『のんびり魔王討伐旅、寄り道ばかりで進みません』
ユウ達は、小さな辺境の村「カゼリア村」に立ち寄る。
村では近くの峠道で頻発する盗賊被害に悩まされており、護衛依頼を受ける。
「隣の娘に会いたくてどうか護衛してくれませんか?」
「良いですよおばあちゃん!」
【ミッション・隣村の娘に会いたくて】
「シエラ達?」
「どうしたのユウ?」
「昨日の宿は、どうだった?」
「私は、楽しかったよ〜」
ネフィがシエラの周りを激しく飛んでいる
「私達は、特に問題はなかったですよ」
「そうだな…ユウ、実はお前に隠してたことがあるんだ」
ナギの顔を見ると目の下にはクマができていた
「…だ、大丈夫?」
「実は俺、転生者なんだ!」
「まぁ、大体予想は付いてたけどな」
「へ?」
「俺のスキルのお陰で君の記憶を脳内で少しだけ拝見させていただいたからさ!」
「変態かよ」
ナギは少し笑いながら言った
5分ぐらい歩き続けた頃の話だったユウたちが盗賊に囲まれた
「へいへい、お姉さんたち金出しな!」
「今出したら、命だけは助けてやるぞ」
「お兄さんがたもだ!金出せ」
が、次の瞬間——
『バーン!』
木の上から超遠距離の精密射撃で盗賊を一網打尽にする謎の人物が居た
???「ふ…あの旅人達にバレてないな」
「バレてるぞ」
???「え!」
すると木の上に居た少女は足を滑らして草むらに真っ逆さま
「だ、大丈夫ですか?」
ミレナが尋ねると
「だ、大丈夫だ」
「さっきは、ありがとうな」
「…当然の結果だ。私はエルナ=レヴィアよろしく。それじゃあ」
エルナは立ち去った
「何だアイツ」
「まぁ、依頼を続けましょう」
ユウ達は分け合って盗賊団のアジト前にいる
理由は、通り道が2つあって1つ目が山を迂回するルート2つ目が山を突っ切るルート
近いのは圧倒的2つ目だが、盗賊団のアジト前を通る
あばあちゃんがなるべく近い道が良いとのことだったので2つ目の道を選ぶことにした
???「ち、何でお前らが居るんだよ」
エルナだ!エルナは盗賊団の討伐依頼を受けてココに来たらしい
「こっちのセリフだ、エルナ!」
ナギが反発した
「ココは、危ないさっさと行くんだな。別に怖いから付いてきてって思ってるんじゃないからな」
エルナは口を尖らせながら言った
「しょうがないな」
四人はエルナに付いていくことにした
〜アジト内部〜
???「おい、おい!侵入者が来たぞしかも5人中3人が女だ!」
「ボス〜どうします?」
「とりあえず、○せ!」
部下が一斉に襲いかかってきた
「ユウ!ココは、俺とミレナに任せておけ!」
「わかった!」
ユウとシエラ、エルナがボスの方に走った
「おう…来たか、俺は《鋼のレグナート》通称シデレア・レグナートだ」
「ボスが、自己紹介か笑える〜」
ユウが、少しからかった
「アホか!」
エルナが少しツッコんだ
「煽るときは、もっと〈やーいお前の脳内クソゴリガ〜〉」(ゴリガーとは、モグラの見た目でゴリラ並みのパワーがある魔物)
「だめだよー!そんな事いいたら。ね〜ゴリガーさん」
「お前ら〜!まじで潰すぞ」
そうすると、ユウの上から拳が降ってきたが
【反射!】
それをカウンターで反射してしまう
「…効かないな!そんな弱い攻撃!」
「う、嘘!ユウのカウンターでダメージを受けてない!」
「おい、シエラ戦闘に集中しろ」
エルナは担いでた布を外しスナイパーのような物を取り出した
「コレはな、内のじいちゃんが作ってくれた最高傑作、自身の魔力、魔法を弾丸として発射できる」
【火炎貫弾かえんつうだん】
相手の腕を炎の弾が貫いた
「いって〜!」
「おい!シエラ!打て!」
「わかってるよ!」
【この拠点ごとぶっ飛ばす一撃を!ホワイト…ノヴァ!!!!】
「そんなので詠唱判定になってるわけ…」
するとエルナの横をホワイトノヴァが通り過ぎる!
「へ?」
すると鋼のレグナートの鋼は一瞬にして消え去った
「ユウ!」
影喰を持ったユウが、振りかざして
【火炎貫斬かえんつうざん】
炎の刃が相手を切り倒した
戦闘後、エルナがユウに
「ま、アタシがいなかったら全滅だったでしょ」
と言うが、照れ隠し
村に戻って報酬をもらった後、エルナは一人立ち去ろうとする。
そこへシエラが
「仲間になっちゃえば?ユウ、言ってやりなよ!」
と軽くユウの背中を押す。
「君の腕、また借りたい」
と真剣に言うと、エルナは少し赤面しながら
「べ、別にあんたたちの役に立てるなら…悪くないってだけよ!」
こうしてエルナが正式に仲間になる!
【エルナが仲間に加わった!】
第10話 完
村では近くの峠道で頻発する盗賊被害に悩まされており、護衛依頼を受ける。
「隣の娘に会いたくてどうか護衛してくれませんか?」
「良いですよおばあちゃん!」
【ミッション・隣村の娘に会いたくて】
「シエラ達?」
「どうしたのユウ?」
「昨日の宿は、どうだった?」
「私は、楽しかったよ〜」
ネフィがシエラの周りを激しく飛んでいる
「私達は、特に問題はなかったですよ」
「そうだな…ユウ、実はお前に隠してたことがあるんだ」
ナギの顔を見ると目の下にはクマができていた
「…だ、大丈夫?」
「実は俺、転生者なんだ!」
「まぁ、大体予想は付いてたけどな」
「へ?」
「俺のスキルのお陰で君の記憶を脳内で少しだけ拝見させていただいたからさ!」
「変態かよ」
ナギは少し笑いながら言った
5分ぐらい歩き続けた頃の話だったユウたちが盗賊に囲まれた
「へいへい、お姉さんたち金出しな!」
「今出したら、命だけは助けてやるぞ」
「お兄さんがたもだ!金出せ」
が、次の瞬間——
『バーン!』
木の上から超遠距離の精密射撃で盗賊を一網打尽にする謎の人物が居た
???「ふ…あの旅人達にバレてないな」
「バレてるぞ」
???「え!」
すると木の上に居た少女は足を滑らして草むらに真っ逆さま
「だ、大丈夫ですか?」
ミレナが尋ねると
「だ、大丈夫だ」
「さっきは、ありがとうな」
「…当然の結果だ。私はエルナ=レヴィアよろしく。それじゃあ」
エルナは立ち去った
「何だアイツ」
「まぁ、依頼を続けましょう」
ユウ達は分け合って盗賊団のアジト前にいる
理由は、通り道が2つあって1つ目が山を迂回するルート2つ目が山を突っ切るルート
近いのは圧倒的2つ目だが、盗賊団のアジト前を通る
あばあちゃんがなるべく近い道が良いとのことだったので2つ目の道を選ぶことにした
???「ち、何でお前らが居るんだよ」
エルナだ!エルナは盗賊団の討伐依頼を受けてココに来たらしい
「こっちのセリフだ、エルナ!」
ナギが反発した
「ココは、危ないさっさと行くんだな。別に怖いから付いてきてって思ってるんじゃないからな」
エルナは口を尖らせながら言った
「しょうがないな」
四人はエルナに付いていくことにした
〜アジト内部〜
???「おい、おい!侵入者が来たぞしかも5人中3人が女だ!」
「ボス〜どうします?」
「とりあえず、○せ!」
部下が一斉に襲いかかってきた
「ユウ!ココは、俺とミレナに任せておけ!」
「わかった!」
ユウとシエラ、エルナがボスの方に走った
「おう…来たか、俺は《鋼のレグナート》通称シデレア・レグナートだ」
「ボスが、自己紹介か笑える〜」
ユウが、少しからかった
「アホか!」
エルナが少しツッコんだ
「煽るときは、もっと〈やーいお前の脳内クソゴリガ〜〉」(ゴリガーとは、モグラの見た目でゴリラ並みのパワーがある魔物)
「だめだよー!そんな事いいたら。ね〜ゴリガーさん」
「お前ら〜!まじで潰すぞ」
そうすると、ユウの上から拳が降ってきたが
【反射!】
それをカウンターで反射してしまう
「…効かないな!そんな弱い攻撃!」
「う、嘘!ユウのカウンターでダメージを受けてない!」
「おい、シエラ戦闘に集中しろ」
エルナは担いでた布を外しスナイパーのような物を取り出した
「コレはな、内のじいちゃんが作ってくれた最高傑作、自身の魔力、魔法を弾丸として発射できる」
【火炎貫弾かえんつうだん】
相手の腕を炎の弾が貫いた
「いって〜!」
「おい!シエラ!打て!」
「わかってるよ!」
【この拠点ごとぶっ飛ばす一撃を!ホワイト…ノヴァ!!!!】
「そんなので詠唱判定になってるわけ…」
するとエルナの横をホワイトノヴァが通り過ぎる!
「へ?」
すると鋼のレグナートの鋼は一瞬にして消え去った
「ユウ!」
影喰を持ったユウが、振りかざして
【火炎貫斬かえんつうざん】
炎の刃が相手を切り倒した
戦闘後、エルナがユウに
「ま、アタシがいなかったら全滅だったでしょ」
と言うが、照れ隠し
村に戻って報酬をもらった後、エルナは一人立ち去ろうとする。
そこへシエラが
「仲間になっちゃえば?ユウ、言ってやりなよ!」
と軽くユウの背中を押す。
「君の腕、また借りたい」
と真剣に言うと、エルナは少し赤面しながら
「べ、別にあんたたちの役に立てるなら…悪くないってだけよ!」
こうしてエルナが正式に仲間になる!
【エルナが仲間に加わった!】
第10話 完