…すいませんまちがえました!ユウ&ナギ優勝!】
「えっ!」
【準優勝のチームが棄権したので!】
こうしてユウ達は、見事コロシアムで優勝したのである!
「ユウ!おめでとう!てか、この裏で関わっている人わかったよ!」
すると後ろからリオンがついて来た
「ユウさん、さっきはすいません。」
「気にすんな!お前の剣術は強いんだから良いんだよ!」
「でも、人を守れる剣になりたい!」
「速さだけじゃなく、大切なものを守れる力。…一緒に、探していこうぜ」
リオンは風に揺れるマントを翻し、笑ってうなずく
そして旅立つ一行の背中に、夕陽が差し込む――
第13話 完