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『のんびり魔王討伐旅、寄り道ばかりで進みません』

#12

第12話:「闘技場の轟きと、影に潜む謎」

宿を後にし、ある街「ベレクト」で、大規模な闘技大会が開催されるという噂を耳にしたユウたち。
優勝者には「勝ち残れば莫大な賞金」「土地」などが与えられる。
「だってよ」
「ユウ、出てきなよ!賞金ザックザク手に入れようよ」
「じゃぁナギくんも!」
「シエラ達は、失踪事件の調査よろしくな!俺とナギは行ってくるよ!」
ユウとナギは興味と報酬に釣られて出場を決意。
シエラ・ミレナ・エルナの3人は、大会の裏側で失踪事件が起きているという情報を追い、別行動を取る。

「エントリーしますか?」
「イエスだ!」
「かしこまりました。エントリー番号625、627さんがエントリーしました!まっすぐゲートをお進みください!」
ユウとナギがゲートをまっすぐ抜けると陽の光に照らされ辺り一面人がいた
「すげ〜!人でいっぱいだな」
「そうだな」
「てか、このコロシアムデュオ以上でも来てもOKだったから良かったな」
「そうだな…てか第一回戦は、デュオらしいな」
【第一回戦西側の入口から出てくるのは、最凶パーティーのユウとナギだ〜!】
会場には熱狂の渦と声援で包まれている
【対する東側からは、元魔王軍のヴァルゼ&ゾルト!】
こちらも熱狂の渦と声援で包まれた
「ゲ、彼奴等かよ!」
「ヴァルザ様!ナギとユウですよ」
「彼奴等かよ!」
「久しぶりだな…ヴァルザ!」
「ユウ!あの小娘は何処行った?」
「アイツは、依頼をって!てか、お前何で生きてんだよ!」
「ゾルト説明してやれ!」
「実はな、あの時当たるスレスレでデュアルドアを使って逃げたんだよ。その後は、瘴気軍首になってココまで来たよ!」
”詳しくは第五話をチェック!”
【では、レディー!ファート!】
ユウが鞘から刀を抜こうとした時ナギが前に出てきた
「ゾルトは、俺に任せとけ」
「あぁ、ありがとな!」
ユウは、ヴァルザの方に走っていった!
「良いのか?陰陽師。またあの時と同じようにしてやるぞ!」
「陰陽師?そんな時も会ったな!今はゴリゴリの”格闘家だ!”」
するとナギは、何かを言い出した
「青龍・白虎・朱雀・玄武・勾陳・帝台・文王・三台・玉女」
すると地面から魔法陣?のようなものが現れ、その式神が出てきた
「な、何だコレは?」
「コレは、俺の最強の切り札”魂牙・終天衝しゅうてんしょう”」
「こんなの、防御魔法で!」
ナギの拳が青に包まれゾルトに拳が飛んでくる
『ぱりー!』
「な、防御無視だと!」
ゾルトに名中
「恨みは果たしたぜ!」

一方シエラ達は闘技大会の影で街の住人が「無言で姿を消す」事件が多発。
シエラたちは盗賊から聞き出した情報を元に、地下の通路を調査。
「この先に、何があるの?」
「姉さまどうします?」
「つべこべ言わずに行くぞ」
そこで見つけたのは「闘技場に繋がる魔法装置」と「人間の精神を抜き取る儀式痕」。
「この装置は…あの時の店主が持っていた魔具!」
”詳しくは第3話をチェック!”
「…テレポータ?闘技場行きのやつだ」
「しかも、この儀式なんですか?」
シエラの胸ポケットからネフィが出てきて
「それは、堕天使特有の儀式だよ〜」
エルナはそれを聞き何かに気づいた
「堕天使軍!」
「えっ!四災の瘴気軍・悪魔軍以外の軍のこと?」
「そうだよ、魔王がお気に入りで5人で勇者のパーティーを蹴散らしたんだ」
「まじかよ!今すぐユウとナギに伝えなきゃ!」
シエラ達は、コロシアムへ急いだ!

「ヴァルザ、もう一回同じことさせてやるよ!」
「同じ手は乗らんぞ!」
【腐食の牙】
「効かん効かん!体制はゲットしているぞ!」
「マジか!」
【大腐食の鉄槌!】
上から拳が降ってくる!
「避けることはほぼ不可能!」
「流石に無理か?」
【反射!】
しかし、ユウはぶっ飛ばされた!
「無理か!」
「無理無理!俺様でも耐えることのできない技を貴様が耐える事はできない!」
「…言ったな!」
ヴァルザもなにか察した
「あ。」
【大腐食の鉄槌!】
「…どうしよう」
『ばこ〜ん!』
【第一試合ユウ、ナギペアの勝利!】

なんとユウとナギが準決勝まで進出
「次の相手は、あの有名のソニックブーム使いだってよ」
「あぁ、確か**「音速の剣士」リオン・フェルガード**。」
闘技場に響くソニックブームの爆音。リオンの圧倒的なスピードに観客が驚愕。
ユウは「何か似た匂い」を感じ取り、ただの戦い以上のものを直感する。
試合開始と同時に、シエラたちが「闘技場を利用した魔王軍の実験」を突き止め、急ぎ伝えに走る。
                          第12話  完

作者メッセージ

次回

「音速の誓いと、共に歩む道」

2025/06/05 20:15

匿名Ma ID:≫ 04UnfZ3HeAGdQ
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